宮古島2泊3日のおすすめ観光モデルコースを紹介

今回ご紹介する宮古島の2泊3日モデルコースは、「絶景スポット」「島グルメ」「リゾート滞在」をバランスよく組み合わせた内容が特徴です。1日目は到着後に宮古そばで腹ごしらえをし、池間大橋や砂山ビーチといった定番スポットを巡り、夜は島おでんで宮古グルメを堪能。2日目は伊良部大橋を渡り、伊良部島・下地島の大自然やビーチを巡り、夜は人気店「レオン」でステーキやタコスを楽しみます。最終日は東平安名崎の絶景から始まり、市場やご当地グルメを満喫しつつ空港でお土産探しをして締めくくり。観光・食・リゾートのすべてを網羅した充実のプランで、宮古島を存分に満喫できる内容となっています。

宮古島観光1日目のモデルコース

午前：レンタカーを借りて宮古そばで腹ごしらえ

出典：PIXTA

宮古島に到着したら、まずはレンタカーを借りて観光の準備を整えましょう。島内の移動はレンタカーが必須といわれるほど便利で、絶景スポットを効率よく巡るための強い味方です。ドライブの前に立ち寄りたいのが、地元で愛される「丸吉食堂」。名物の宮古そばは、あっさりとしたカツオだしとコシのある細麺が特徴で、素朴ながらも島の味を存分に楽しめます。ソーキそばや三枚肉そばなどバリエーションも豊富で、旅の始まりにぴったり。地元の人々に混じって味わうひと皿は、宮古島に来た実感をぐっと高めてくれます。しっかり腹ごしらえをしたら、美しい海と空の景色を求めて出発です。

午後：池間大橋と砂山ビーチで絶景を満喫

出典：PIXTA

腹ごしらえを終えたら、午後は「池間大橋」へドライブ。宮古島と池間島を結ぶ全長1,425mの橋は、エメラルドグリーンとコバルトブルーが混ざり合う海の上を走る絶景ロードとして人気です。車窓から広がる「宮古ブルー」は言葉を失う美しさで、途中の展望所に立ち寄れば、より迫力ある風景を楽しむことができます。

その後は、宮古島屈指の景勝地「砂山ビーチ」へ。駐車場から小さな砂丘を越えてたどり着くと、白砂と透き通る海が一面に広がり、波が描く美しいグラデーションに心奪われます。特に岩にぽっかり空いたアーチ型の天然トンネルと、海を背景にした景色はフォトスポットとして有名。午後の日差しに照らされたビーチで、心ゆくまで南国らしい景観を堪能しましょう。

夕方：ホテルにチェックイン＆リゾートタイム

出典：PIXTA

観光を楽しんだあとは、夕方にホテルへチェックインしてゆったりとしたリゾートタイムを過ごしましょう。宮古島には「東洋一美しい」と称される与那覇前浜ビーチに隣接する高級リゾートから、市街地に近く利便性の高いホテルまで、多彩な宿泊施設が揃っています。オーシャンビューの客室では、窓一面に広がる宮古ブルーの海を望むことができ、まるで絵画のような景色が広がります。

また、館内にはプライベートプールやスパ、絶景を楽しめるレストラン＆バーなどが整い、滞在そのものが特別な体験に。プールサイドで南国の風を感じながらのんびり過ごしたり、ラグジュアリーな空間で癒しの時間を堪能したりと、旅の楽しみ方はさまざまです。少し早めにチェックインして、宮古島ならではの非日常を味わいながら心身ともにリフレッシュ。リゾートステイならではの贅沢なひとときを楽しみましょう。

夜：島おでんで宮古グルメを堪能

出典：PIXTA

夜はホテルを出て、宮古島の人気店「島おでん たから」へ向かいましょう。ここは地元の人々や観光客に愛される名店で、看板メニューの「島おでん盛り合わせ」は味がしっかり染み込んだ具材が絶品。特にとろとろに煮込まれたテビチ（豚足）は、口の中でほろりと崩れる柔らかさで一度食べたら忘れられない美味しさです。

さらに、宮古牛ステーキや豆腐チャンプルーなど、沖縄ならではの料理も豊富に揃っており、ビールや泡盛との相性も抜群。地元の温かい雰囲気に包まれながら、島の夜を心ゆくまで堪能できます。旅の一日の締めくくりに、宮古島ならではの食と文化を味わい尽くしましょう。

宮古島観光2日目のモデルコース

午前：ホテルをゆっくりチェックアウト＆伊良部大橋ドライブ

出典：PIXTA

2日目の朝は、宮古島のリゾートホテルで朝食を楽しみながら、のんびりとした時間を過ごしましょう。海を望むテラス席やオーシャンビューのお部屋でいただく朝食は、贅沢な1日の始まりにぴったりです。早起きしてビーチを散歩したり、プールでひと泳ぎしてからチェックアウトすれば、よりリゾート気分を満喫できます。

チェックアウト後は、宮古島と伊良部島を結ぶ全長3,540mの「伊良部大橋」へドライブに出発。無料で渡れる日本最長の橋として知られ、エメラルドグリーンからコバルトブルーへと変化する海の絶景が広がります。車窓から眺める雄大な景色に心が洗われるような感覚を味わいながら、爽快なドライブを楽しみましょう。

午後：フナウサギバナタ展望施設＆佐和田の浜＆ソラニワホテルアンドカフェ

出典：PIXTA

伊良部大橋を渡った後は、伊良部島の絶景スポット「フナウサギバナタ展望施設」へ。方言で“船を見送る岬”を意味するこの場所は、エメラルドグリーンの海を一望できる人気の展望台。サシバのモニュメントは撤去されましたが、それでも変わらぬ美しい景観が訪れる人を魅了します。

続いては「佐和田の浜」へ。約250年前の地震によって打ち上げられた大きな岩が点在する不思議な景観で、日本の渚百選にも選ばれたスポットです。穏やかな遠浅の海と独特の風景は、写真映えするだけでなく自然の力強さを感じさせてくれるでしょう。

ランチには「ソラニワホテルアンドカフェ」へ立ち寄りましょう。店内からは爽快なオーシャンビューを望め、宮古牛のハンバーグ定食などが人気。絶景を眺めながらいただく食事は格別で、午後の観光に向けて心も体も満たされます。

夕方：中の島ビーチでシュノーケリング体験

出典：PIXTA

午後の観光を終えたら、夕方は「中の島ビーチ」で宮古ブルーの海を存分に満喫しましょう。ここは透明度の高い海と豊かなサンゴ礁が広がるシュノーケリングやダイビングの名所として知られており、海中に足を踏み入れるとカラフルな熱帯魚が出迎えてくれます。

ビーチ一帯はサンゴのかけらでできた白砂が広がり、手に取って観察できるサンゴの石も魅力。波が穏やかなので初心者でも安心して楽しめ、ファミリーやカップルにもおすすめです。夕暮れに差し込む柔らかな光に照らされた海は、昼間とはまた違った幻想的な美しさを演出。宮古島ならではの自然の豊かさと神秘を感じながら、特別なひとときを過ごしましょう。

夜：ステーキ＆タコスの人気店「レオン」でディナー

出典：みやなび

2日目の夜は、西里通り沿いにある地元の人気店「レオン」でディナーを楽しみましょう。アメリカンな雰囲気漂う店内では、ジューシーでボリューム満点の「レオンステーキ」やスパイスが効いた「タコス」が名物。地元の人から観光客まで多くの人々に愛され続ける老舗で、宮古島ならではのカジュアルな夜を味わえます。

ステーキは鉄板で提供され、香ばしい香りと肉汁たっぷりの旨味が口いっぱいに広がります。タコスは手軽に楽しめるサイズ感で、お酒との相性も抜群。ドリンクメニューも充実しており、ビールやカクテルを片手に楽しい時間を過ごせます。観光の締めくくりにぴったりの一軒で、心もお腹も大満足の夜を堪能しましょう。

宮古島観光3日目のモデルコース

午前：東平安名崎で絶景散策

出典：PIXTA

最終日の午前は、宮古島を代表する絶景スポット「東平安名崎」へ。全長約2kmにわたる細長い岬は、東洋一とも称される宮古ブルーの海に突き出しており、両側に広がる海のグラデーションが壮大なスケールで楽しめます。

遊歩道をのんびり歩きながら進むと、白亜の灯台が見えてきます。頂上からは360度の大パノラマが広がり、息をのむほどの美しさに包まれることでしょう。朝の澄んだ空気の中で岬を散策すれば、宮古島の自然の雄大さを心に刻むことができます。旅の締めくくりにふさわしい絶景ポイントで、特別な時間を過ごしましょう。

午後：市場＆グルメで宮古島の味を満喫

出典：PIXTA

午前中に絶景を楽しんだ後は、宮古島のグルメやお土産探しへ出かけましょう。まず訪れたいのは「島の駅 あたらす市場」。ここでは朝採れの新鮮な野菜やフルーツが並び、特に旬のマンゴーやドラゴンフルーツなど、宮古島ならではの味覚をお手頃価格で手に入れることができます。地元の人々も集う賑やかな市場は、旅のお土産探しにも最適です。

ランチには、宮古牛をたっぷり使った人気の「ダグズ・バーガー」へ。肉汁あふれるパティとふんわりバンズの絶妙な組み合わせは絶品で、ここでしか味わえないご当地バーガーに舌鼓を打ちましょう。

食後は「ジュース屋うる」でフレッシュなスムージーをテイクアウト。南国フルーツを贅沢に使ったドリンクは、旅のラストを爽やかに締めくくる一杯。宮古空港へ向かう前に立ち寄れば、最後まで宮古島らしい味と香りを楽しめます。

夕方：宮古空港でお土産探し

出典：PIXTA

旅の締めくくりは「宮古空港」でのお土産探し。空港内には宮古島ならではの商品が豊富に揃っており、人気の雪塩を使った菓子や泡盛、南国フルーツを使ったジャムやスイーツなど、多彩なラインナップが並びます。

ご家族や友人へのお土産はもちろん、自分への旅の記念にお気に入りを見つけるのも楽しみのひとつ。飛行機の待ち時間を利用して、宮古島ならではの特産品や工芸品をじっくり選べば、最後まで充実した時間を過ごせます。旅の余韻を感じながらショッピングを楽しみ、宮古島での思い出を手にして帰路につきましょう。

2泊3日で宮古島観光を満喫しよう！

宮古島の旅は、エメラルドグリーンの海に架かる大橋や個性豊かなビーチ、そして島ならではのグルメや温かな人々との交流が織りなす、特別な時間を約束してくれます。与那覇前浜の真っ白な砂浜を歩いた感動も、島おでんや宮古牛ステーキを味わった幸福感も、旅が終わった後もきっと心に残り続けるでしょう。

2泊3日のモデルコースで効率よく観光できる一方で、まだまだ巡りきれないスポットもたくさんあります。次回はぜひ離島への日帰りトリップや、マリンアクティビティ、星空観賞なども加えてみてはいかがでしょうか。訪れるたびに新たな魅力に出会える宮古島。きっと再び訪れたいと思わせてくれる、忘れられない南国の楽園です。