鳥取・米子には美味しいご当地グルメや名物がいっぱい！

鳥取・米子の名物グルメは、新鮮な食材と独特の調理法が特徴で、例えば、日本海で獲れたサバをしゃぶしゃぶで楽しむ「さばしゃぶ」は脂がのったとろける食感が魅力で、わさびポン酢との相性が抜群です。また、深みのある牛骨スープが特徴の「牛骨ラーメン」や、きめ細やかでジューシーな「大山どり」も人気で、炭火焼きや唐揚げなどで楽しめます。これらは、地元の食文化と職人の技が生み出した逸品です。

鳥取・米子のおすすめ名物6選

海の幸を贅沢に堪能「さばしゃぶ」

米子市の名物「さばしゃぶ」は、新鮮な鯖を薄くスライスし、熱々の出汁にくぐらせて食べる贅沢な料理です。境港産のさば節を使った出汁が鯖の風味を引き立て、わさびポン酢との相性も抜群です。米子駅周辺には多くの「さばしゃぶ」提供店が集まっており、日本一の集積地として知られています。
各店舗で独自の工夫が凝らされており、例えば「美酒佳肴ゆらく」では淀江産の養殖鯖を使用し、脂がのって臭みのない上質な味わいを提供しています。「居酒屋 幸」では1人前1,650円で楽しめ、〆の雑炊やうどんも人気です。さばしゃぶは米子の海の幸を存分に堪能できる、観光客必食のご当地グルメと言えるでしょう。

濃厚スープに骨まで溶ける旨み「牛骨ラーメン」

出典；PIXTA

牛骨ラーメンは、米子市を代表するご当地グルメで、長時間煮込んだ牛骨スープが特徴の一品です。濃厚ながらもクリアな後味が楽しめ、醤油牛骨や塩牛骨、牛骨ちゃんぽんなど、店舗ごとに個性豊かなバリエーションがあります。米子市内には40軒以上の牛骨ラーメン店があり、観光客にも人気です。また、豚骨より加熱時間が短い環境に優しい製法を採用する店舗もあり、地元の人々に愛され続けています。米子市を訪れた際は、ぜひ味わってみてください。

米子の魅力が詰まった甘美な一品「475(よなご)パフェ」

「475(よなご)パフェ」は、米子市の新名物として注目されているデザートで、名前は「4(よ)」「7(な)」「5(ご)」を「米子(よなご)」に掛け合わせたものです。このパフェは、米子城の天守閣をイメージした5層構造が特徴で、鳥取県西部の新鮮なフルーツや野菜を使用し、カフェやレストランなど多様な店舗で提供されています。17種類以上のバラエティ豊かなパフェがあり、コロナ禍で結束した飲食業界が生み出した新しい米子の魅力が詰まった一品です。

江戸時代から続く伝統の味「吾左衛門鮓」

出典：吾左衛門鮓 – 米吾

「吾左衛門鮓」は、米子市の老舗「米吾」が江戸時代から受け継いできた伝統の押し寿司で、船子の弁当がルーツです。肉厚な鯖や蟹、穴子を昆布で巻き、酢飯と共に押し固める独自の製法が特徴で、「熟成解凍」によって昆布と魚、酢飯が調和し、まろやかな味わいが楽しめます。年間30万本以上を売り上げる人気商品で、土産や贈答品としても喜ばれており、山陰の食文化を代表する逸品として地元や観光客から高く評価されています。

伝統工芸が織りなす美しさ「弓浜絣」

弓浜絣は、鳥取県西部の弓ヶ浜半島で生まれた伝統的な絣織物で、江戸時代中期に農家の女性たちが織り始めた歴史があります。藍染めの紺と白のコントラストや素朴な絵柄、ざっくりとした風合いが特徴で、地元産の「伯州綿」を使い、吸湿性や保温性に優れています。30以上の手作業工程を経て作られる弓浜絣は、1975年に国の伝統的工芸品、1978年に鳥取県無形文化財に指定され、現代的な製品にも展開されながらその技術が継承されています。

ジューシーな地鶏の極上の味わい「大山どり」

出典；PIXTA

大山どりは、鳥取県の名峰・大山の麓で育てられた銘柄鶏で、柔らかな肉質とジューシーな味わいが魅力です。平飼いで育ち、28日以降は抗生物質不使用の専用飼料を使用し、エアチラーシステムによる鮮度保持も特徴です。大山の澄んだ空気と天然水で育まれたこの鶏は、ストレスが少なく肉質が良いため、フレンチやイタリアンなど幅広い料理に使われます。米子市内の飲食店で炭火焼きや唐揚げなどの絶品料理が楽しめ、地元の食文化を代表する誇り高い食材です。

鳥取・米子の名物を求めて旅に出よう！

鳥取・米子は、自然豊かな風景とともに、個性あふれる名物が楽しめる魅力的なエリアです。地元ならではの食材を使ったご当地グルメや、伝統を受け継いだお菓子・スイーツは、訪れた際にぜひ味わいたい逸品ばかり。お土産にもぴったりな定番商品から、旅の思い出を彩る珍しい品まで、バラエティ豊かな選択肢が揃っています。鳥取・米子を訪れた際は、地元の名物を堪能し、旅の楽しみをさらに深めてみてはいかがでしょうか。