雲仙は元来「温泉」と書いて「うんぜん」と読まれていた歴史を持つ地域です。そのお湯は硫黄を含んだ強い酸性泉で温泉療法が盛んなヨーロッパでも見られない温泉です。
日本では草津温泉のお湯とよく似ています。
泉質は、酸性硫化水素泉、含硫化水素酸性みょうばん泉、緑ばん泉と言い、一般的には硫黄泉と呼ばれます。
硫黄、つまり強い酸性なので殺菌効果があります。湿疹やしもやけ、切傷などの皮膚病全般に効果があります。また美肌効果もあり、その他、慢性のリウマチ、糖尿病、神経痛、筋肉痛、関節痛、疲労回復、健康増進にも適していると言われています。