関東には美味しいグルメがたくさん！

関東地方は、都会的な洗練されたグルメから田舎ならではの素朴な味まで幅広い食体験ができるエリアです。例えば東京では江戸前寿司やもんじゃ焼き、神奈川ではしらす丼や三崎マグロ、栃木の宇都宮餃子や群馬の焼きまんじゅうなど、それぞれの地域に根ざした“ならではの味”が旅人を魅了しています。また、アクセスの良さや観光地との近さも魅力で、グルメ目的の小旅行にも最適。駅周辺や商店街に点在するローカルグルメの名店を巡るのも、旅の大きな楽しみです。さらに、季節ごとの旬の食材を使った料理や、地域限定のスイーツなども充実しており、リピーターが多いのも頷けます。この記事では、そんな関東の中から選りすぐりのご当地グルメスポットを紹介します。

関東のおすすめグルメ15選

浅草今半 国際通り本店

出典：浅草今半

東京・浅草で贅沢なランチ体験を楽しむなら、老舗すき焼き専門店「浅草今半 国際通り本店」がおすすめ。明治28年創業の今半は、厳選された黒毛和牛を使用したすき焼きやしゃぶしゃぶで知られ、多くの観光客や地元民に愛され続けている名店です。ランチメニューでは、日替わりの牛丼（1,980円）から、ステーキ丼やサイコロステーキ重（各2,970円〜）など、上質な和牛を手頃な価格で味わえるのが魅力。いずれも小鉢や赤出汁が付いており、見た目にも華やかです。また、浅草寺や雷門からもアクセスしやすく、観光の合間に立ち寄るのにも便利。老舗の落ち着いた雰囲気の中で、丁寧に仕立てられた絶品和牛料理を堪能すれば、特別なひとときになること間違いなし。記念日やちょっと贅沢したいランチにも最適なお店です。

八重洲 鰻 はし本

出典：八重洲 鰻 はし本

東京・八重洲にある「八重洲 鰻 はし本」は、老舗の風格漂う本格鰻専門店。ふっくらと香ばしく焼き上げられた国産うなぎを、熟練の技と伝統のタレで仕上げる「鰻重」は、多くの常連や観光客を魅了し続けています。人気のメニュー「鰻重（い）4,070円」は、ほどよい脂と香ばしさが絶妙な一匹分。よりボリュームのある「鰻重（ろ）5,280円」や「鰻重（は）6,930円」もあり、用途に応じて選べるのが嬉しいポイントです。吸い物（330円）や肝吸い（440円）をセットにすれば、より贅沢なひとときを演出。店内は落ち着いた和の空間で、接待や家族の記念日にもぴったり。東京駅からのアクセスも良く、旅の始まりや終わりに上質な鰻を堪能するのに最適な一軒です。

宇都宮みんみん 本店

出典：宇都宮みんみん

栃木県宇都宮市といえば、誰もが思い浮かべるのが「宇都宮餃子」。その中でも圧倒的な人気を誇る老舗が「宇都宮みんみん 本店」です。昭和33年創業のこの名店は、地元民から観光客まで多くの人に愛され続けており、焼き・揚げ・水の3種類から選べる餃子が魅力。皮はパリッと、具はジューシーで、あっさりとした味付けの餃子は何個でも食べられると評判です。店内は昔ながらの食堂のような温かみがあり、どこか懐かしさを感じる雰囲気。餃子6個で1皿300円というリーズナブルさも人気の理由で、ご飯やビールと一緒に楽しめば大満足のローカルグルメ体験に。宇都宮駅からのアクセスも良く、観光のついでに立ち寄るのにもぴったりの一軒です。

佐野ラーメン いってつ

出典：佐野ラーメン いってつ

栃木県佐野市のソウルフードとして知られる「佐野ラーメン」。その中でも地元民や観光客に愛される人気店が「佐野ラーメン いってつ」です。特徴はなんといっても手打ちならではのちぢれ麺。ほどよく透明感のあるあっさり醤油スープに、もっちりとした食感の麺が絶妙に絡み、やさしくも深い味わいが魅力です。定番の「しょうゆラーメン（600円）」をはじめ、ねぎやチャーシューをたっぷりのせた「ねぎチャーシューメン（1,000円）」などバリエーションも豊富。サイドメニューの「餃子（5個450円）」も大人気で、ジューシーなあんとパリッとした皮のコントラストがたまりません。店内は清潔で家族連れにも使いやすく、予約なし・現金のみの気軽さも◎。佐野観光のランチや帰り道に、ぜひ立ち寄りたい一軒です。

しらす研究所鎌倉

出典：しらす研究所鎌倉

神奈川県・鎌倉で新鮮なしらすグルメを味わうなら「しらす研究所鎌倉」がおすすめです。こちらは、鎌倉・腰越漁港で水揚げされた地元産しらすを贅沢に使った“しらす丼”専門店。なかでも人気なのが「生＆釜揚げしらす2色丼」や、「湘南寿雀卵TKG」との組み合わせ。生のしらすのとろける食感と、釜揚げしらすの旨味が一度に楽しめる一杯は、まさに湘南グルメの王道です。見た目にも美しく、まるで“しらすのアート”のような丼ぶりは、SNS映えするビジュアルも人気の理由のひとつ。さらに＋350円で味噌汁や豚肉けんちん汁がつくセットも選べ、栄養バランスも抜群です。観光地・小町通りからも近く、鎌倉散策のランチにぴったりの立地。しらす好きにはたまらない注目の一軒です。

萬珍樓 本店

出典：萬珍樓 本店

横浜中華街のランドマーク的存在「萬珍樓 本店」は、創業130年超の歴史を持つ広東料理の名店。高級感漂う洗練された店内では、素材の旨みを生かした本格中華が楽しめ、特にコース料理の豊富さとクオリティに定評があります。人気の「朱雀コース（4,000円）」や「麒麟コース（5,500円）」では、大山鶏や海鮮のチリソース、イカの肉詰め、点心など、目にも舌にも贅沢な逸品が勢揃い。平日限定の「昼御膳（3,200円）」は、季節の料理4品とスープ、デザート付きで、観光やビジネスランチにも最適です。2階席では中国古楽器の生演奏も楽しめ、横浜中華街ならではの非日常なひとときが味わえるのも魅力。特別な日や大切な人との食事にぜひ訪れたい一軒です。
料理の見た目も芸術的で、SNS映えする美しい盛り付けも人気の理由のひとつ。海外からの来客にも喜ばれる名店です。

豊島屋 本店

出典：豊島屋

神奈川県鎌倉市に本店を構える「豊島屋」は、明治27年創業の老舗和菓子店で、鎌倉みやげの定番「鳩サブレー」で全国的に知られる名店です。かわいらしい鳩の形をしたバター風味のサブレーは、素朴でやさしい甘さが特徴で、子どもから大人まで幅広く愛されています。サクサクと軽やかな食感と、ほんのり香るバターの風味が絶妙で、長年変わらぬ味わいを守り続けているのも魅力のひとつ。1枚130円から購入できる手軽さも嬉しく、お土産用の箱詰めはもちろん、食べ歩きにもぴったりです。鎌倉・小町通り沿いに位置する本店は、観光途中に立ち寄りやすく、連日多くの人でにぎわいます。ほかにも和菓子や季節の限定商品も並び、鎌倉を訪れたらぜひチェックしたい一軒です。

登利平 本店

登利平

出典：登利平

群馬県前橋市に本店を構える「登利平（とりへい）」は、地元民に長年愛され続ける老舗の鶏料理専門店。なかでも人気メニューの「かつ丼（830円）」は、ふんわり玉子とじでとじられたジューシーな鶏カツがご飯にたっぷり乗った一品。やや甘めの味付けとコクのある割下が食欲をそそり、老若男女問わずファンの多い看板メニューとなっています。お味噌汁と漬物もセットで提供され、ボリューム・コスパともに抜群。個室やキッズメニューも用意されており、家族連れにもやさしい雰囲気が魅力です。店内は落ち着いた和の空間で、地元の方はもちろん観光客にもおすすめ。ランチタイムは11時から営業しているので、群馬旅行の合間に立ち寄って、地域に根ざした“ご当地鶏グルメ”をぜひ味わってみてください。

本舗 丹次亭

出典：本舗 丹次亭

群馬県渋川市の伊香保温泉近くに位置する「本舗 丹次亭」は、日本三大うどんのひとつに数えられる「水沢うどん」を味わえる人気店です。美しい山間に佇むこのお店では、名水と厳選された小麦粉を用いて作られたコシの強い手打ちうどんを提供しています。
つるっとした喉ごしと、もっちりとした弾力のある食感が特徴で、素朴ながらも深い味わいに魅了されます。
開放感ある店内では、地元の雰囲気を感じながらゆっくりと食事を楽しむことができ、観光客だけでなく地元の人々からも愛されています。伊香保温泉の観光とあわせて立ち寄るにはぴったりの一軒。午前中から営業しており、特に週末は混み合うことがあるため、早めの訪問がオススメです。

味処 大森

出典：味処 大森

茨城県大洗町を代表する冬の味覚といえば「あんこう鍋」。その魅力を堪能したいなら、「味処 大森」は外せない一軒です。10月〜3月の期間限定で提供される「あんこう鍋」や「どぶ汁」は、地元の人々はもちろん遠方からの観光客にも人気。特におすすめなのが「あんこう懐石」（8,000円）や、濃厚な味わいが魅力の「どぶ汁鍋」（要予約）。鮟鱇の共酢や唐揚げなど、様々な部位を活かしたメニューも用意されており、まさに“あんこう尽くし”の贅沢なひとときを楽しめます。料理はどれも丁寧に仕込まれており、旬の素材を活かした味わいが心に残ります。磯の風香る大洗の街並みに溶け込んだ落ち着いた店構えも旅気分を盛り上げてくれます。あんこうの旬に合わせて訪れる価値のある老舗です。

常陸牛料理 ひたち野

出典：常陸牛料理 ひたち野

茨城県つくば市にある「常陸牛料理 ひたち野」は、ブランド牛「常陸牛」の旨みを存分に堪能できる上質な焼肉・ステーキ専門店。落ち着いた和モダンの空間で味わう肉は、どれも驚くほど柔らかく、ジューシーです。中でも「ひたち野ロースステーキ」や「フィレステーキ」は、脂のキレと赤身の旨味が絶妙に絡み合い、口に運ぶたびに感動が広がります。

人気の「ひたち野ロースステーキ（240g：11,000円）」は、絶妙な焼き加減と特製ソースで仕上げた逸品。また、「フィレステーキ（130g：8,500円）」や「ひたち野フィレステーキ（180g：11,500円）」など、部位や量の選択肢も豊富です。洋食メニューも充実し、「ビーフシチュー」や「フィレサイコロステーキ」も評判。

料理はライスやスープ、デザート付きのコース形式で提供され、贅沢ランチや記念日利用にも最適。つくばの自然に囲まれた空間で、上質なひとときを味わえる一軒です。

和食と豚みそ丼 ちんばた

出典：和食と豚みそ丼 ちんばた

埼玉県秩父市にある「和食と豚みそ丼 ちんばた」は、地元グルメとして名高い「豚みそ丼」の人気店。炭火で香ばしく焼き上げた豚肉に、甘辛い味噌ダレをたっぷり絡めた豚みそ丼は、一度食べたらやみつきになる味わい。特に人気なのは、厚切り豚肉のジューシーな旨味と香ばしさが際立つ「特製豚みそ丼」。しっかりとした味付けながら、しつこくない後味が魅力です。店内にはテラス席もあり、ペット同伴も可能という点もユニーク。観光地・秩父神社や羊山公園からもアクセスしやすく、観光の合間のランチにもぴったりです。秩父の自然と地元の味を同時に楽しめる、旅の途中で立ち寄りたい一軒です。
また、地元民にも観光客にも親しまれており、週末には行列ができることも。味・雰囲気・立地の三拍子が揃った名店です。

カフェ＆デリ 伯爵邸

出典：カフェ＆デリ 伯爵邸

24時間営業のレトロ喫茶「カフェ＆デリ 伯爵邸」は、埼玉県さいたま市・大宮駅すぐの場所にある名店。昭和の雰囲気が漂う店内では、地元名物として注目されている「大宮ナポリタン」が人気メニューのひとつです。中でも「伯爵邸大宮ナポリタン（880円）」は、太めのもっちり麺と濃厚ケチャップソースが絶妙に絡み、上に乗った目玉焼きが食欲をそそる一皿。どこか懐かしさを感じる味わいは、世代を問わず愛される理由のひとつです。セットにすればスープやサラダも付き、ボリューム満点でコスパも良好。店内は広く、深夜帯でもにぎわっているのが特徴で、夜カフェや始発待ちにも使いやすい便利なスポット。大宮駅近で“昔ながらの喫茶ごはん”を楽しみたい人にぴったりのお店です。

こっから 千葉

出典：こっから 千葉

千葉市・新千葉駅近くにある居酒屋「こっから 千葉」は、新鮮な魚介を使った料理が評判の地元密着型の名店。漁港直送の刺身や炙り焼きが揃い、中でも「刺身6点盛り（980円）」や「地魚日替わり姿造り（1,680円）」は、鮮度とボリュームのバランスが抜群。旬の地魚を日替わりで提供しており、訪れるたびに新しい味と出会えるのも魅力です。ほかにも「真ホッケ焼き（880円）」「イカワタ炒め（480円）」「若鶏の半身揚げ（800円）」など、一品料理も豊富。地酒も充実しており、千葉の地魚と相性の良い一杯が楽しめます。落ち着いた雰囲気の店内は、一人飲みからグループ利用まで幅広く対応。魚好きはもちろん、千葉グルメを満喫したい旅行者にもおすすめの一軒です。

ホワイト餃子 柏店

出典：ホワイト餃子

千葉県柏市に本店を構える「ホワイト餃子 柏店」は、全国的にも名を知られるご当地餃子の発祥店。名物の「ホワイト餃子（8個 520円）」は、厚めの皮を使用し、揚げ焼きにする独特の調理法で、外はカリッと香ばしく、中はもっちりジューシーな食感が魅力です。一見すると揚げパンのような見た目ながら、食べれば餃子らしい肉汁と野菜の旨みが口いっぱいに広がり、一度食べたら忘れられない味わい。さらにスープ餃子や餃子定食などのメニューも人気で、がっつり食べたい人にもおすすめです。店内はシンプルながら清潔感があり、カウンター席で一人でも気軽に立ち寄れるのが嬉しいポイント。現金払いのみなのでご注意を。千葉のソウルフード「ホワイト餃子」は、柏を訪れたならぜひ味わいたい逸品です。

関東のご当地グルメを満喫しよう！

関東地方は、都会の洗練された料理から素朴な郷土の味まで、幅広いグルメ体験ができる魅力的なエリアです。東京の江戸前寿司や神奈川のしらす丼、茨城のあんこう料理など、各地に根ざした料理は、地域の文化や風土を感じさせてくれます。アクセスの良さや観光地の多さも相まって、グルメ旅の目的地としても人気が高く、日帰り旅行や週末のお出かけにもぴったり。今回紹介したスポットを巡れば、関東の味覚の奥深さにきっと驚かされるはず。次の旅先には、ぜひ関東のご当地グルメを満喫するプランを加えてみてください。美味しい出会いが、きっとあなたを待っています。

地元の食材や伝統の製法にこだわった逸品を味わうことで、その土地ならではの魅力に触れられるのもご当地グルメの醍醐味。旅の思い出をより一層豊かにしてくれることでしょう。