海を渡る蝶・アサギマダラ!彼らを惹きつけた秘密とは?
2,000kmを旅する奇跡の蝶、アサギマダラが今秋も姿を見せてくれました!なぜ彼らはこの場所を選ぶのか?その秘密のカギを握る「ヒヨドリバナ」と、冬のアウトドアの魅力をお届けします!!
みなさま、こんにちは! 東大阪市立野外活動センター by RECAMPです。
生駒山の木々が色づき、冬の足音が聞こえてくる今日この頃。 当センターを賑わせていた「空飛ぶ小さな冒険家たち」が、ついに次の目的地へと旅立ちました。
そう、アサギマダラです!🦋✨
今年も、あざやかな浅葱色(あさぎいろ)の羽を広げ、私たちの目の前で優雅なダンスを見せてくれました。 「また会おうね!元気でね!」 スタッフ一同、南の空へ向かって全力でエールを送りました👋
今回は、そんな彼らの「壮大な旅」と、なぜ彼らが「この場所(野外活動センター)」を選んで降り立ったのか? そのワクワクする秘密を解き明かします!
想像してみてください。 手のひらに乗るほどの小さな蝶が、ここ大阪から、遥か彼方の沖縄、台湾、そして中国本土まで飛んでいく姿を……!
その距離、なんと最大で2,000キロメートル以上!!✈️ 地図で見ても気が遠くなるような距離を、彼らは自らの羽だけで渡り切るのです。まさに生命の神秘、奇跡のスタミナですよね。
旅の途中、彼らはエネルギー補給のために休憩します。 でも、どこでも良いわけではありません。彼らには「どうしても外せない大好物」があるのです。
それが、当センターの場内に咲き乱れる「ヒヨドリバナ(鵯花)」です!🌼
実は当施設の場内は、アサギマダラが大好きなヒヨドリバナの宝庫なんです。
この花の蜜には、彼らが旅をするための栄養はもちろん、オスがメスにプロポーズするための「フェロモン」の材料になる成分が含まれています。 つまり、アサギマダラにとってここは、最高の栄養ドリンクと恋のパワーをチャージできる、スーパー休憩スポットだったのです!💪✨
「あそこに行けば、最高のヒヨドリバナがあるぞ!」 そんな噂が蝶たちの間で広まっているのかもしれませんね(笑)
自然豊かな生駒山の環境を守り続けてきたからこそ、今年も彼らに「選ばれる場所」であれたことを誇りに思います。
冒険家たちは旅立ちましたが、センターの楽しみはこれからが本番です!
空気がキリッと澄み渡る冬こそ、「絶景の夜景」が一番キラキラと輝く季節✨🌃
虫も少なく、焚き火の炎が心に染み渡る……そんな「冬キャンプ」のシーズン到来です。
アサギマダラがたっぷりエネルギーをチャージしたこのパワースポットで、今度は皆さんが、美味しいキャンプ飯と絶景でエネルギーチャージしませんか?
来年の秋、またヒヨドリバナが咲く頃に、彼らは必ず帰ってきます。 それまでは、人間たちが思いっきりこの自然を遊び尽くしましょう!
スタッフ一同、皆様の「冒険」をお待ちしております!
■ 自然観察のマナーについて(大切なお願い) 当施設は国定公園内に位置しており、動植物の採取は禁止されています。 アサギマダラを見かけた際は、網などは使わず、カメラや双眼鏡を使って「そっと観察」してあげてくださいね。 お子様と一緒に、「どこから飛んできたのかな?」「次はどこへ行くのかな?」と想像を膨らませる時間は、最高の自然教育になります。
コテージやデッキでゆったり滞在 観察を楽しんだ後は、清潔な設備が整ったコテージや、見晴らしの良いテントデッキでごゆっくりお過ごしください。 特にコテージは、アウトドア初心者の方や小さなお子様連れのファミリーにも「安心して泊まれる」と大変人気をいただいています。
【ご来場前の重要チェック!】 ※当施設へは「信貴生駒スカイライン(有料道路)」の通行が必須となります。この道路からの夜景もまた絶景ですので、ドライブも楽しみながらお越しください。 ※ナビ設定時は、有料道路経由のルートであることを必ずご確認ください。