南島

小笠原おすすめ観光スポット10選!定番人気スポットや穴場の見どころを紹介

東京都心から約1,000km離れた「小笠原諸島」は、世界自然遺産にも登録された手つかずの大自然が広がる楽園です。青く澄んだ海でのシュノーケリングやダイビングでは、カラフルな魚やウミガメに出会えるほか、トレッキングでは小笠原固有の植物や野鳥に触れることができます。夜には満天の星空が広がり、まるで別世界にいるかのような体験が可能です。さらに、歴史を感じる戦跡や、島ならではのグルメやお土産も見逃せません。都会の喧騒を離れて、ゆったりとした島時間を楽しみたい方にぴったりの観光地、それが小笠原です。家族旅行やカップル、友人同士、そして一人旅でも忘れられない思い出を作ることができる小笠原の魅力を、ここで余すことなくご紹介します。

小笠原には魅力的な観光スポットがたくさん!

小笠原諸島は「東洋のガラパゴス」と称されるほど、固有種が多く残る独自の生態系と壮大な自然景観が特徴です。父島や母島を中心に、多彩な観光スポットが点在しており、海ではイルカやクジラと出会えるホエールウォッチングやドルフィンスイム、陸では展望台からの絶景や熱帯植物が生い茂るハイキングコースが人気です。透明度の高い海はシュノーケリングやカヤックに最適で、初心者からベテランまで楽しめます。さらに、歴史的な戦跡や資料館では、島の文化や過去を学ぶことができ、自然と歴史の両面から小笠原を満喫できます。訪れるたびに異なる表情を見せる小笠原の大自然は、旅行者に感動と発見を与えてくれるでしょう。

小笠原のおすすめ人気観光スポット10選

南島

南島

出典:PhotoAC

父島の南に浮かぶ無人島「南島」は、小笠原を代表する観光スポットであり、訪れる人々に圧倒的な自然の美しさを体感させてくれる特別な場所です。白砂が輝く「扇池」と呼ばれるラグーンは、息をのむほど透明度が高く、穏やかな波が織りなす光景はまさに楽園そのもの。南島は石灰岩の隆起によって生まれた島で、自然の造形美を間近に感じることができます。さらに、周囲の海ではウミガメが産卵に訪れることもあり、運が良ければその貴重な光景に出会えるでしょう。島全体は自然保護のため厳しく入島が制限されており、1日の上陸人数が決められています。そのため訪れるには父島からのボートツアーに参加する必要があり、限られた人しか体験できない希少な観光体験となります。島内では固有植物やオオコウモリなどの野生動物に出会うこともあり、自然観察が好きな方には特におすすめ。小笠原観光の中でも“ここに来なければ始まらない”と言えるほどの定番スポットで、一度訪れれば一生心に残る思い出になるはずです。

項目 情報
住所 東京都小笠原村 南島
アクセス 父島からボートツアーで約20分
駐車場 なし(船でのみアクセス可能)
営業時間 ツアーによる(事前予約必須)
料金 ツアー参加費 約5,000〜10,000円

ウェザーステーション展望台

ウェザーステーション展望台

出典:PhotoAC

父島の西端に位置する「ウェザーステーション展望台」は、小笠原観光で外せない絶景スポットです。太平洋を一望できる展望台からは、どこまでも広がる青い海と空の大パノラマを堪能できます。特に夕暮れ時に訪れると、水平線に沈む夕日が空と海をオレンジ色に染め上げ、訪れた人々を感動させます。また、冬から春にかけてはホエールウォッチングの名所としても知られ、ザトウクジラが優雅に泳ぐ姿を展望台から観察できることも。夜には街の灯りが少ない環境を活かして満天の星空が広がり、流れ星や天の川が肉眼で見えるほどの美しさを体験できます。アクセスも良好で、大村地区から車で10分程度で訪れることができるため、観光の合間に気軽に立ち寄れるのも魅力。カップルでロマンチックなひとときを過ごすのはもちろん、子連れ旅行でも自然体験の一環として楽しめます。小笠原の壮大な自然を感じたい方には必見の展望スポットです。

項目 情報
住所 東京都小笠原村 父島
アクセス 大村地区から車で約10分
駐車場 あり(無料)
営業時間 24時間見学可能
料金 無料

小笠原ビジターセンター

小笠原ビジターセンター

出典:小笠原村観光協会

「小笠原ビジターセンター」は、父島の大村地区に位置する観光拠点で、小笠原の自然や歴史、文化を体系的に学べる施設です。館内には豊富な展示資料が揃い、固有の動植物や島の成り立ち、戦争の歴史など幅広いテーマに触れることができます。写真や標本、映像資料を通じて分かりやすく紹介されているため、子どもから大人まで楽しみながら知識を深められるのが魅力。さらに、季節ごとに企画展示やワークショップが開催されており、訪れるたびに新しい発見があります。雨の日でも快適に過ごせるため、天候に左右されず観光を楽しみたい方に最適です。また、港からも近くアクセスしやすい立地にあるので、到着した日の観光や帰りのフェリー待ちの時間にも立ち寄りやすいスポットです。家族連れにはもちろん、一人旅でも島の理解を深める拠点として役立ち、小笠原観光をより充実させてくれる施設と言えるでしょう。

項目 情報
住所 東京都小笠原村 父島 字西町
アクセス 二見港から徒歩約5分
駐車場 あり(無料)
営業時間 8:30〜17:00(月曜休館)
料金 無料

小港海岸(こみなとビーチ)

小港海岸

出典:PhotoAC

父島南部に広がる「小港海岸(こみなとビーチ)」は、小笠原を代表する美しいビーチのひとつです。緩やかな弓状の白砂の浜が広がり、遠浅で波も穏やかなため、小さな子ども連れでも安心して海遊びを楽しめます。海の透明度は抜群で、シュノーケリングをすればサンゴ礁や熱帯魚に出会うことができ、まるで天然の水族館のよう。父島の中心部・大村地区から車で10分ほどとアクセスも良好で、観光の合間に立ち寄りやすいのも魅力です。また、ビーチの背後には亜熱帯植物の林が広がり、ハイキングコースも整備されているため、海と森の両方を楽しむことができます。キャンプ場も併設されており、自然の中で一泊することも可能。夜には満天の星空が広がり、都会では味わえない贅沢な時間を過ごせます。家族旅行はもちろん、のんびりとした時間を求める一人旅にもおすすめのスポットです。

項目 情報
住所 東京都小笠原村父島
アクセス 二見港から車で約10分
駐車場 あり(無料)
営業時間 自由利用可能
料金 無料(キャンプ利用は申請が必要)

境浦海岸(さかいうらビーチ)

境浦海岸

出典:PhotoAC

父島の東側に位置する「境浦海岸」は、透明度の高い海と静かな雰囲気で人気のスポットです。ここでは第二次世界大戦中に座礁した「濱江丸」の船体が今もなお残されており、海の中から姿を見せるその光景は境浦ならではの景観。歴史と自然が同時に楽しめる貴重なビーチとして、多くの観光客に親しまれています。海岸の砂浜は白く柔らかで、波も比較的穏やかなため、子どもでも安心して遊べるのが魅力。シュノーケリングではカラフルな熱帯魚が間近に見られ、初心者でも気軽に楽しめます。大村地区から車で10分程度とアクセスも良好で、父島滞在中にはぜひ訪れたいスポットのひとつ。小笠原の自然と歴史を一度に感じられる、まさに特別な観光体験ができるビーチです。

項目 情報
住所 東京都小笠原村父島
アクセス 二見港から車で約10分
駐車場 あり(無料)
営業時間 自由利用可能
料金 無料

長崎展望台

長崎展望台

出典:PhotoAC

父島の南西部にある「長崎展望台」は、小笠原の大自然を一望できる隠れた絶景スポットです。高台にある展望台からは、コバルトブルーの海と緑豊かな島々のコントラストが広がり、天気の良い日には母島方面まで見渡すことができます。展望台周辺は静かで観光客も比較的少なく、ゆったりとした時間を過ごせるのも魅力のひとつ。夕暮れ時には太平洋に沈む夕日が見事で、幻想的な光景が広がります。また、バードウォッチングのスポットとしても知られ、小笠原固有の鳥類や渡り鳥を観察することも可能。大村地区からは車で約15分とアクセスも良好で、観光ルートに組み込みやすい立地です。小笠原の海と空の広大さを肌で感じたい方にはぜひおすすめしたい展望スポットです。

項目 情報
住所 東京都小笠原村父島
アクセス 二見港から車で約15分
駐車場 あり(無料)
営業時間 自由利用可能
料金 無料

乳房山

乳房山

出典:PhotoAC

母島の最高峰「乳房山(標高463m)」は、小笠原観光で外せない絶景スポットです。山の名前は山頂の双峰が女性の胸のように見えることに由来しており、古くから島のシンボルとして親しまれてきました。登山道は整備されており、往復でおよそ4〜5時間ほどのトレッキングコース。道中では亜熱帯の森や固有種の植物に囲まれ、野鳥のさえずりを聞きながら自然散策が楽しめます。山頂に到達すると、母島全域を一望できる雄大なパノラマが広がり、晴れた日には遠く父島の姿を望むこともできます。山頂から見る夕日や雲海は特に美しく、登山者に感動を与えてくれるでしょう。自然の多様性を体感できる乳房山登山は、小笠原の大自然を丸ごと満喫できる体験であり、体力に自信のある方にはぜひ挑戦していただきたいスポットです。

項目 情報
住所 東京都小笠原村母島
アクセス 沖港から登山口まで車で約10分、徒歩で山頂まで約2時間
駐車場 あり(無料)
営業時間 自由登山可能(早朝〜日没がおすすめ)
料金 無料

扇浦海岸

扇浦海岸

出典:PhotoAC

父島の南部にある「扇浦海岸」は、観光や海水浴に人気のスポットで、南国ムードたっぷりの広々としたビーチが魅力です。白砂が美しい海岸線は弓なりに広がり、シュノーケリングではカラフルな熱帯魚やウミガメと出会えることも。波が比較的穏やかなので、初心者や子ども連れにも安心です。さらに、扇浦海岸には「小笠原海洋センター」が隣接しており、ウミガメの保護活動や飼育展示を見学できます。タイミングが合えばウミガメの放流体験に参加できるのも貴重な魅力。父島の中心部・大村地区から車で10分ほどとアクセスも便利で、観光ルートに組み込みやすい立地です。昼間は海遊び、夕方は美しいサンセットを楽しめるため、一日を通して訪れる価値のある小笠原の定番スポットです。

項目 情報
住所 東京都小笠原村父島 扇浦
アクセス 二見港から車で約10分
駐車場 あり(無料)
営業時間 自由利用可能
料金 無料

兄島海中公園

兄島海中公園

出典:PhotoAC

父島の北側に位置する無人島・兄島周辺に広がる「兄島海中公園」は、小笠原諸島を代表するマリンスポットです。ここは国立公園に指定されており、特に「キャベツビーチ」と呼ばれるサンゴ礁の群生地は、まるで水中庭園のような美しさ。透明度の高い海の中には、カラフルな熱帯魚やウミガメ、時にはエイなども姿を現します。公園内は自然保護のため立ち入りが制限されており、許可を得たツアー船でしか訪れることができません。そのため自然が手つかずのまま残っており、ダイビングやシュノーケリングには最高の環境が整っています。子ども連れでも楽しめるガラス底ボートツアーもあるので、泳ぎが苦手な方でも安心。父島から日帰りで参加できるため、滞在中にはぜひ組み込みたいスポットです。

項目 情報
住所 東京都小笠原村
アクセス 父島・二見港からツアーボートで約15分
駐車場 なし
営業時間 ツアーにより異なる
料金 ツアー参加費 約5,000〜12,000円

釣浜

釣浜

出典:PhotoAC

父島の北西部に位置する「釣浜(つりはま)」は、小笠原諸島の隠れた名所として知られる静かな海岸です。名前の通り古くから釣り場として親しまれてきましたが、現在では美しい海を楽しむシュノーケリングや海水浴のスポットとして人気を集めています。ビーチは小さな入り江になっており、外海から守られているため波が穏やかで、子ども連れや泳ぎが得意でない方でも安心して遊ぶことができます。海中にはサンゴ礁が広がり、カラフルな熱帯魚やウミガメが泳ぐ姿を間近で観察できるのも魅力。港から近いにもかかわらず観光客が少なめで、プライベート感覚でのんびりと過ごせるのも釣浜ならではの魅力です。さらに夕暮れ時には海に沈む夕日が美しく、ロマンチックな時間を演出してくれます。父島滞在中に静かなビーチで癒されたい方には特におすすめしたいスポットで、小笠原観光の締めくくりにもふさわしい場所といえるでしょう。

項目 情報
住所 東京都小笠原村父島
アクセス 二見港から車で約5分、徒歩約15分
駐車場 あり(無料)
営業時間 自由利用可能
料金 無料

小笠原観光のベストシーズンは?

小笠原観光のベストシーズンは、訪れる目的によって異なります。6月〜10月は海の透明度が高まり、シュノーケリングやダイビングに最適な時期。ウミガメの産卵や孵化も見られるため、貴重な体験ができるシーズンです。一方、12月〜4月にかけてはホエールウォッチングのベストシーズンで、ザトウクジラのダイナミックな姿を間近に観察できます。年間を通して温暖な気候のためいつでも旅行に適していますが、旅行の目的に合わせて時期を選ぶとより充実した旅になります。夏は海のアクティビティ、冬は自然観察といったように、四季折々で違う魅力を味わえるのが小笠原観光の大きな特徴です。

小笠原観光は雨の日どうする?

雨の日でも小笠原観光を楽しむ方法はたくさんあります。代表的なのが「小笠原ビジターセンター」で、島の自然や歴史、文化について学べる展示が充実しており、天候に左右されずゆったりと見学できます。また、父島の「小笠原海洋センター」では、ウミガメの飼育や保護活動を見学でき、タイミングが合えば放流体験にも参加可能。さらに、島内のカフェや土産店を巡り、ゆっくりと過ごすのもおすすめです。雨が上がった後には虹が出ることも多く、しっとりとした緑や幻想的な景色に出会えるチャンスも。雨の日ならではの小笠原を楽しむことで、旅の思い出がより一層豊かになるでしょう。

小笠原観光のモデルコース

時間 スポット名 楽しむこと
9:00-11:00 小笠原ビジターセンター 島の自然・歴史を学ぶ/展示見学で予備知識をインプット
11:30-12:30 扇浦海岸(小笠原海洋センター) ビーチ散策・ウミガメ保護の見学/近くで軽く海遊び
13:00-14:00 大村地区 島食材のランチ・お土産購入/港周辺をぶらり散策
14:30-16:30 境浦海岸 濱江丸の船体を望むシュノーケリング/遠浅の海でのんびり
17:00-18:30 ウェザーステーション展望台 太平洋の大パノラマと夕日鑑賞/季節が合えばクジラ観察

小笠原の人気観光スポットを満喫!

小笠原諸島は、世界自然遺産に登録された雄大な自然と、ここでしか味わえない特別な体験が詰まった宝庫です。南島の透き通るラグーンや兄島海中公園での海中散策、父島から望む壮大な夕日や満天の星空など、訪れる場所ごとに異なる感動が待っています。加えて、ビジターセンターで学ぶ島の歴史や文化、各地の展望台やビーチでのんびり過ごすひとときは、旅の充実感を一層高めてくれるでしょう。一度訪れると「次は別の季節にまた来たい」「もっとゆっくり滞在したい」と思わせてくれるのが小笠原の魅力です。海・山・文化が融合したこの特別な島での体験は、何度でも訪れる価値があり、再訪するたびに新しい発見と感動をもたらしてくれるはずです。次の休暇には、ぜひ再び小笠原の自然と人々に触れ、心に残る旅を重ねてみてはいかがでしょうか。

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