北九州のご当地グルメ5選!有名料理からB級グルメまで紹介

福岡県北部に位置する北九州市は、産業と歴史が息づく港町として発展してきたエリアです。門司港レトロや小倉城といった観光名所に加え、地元民に長く愛される独特の食文化も魅力のひとつ。焼うどん発祥の地として知られる小倉、レトロな洋食文化が残る門司港、漁港が近い若松エリアなど、地域ごとに特色のあるグルメが楽しめます。定番のご当地メニューから、思わず写真を撮りたくなるようなユニークなB級グルメまで、食べ歩きを目的に訪れる観光客も多く、北九州は“味”の宝庫といえる街です。 今回は、北九州に行ったらぜひ味わってほしいご当地グルメを厳選して5つご紹介します。旅行中の食事選びに迷ったときや、地元ならではの味を楽しみたいときの参考にしてみてください。

北九州には美味しいグルメがたくさん!

北九州市には、長年地元民に親しまれてきたローカルグルメから、観光客に人気の話題店まで幅広い食の魅力が詰まっています。特に注目したいのは、“ご当地ならではの背景”を感じさせるメニューの数々。鉄の街として栄えた歴史を反映するボリューム満点の料理や、港町ならではの新鮮な魚介、戦後の混乱期から生まれた焼きうどんなど、どれも地域の物語が詰まった一皿です。市内にはアクセスしやすいグルメスポットが点在しているため、観光の合間に立ち寄るのもおすすめです。

北九州は、福岡グルメの影に隠れがちですが、実は独自の食文化を築いてきた実力派エリア。今回はそんな北九州の“本当においしいもの”を厳選してご紹介します。これを読めば、きっとお腹が空いてくるはずです。

だるま堂

出典:食べログ

北九州グルメの代表格といえば「焼うどん」。その発祥店として知られるのが、小倉・旦過市場近くにある「だるま堂」です。戦後、食糧難の時代にうどんを鉄板で焼いたのが始まりとされるこの料理は、濃いめのソースとモチモチのうどん麺、キャベツやネギといったシンプルな具材のバランスが絶妙。鉄板から立ちのぼる香ばしい香りは、歩いているだけで食欲をそそります。老舗ならではの懐かしい雰囲気の中で、北九州の歴史を感じながら味わう焼うどんは格別です。1人前でも満足感たっぷりで、観光客にも地元の人にも愛され続けています。焼うどんはお持ち帰りも可能なので、お土産やホテルでの夜食にもぴったり。北九州を訪れたら、ぜひ元祖の味を試してみてください。

項目 情報
住所 福岡県北九州市小倉北区魚町1丁目4−17
アクセス JR小倉駅から徒歩約8分
営業時間 11:30〜(※定休日・閉店時間の記載なし)
料金 焼うどん 700円〜

プリンセスピピ門司港

出典;PIXTA

門司港といえば、北九州を代表するレトロな観光エリア。そんな門司港で味わいたいのが「焼きカレー」。数ある焼きカレーの名店の中でも人気を集めているのが「世界にひとつだけの焼きカレー プリンセスピピ門司港」です。スパイシーなカレーに、たっぷりのチーズと卵をのせて熱々の鉄皿で焼き上げた一品は、見た目のインパクトも抜群。なかでも「和牛ガパオ焼きカレー」などオリジナルメニューが豊富で、他では味わえない創作カレーが楽しめます。アジアンテイストのかわいらしい店内は女性客にも大人気。観光の合間に立ち寄るにもぴったりの立地で、門司港駅や門司港レトロ地区からもアクセスしやすい点も魅力です。ボリュームたっぷりの焼きカレーを味わいながら、北九州の港町グルメを堪能してみてはいかがでしょうか。

項目 情報
住所 福岡県北九州市門司区西海岸1丁目4−7
アクセス JR門司港駅から徒歩約3分
営業時間 11:00〜19:30(月曜のみ〜15:00)
料金 焼きカレー 1,000円〜2,000円

資さんうどん

出典;PIXTA

北九州を訪れたら一度は味わってほしいのが、地元密着型の人気チェーン「資さんうどん(すけさんうどん)」。その本店があるのは、小倉南区・上葛原。1976年創業のこの店は、北九州の人々にとって“家庭の味”といえる存在です。名物のごぼ天うどんは、サクサクのごぼう天とモチモチの中太麺、そして昆布といりこが効いた優しい味わいのだしが絶妙に絡み、朝から晩まで飽きずに食べられる一杯です。さらに、名物のおはぎも忘れずに。甘さ控えめで素朴な味わいが、うどんとの意外な相性を見せてくれます。店内は広く、ファミリーや一人客も入りやすい雰囲気。24時まで営業しており、地元民の“締めの一杯”としても愛されています。北九州の食文化を語る上で外せない1軒です。

項目 情報
住所 福岡県北九州市小倉南区上葛原2丁目18−50
アクセス JR安部山公園駅から徒歩約15分、車で約5分
営業時間 7:00〜翌0:00
料金 うどん 500円〜/おはぎ 140円〜

ぬかみそだき専門店ふじた 旦過店

出典:旦過市場

北九州のローカルフードとして欠かせないのが「ぬか炊き」。魚をぬか味噌でじっくりと煮込んだ保存食で、ごはんが進む濃厚な味わいが魅力です。その専門店として地元に親しまれているのが、旦過市場にある「ふじた」です。サバやイワシなどのぬか炊きが店頭に並び、醤油とぬかの香ばしい匂いが通りに漂います。しっかりと煮込まれた魚は、骨まで柔らかく、冷めてもおいしく食べられるのが特徴。真空パックでの販売もあり、観光の合間に立ち寄ってお土産として持ち帰る人も多いです。味見をしてから購入できるのもうれしいポイント。家庭ではなかなか再現しづらいぬか炊きの味を、手軽に楽しめる一軒として、北九州の食文化を知るきっかけにもぴったりです。

項目 情報
住所 福岡県北九州市小倉北区魚町4丁目1−9
アクセス モノレール旦過駅から徒歩約3分
営業時間 9:30〜18:00(木曜定休)
料金 ぬか炊き各種 280円〜

福龍

出典:ことりっぷ

戸畑エリアで長年愛されているちゃんぽんの名店「福龍」。地元の人々にとっては、どこか懐かしさを感じる味わいが人気の理由です。たっぷりの野菜と豚肉、海鮮を香ばしく炒めた後、コクのある白濁スープで煮込まれるちゃんぽんは、見た目も味もボリューム満点。もちもちの中太麺がスープとよく絡み、最後の一口まで飽きずに食べられるのが特徴です。優しい味わいの中にコクがあり、しっかりと満足感があるため、リピーターも多く訪れます。店内は落ち着いた雰囲気で、地元の常連客に混じってゆっくりと食事を楽しめるのも魅力。アクセスは少し郊外になりますが、その分、観光地の喧騒を離れて、北九州ならではの“日常の味”を体感できます。ちゃんぽん好きなら、ぜひ足を運んでほしい一軒です。

項目 情報
住所 福岡県北九州市戸畑区中原西1丁目1−36
アクセス JR九州工大前駅から徒歩約10分
営業時間 11:00〜15:00/17:30〜21:00(日曜定休)
料金 ちゃんぽん 1,000円〜

北九州でグルメを満喫しよう!

北九州には、歴史や文化が育んだ個性豊かなグルメが揃っています。焼うどんや焼きカレー、ぬか炊きといった地元に根付いた名物料理から、手軽に楽しめるソウルフードのうどん、昔ながらのちゃんぽんまで、どれも“北九州らしさ”を感じられる味ばかり。観光の合間に立ち寄るだけでなく、わざわざ足を運びたくなるような魅力が詰まっています。街歩きをしながら食べ比べを楽しんだり、地元の人との会話を通じて新たな発見をしたりと、旅の楽しさを何倍にも広げてくれるのが北九州のグルメです。何度訪れても新しい味に出会えるこの街で、あなたもお気に入りの一皿を見つけてみませんか?四季折々の食材を活かした限定メニューにも注目して、何度でも訪れたくなる“美味しい旅”をぜひ体験してみてください。

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※本記事は、ライティング補助や誤字チェックなどでAIを利用しています。最終的な確認は編集部で行なっていますが、万が一情報に誤りがあった場合はこちらからお問い合わせでください。

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