2026/10/04
朝晩の空気が、ぐっと冷たくなってきましたね。茶畑の上の空も高くなって、いよいよ秋冬キャンプの季節です。紅葉が近づき、雲海に出会える朝も増えてきます。
ただ、この季節は楽しいぶんだけ、「寒さ」というお悩みも出てきます。今日は、お客様からよく伺う秋冬キャンプのお困りごとを並べて、ショップにあるギアを連れていくだけで、夜がどう変わるかをご紹介しますね。
「これ、うちの悩みだ」と思ったら、ぜひ店頭で実物を手に取ってみてください。
日が落ちると、テントの中がすっと冷える。焚き火のそばは暖かいのに、一歩テントに戻ると、もう指先が冷たい。秋冬キャンプでいちばん多いご相談です。
石油ストーブをひとつ連れていくだけで、この夜が変わります。点けてしばらくすると、テントの中がじんわり、下から温まってくる。灯りを落として、ストーブの柔らかな熱を感じながら、みんなでトランプをしたり、本を読んだり。焚き火のあとの「もうひとつの時間」が、驚くほど心地よくなります。
当店で扱っているのは、パセコの対流形石油ストーブ JKH-1Sです。出力3.0kW、タンク容量5.3L、燃料消費量0.295L/h、燃焼時間は約18時間。サイズはΦ325×441mm、重量5.3kgで、ブラック・アルパイングリーンの2色です。
燃料がたっぷりもつので、給油の手間が少ないのも嬉しいところ。対流形なので、テントの中では空間をぐるりと温めやすいのも、この形を選ぶ理由です。
朝、ストーブの上でお湯を沸かしてコーヒーを淹れる。 テントの外は霜が降りているのに、中はぽかぽか。その一杯が、秋冬キャンプのいちばんおいしい瞬間だったりします。
ひとつだけ、お約束を。 テントの中で使うときは、換気が絶対に必要です。換気口は常に開けて、定期的に空気を入れ替えてくださいね。そして、就寝時は必ず消火してください。石油ストーブは、起きて過ごす時間のための道具です。寝る前には火を消し、暖かいうちに寝袋へ入る。この順番を守れば、朝までぐっすりです。一酸化炭素警報器を一緒に用意しておくと、なお安心ですね。
ペグを打つ手がかじかむ。朝の洗い物で指が動かない。それ以上に冬キャンプでつらいのが、「手が濡れる」ことですよね。水仕事はもちろん、結露したテント、雨の設営、雪、濡れた薪——冬の外仕事は、濡れる場面だらけです。
テムレス winterを連れていくだけで、この「冷たい」と「濡れる」が、まとめて解消されます。
まず、防水性。手袋本体の全面に防水性を持つポリウレタンがコーティングされていて、水の浸入を防ぎます。だから、洗い物でジャブジャブ水に手を突っ込んでも、手袋の中は最後までさらさら。「濡れた手で冷える」という、いちばんつらい冷え方がなくなるんです。
しかも透湿防水。防水なのに、汗などの湿気は外へ逃がしてくれるので、中がムレない。「濡れない」と「ムレない」が両立しているのが、他のゴム手袋とのいちばん大きな違いです。中が乾いているから、保温も効く——これが冬の快適さにつながります。
さらに、マイナス60℃でも柔らかさを保つので、氷点下でも手袋をしたまま指がしっかり動く。「防水手袋はゴワゴワして作業しにくい」というイメージが、いい意味で裏切られます。
朝、手袋のままお湯を注ぎ、カップを握る。指先が冷たくないだけで、朝のひと仕事がまったく苦じゃなくなります。
01と02、どっちを選べばいい? 防水性能はどちらも本体全面コーティングで同じ。違いは、手首を覆うカフの有無です。
| 防水(本体) | インナー | カフ | こんな場面に | |
|---|---|---|---|---|
| テムレス 01 winter | 全面コーティング | あり | なし | 指を動かす作業を軽快にこなしたい |
| テムレス 02 winter | 全面コーティング | あり | あり(バックル・ドローコード付き) | 手首から水や雪が入るのを防ぎたい |
02 winterのカフは、バックルとドローコードで手首にフィットさせられ、開口部から水や雪が入りにくいのが強みです。水仕事や雪の日が多い方は02、指の軽快さを優先するなら01がおすすめです。
ここは正直にお伝えします。 カフ部分そのものには防水機能がありません。ですので、上から勢いよく水がかかる場面では、カフの開口部から入る可能性があります。また、表面のコーティングが傷ついたり摩耗すると、液体がしみ込む原因にもなります。手袋本体はしっかり防水、ただし開口部と傷みには気をつけて——この前提でお使いいただくのが安心です。手に取って、フィット感を確かめてから選んでくださいね。
焚き火の炎を、ゆっくり眺める時間。それが秋冬キャンプのいちばんの贅沢。でも、鉄製の薪ストーブは重くて、運ぶだけで疲れてしまう——だから諦めている、という方も多いんです。
フォールディングZIVEストなら、その諦めが消えます。チタン製で約4.5kg、折りたたみ式だから、車にすっと積める。そして最大の魅力は、三面ガラス構造。正面だけでなく横からも、炎がゆらめくのを存分に眺められます。
夜、その炎をぼんやり見ているだけで、時間があっという間に過ぎていく。灰の処理も、スライド式トレーを引き出すだけなので、片付けのストレスもありません。
しかも、使い込むと焼きが入って、色が変わっていきます。 買ったときと同じ色のままでいない——あなたの使い方だけがつくる、自分だけの一台になっていくんです。それも、長く付き合う楽しみですよね。
煙突を使うタイプですので、お使いのテントやタープとの相性は、店頭でご相談ください。一緒に選ばせていただきます。
冷える夕方も、かじかむ指も、濡れる手も、重くて運べない薪ストーブも——道具をひとつ変えるだけで、秋冬キャンプは「快適」に変わります。
今回ご紹介したのは、すべて当店のショップで実物を手に取っていただけるもの。ストーブの炎の色も、テムレスの指の動き・フィット感も、チタンの手触りも、写真では伝わらない部分があります。
「これ、うちの悩みだ」と思ったら、焚き火の話でもしながら、ゆっくり見ていってください。
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