
茨城にしかない食べ物9選ご当地グルメと名物特産品を厳選紹介
茨城にしかない食べ物を探しているなら、この記事がきっとお役に立ちます。太平洋の豊かな海と奥久慈の山々、全国屈指の農業産地を持つ茨城県には、他県では味わえない個性的なご当地グルメや名物特産品が揃っています。旅行前の予習やお土産選びの参考にご一読ください。
記事の目次
茨城にしかない食べ物とは?海と山が育む食の宝庫

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茨城県は食の豊かさで全国トップクラスの実力を持つ県です。太平洋の新鮮な魚介、奥久慈の清流で育つ地鶏、関東平野の肥沃な大地が生み出す農産物——これらが複合的に絡み合い、他の土地では生まれにくい独自のご当地グルメが根付いてきました。
海の幸と山の幸が揃う地理的特徴
県東側には長い太平洋岸が広がり、あんこうやヒラメ、シラスなど多彩な海の幸が水揚げされます。一方、北西部には奥久慈の山並みが連なり、清流と豊かな森が地鶏や山菜、そばの産地を形成。「海と山が同じ県にある」という地理的多様性が、茨城の食文化に幅と深みをもたらしています。
全国トップクラスの農業・漁業県
茨城県の農業産出額は全国上位で、メロン・レンコン・干し芋・ピーマンなど多くの品目で産出量トップクラスを誇ります。漁業でも那珂湊や大洗の漁港は「常磐もの」と呼ばれる高品質な魚介の水揚げ地として知られ、豊富な一次産品を活かした独自の加工品や料理が発達してきました。
茨城の名物グルメ おすすめ9選

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茨城県には個性豊かなご当地グルメが揃っています。海鮮から肉料理、麺類、スイーツまで幅広いジャンルの9品を、背景や特徴とともに紹介します。
あんこう鍋(冬の代表格・北茨城)
あんこう鍋は茨城を代表する冬のご当地グルメで、特に北茨城市の大津漁港周辺が本場として知られています。あんこうは「捨てるところがない魚」とも呼ばれ、七つの部位すべてを鍋に使う「七つ道具」が有名。あんこうの肝を炒って溶かし込む「どぶ汁」は茨城独自の食べ方で、濃厚なうまみが堪能できます。
旬は11月〜3月ごろで、この時期に北茨城や大洗を訪れると、地元の旅館や料理店で本格的なあんこう料理をいただけます。寒い季節に体の芯まで温まる、茨城の冬の味覚です。
常陸牛(茨城県産ブランド黒毛和牛)
常陸牛(ひたちぎゅう)は、茨城県内で肥育された黒毛和種のうち、厳格な基準をクリアしたものだけに与えられるブランド名です。霜降りの美しさと柔らかな肉質、上品な甘みが特徴で、ステーキや焼肉、すき焼きなどで人気があります。県内の専門店や道の駅のレストランで味わえます。
県外の百貨店でも取り扱いがありますが、産地で食べるステーキはひときわ格別。旅行中は常陸牛を扱う焼肉店やステーキハウスに立ち寄ることをおすすめします。
そぼろ納豆(切り干し大根入りのご当地納豆)
そぼろ納豆は、納豆と切り干し大根を醤油や砂糖、みりんなどで味付けし、数日漬け込んで作る茨城県独自の発酵食品です。納豆の粘りと切り干し大根のシャキシャキ食感が合わさり、ご飯のお供として絶妙な相性。水戸を中心とした県内の家庭で昔から親しまれてきた郷土の味です。
スーパーや土産物店、道の駅で購入可能で、日持ちがするためお土産としても持ち帰りやすいのが魅力。納豆が苦手な方でも食べやすいと評判で、茨城の食文化の間口の広さを示す一品です。
水戸納豆とんかつ(ローズポークとの融合)
水戸納豆とんかつは、茨城県産のブランド豚「ローズポーク」のロースに納豆を合わせた、水戸ならではのとんかつです。揚げた肉の上に納豆ソースや納豆をのせる、納豆入りタルタルソースを添えるなど、店ごとにアレンジが楽しめます。納豆の風味がとんかつの旨みを引き立て、意外なほどマッチします。
水戸市内の老舗とんかつ店や洋食店で提供され、観光客にも人気。「納豆×揚げ物」という一見奇抜な組み合わせが自然においしく感じられる、茨城のご当地グルメならではの発想力を示す一品です。
スタミナラーメン(とろみ餡の茨城発ご当地麺)
スタミナラーメンは、茨城県ひたちなか市のご当地ラーメンで、レバー・カボチャ・ニラ・キャベツなどをメインとした具だくさんの甘辛い餡が特徴です。ラーメンの上に熱々の餡をかけた「ホット」と、冷たくしめた麺に熱々の餡をかけた「冷やし」の2種類があります。
冷やしバージョンは特に夏場に人気で、つるっとした麺ととろ甘い餡の組み合わせがクセになる味わいです。県外ではほとんど見かけないローカルフードで、「初めて食べたのに懐かしい」と感じる人も多い個性的な一品です。
つけけんちんそば(県北の郷土料理)
つけけんちんそばは、根菜や豆腐をたっぷり使ったけんちん汁にそばをつけて食べる、茨城県北部(常陸大宮市・常陸太田市周辺)に伝わる郷土料理です。けんちん汁は醤油ベースで、ごま油の風味がきいた体に優しい一品。山の恵みが豊富な県北エリアならではの食文化です。
県北の蕎麦屋や道の駅でいただけ、寒い季節にはとりわけ体を温めてくれます。茨城産のそば粉を使った手打ちそばと合わせると、香りと食感のよさが際立ちます。あんこう鍋と並ぶ県北の冬の定番として、ぜひセットで楽しんでみてください。
奥久慈しゃも(歯応え抜群の地鶏鍋)
奥久慈しゃもは、茨城県北西部の奥久慈地域で飼育される銘柄地鶏です。一般的なブロイラーより長い期間をかけてのびのびと育てられるため肉質が締まり、噛むほどに旨みが広がる独特の食感が特徴。鍋料理や親子丼、焼き鳥など、さまざまな調理法で楽しめます。
提供店は大子町や常陸大宮市周辺に集中しており、現地を訪れてこそ最高の鮮度で食べられます。塩鍋や醤油ベースのスープで炊くと澄んだ出汁に地鶏のうまみが溶け出し、飲み干したくなる美味しさ。奥久慈観光と合わせて訪れてみましょう。
イバラキング(茨城オリジナル品種のメロン)
「イバラキング」は茨城県農業総合センターが育成した緑肉のネットメロンで、2010年(平成22年)に品種登録されました。茨城県のオリジナル品種として、茨城県でのみ生産されています。果肉は黄緑色で、糖度が高く、果汁が豊富でなめらかな肉質が魅力です。
肥大性がよく4月下旬から5月といった早い時期でも大きく育ち、みずみずしさと上品な甘さが味わえます。茨城県はメロン産出量で全国トップクラスを誇り、その中でもイバラキングは県産ブランドとして差別化された存在。旬の春に茨城を訪れたらぜひ直売所で購入してみてください。
干し芋(紅はるかを使った国産No.1の名産)
干し芋は茨城県ひたちなか市周辺を中心に生産される、日本一の産地が誇る名物特産品です。さつまいもを蒸して天日干しにするシンプルな製法で、自然な甘みと独特の食感が生まれます。近年は「紅はるか」を使った干し芋が人気で、しっとりとした柔らかさと蜜のような甘みが際立ちます。
昔ながらの平干し芋から丸干し・角切りなど形状もさまざまで食べ比べも楽しめます。保存性が高くお土産に最適で、道の駅や直売所、ネット通販でも購入可能。産地で食べるできたての風味は格別で、現地訪問の楽しみのひとつです。
茨城のご当地グルメを味わえるおすすめエリア

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茨城県は南北に長く、エリアによって食べられるグルメが異なります。旅行ルートを計画する際は、どのエリアでどのグルメが楽しめるかを把握しておくと、食の旅がより充実します。
北茨城・県北エリア(あんこう・けんちんそば)
北茨城市・大子町・常陸大宮市・常陸太田市などを含む県北エリアは、海と山両方の幸が楽しめる食の宝庫です。冬はあんこう鍋やどぶ汁を目当てに多くの観光客が訪れ、山間部では奥久慈しゃもやつけけんちんそばが郷土の味として根付いています。袋田の滝などの観光名所と組み合わせた「食と景色の旅」が人気です。
水戸・県央エリア(納豆・常陸牛)
県庁所在地・水戸市を中心とした県央エリアは、そぼろ納豆や水戸納豆とんかつなど納豆文化の中心地です。偕楽園などの観光スポットと合わせて水戸ならではのグルメを満喫できます。常陸牛を扱う焼肉店やステーキハウスも点在し、質の高い肉料理を楽しみたい方にも最適なエリアです。
県南エリア(うなぎ・れんこん)
土浦市・つくば市・潮来市などを含む県南エリアは、霞ヶ浦周辺のうなぎやれんこんが名物です。霞ヶ浦沿いでは昔からうなぎの養殖が盛んで、蒲焼きの老舗店が点在。茨城県はれんこんの生産量が全国トップクラスで、シャキシャキした食感の産地直送れんこんを道の駅などで購入できます。筑波山観光と組み合わせたルートがおすすめです。
茨城の食べ物をお土産や取り寄せで楽しむには

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茨城のご当地グルメは、現地で食べるだけでなくお土産や取り寄せとしても楽しめるものが豊富です。保存性の高い加工品から冷蔵・冷凍品まで、持ち帰りやすい名産品を上手に選ぶことで、旅の思い出をより長く楽しめます。
道の駅・直売所で買える名産品
茨城県内には多数の道の駅と農産物直売所があり、地元の生産者が持ち込む新鮮な野菜や加工品が並んでいます。特におすすめのお土産は次のとおりです。
・干し芋(紅はるか):個包装タイプも多く、常温保存できる定番土産
・そぼろ納豆:冷蔵品だが日持ちがよく、茨城らしさが伝わる一品
・イバラキング(メロン):旬の時期限定、産地直売ならではの完熟品
・常陸牛の加工品:ビーフジャーキーや真空パックのすき焼き用肉など
道の駅によっては地元の蔵元の醤油や味噌、地酒なども販売しており、食材だけでなく調味料のお土産も充実しています。
キャンプ飯やお取り寄せで楽しむアレンジ
帰宅後も茨城の味を楽しみたい方には、公式サイトや産地直送ECサイトからのお取り寄せがおすすめです。常陸牛は一部の生産者が冷蔵・冷凍発送に対応し、干し芋も専門農家のオンラインショップで購入できます。そぼろ納豆も茨城県内のメーカーが通販を展開しており、手軽に取り寄せられます。
キャンプ・アウトドア旅と楽しむ茨城グルメの魅力

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なっぷマガジンならではの視点として、茨城県のキャンプシーンと食を組み合わせた楽しみ方を提案します。茨城にはキャンプ場が数多くあり、その近くには必ずと言っていいほど地元の直売所や農家直販スポットが存在。キャンプ食材を現地調達することで、旅の質が一段と上がります。
キャンプ場近くの直売所を活用する
奥久慈エリアや県北の山間部に点在するキャンプ場の周辺には、地元産の野菜や加工品を販売する直売所があります。採れたての野菜や地元の豆腐、みそなどを購入して焚き火料理に使えば、スーパーで買う食材とはひと味違う体験ができます。特に旬の夏野菜や秋の根菜類は、産地ならではの甘みと鮮度が際立ちます。
常陸牛やあんこうをキャンプ飯に取り入れる
常陸牛のステーキやすき焼きは、キャンプの焚き火やダッチオーブンと相性抜群。道の駅やスーパーで購入した常陸牛を炭火でじっくり焼けば、アウトドアならではの豪快な肉料理を楽しめます。冬のキャンプでは地元のあんこうを使ったどぶ汁鍋に挑戦するのもおすすめ。道の駅であんこう鍋セットが手に入ることもあり、キャンプ初心者でも本格的な鍋料理を体験できます。
さいごに

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茨城にしかない食べ物は、この記事で紹介した9品だけに留まりません。豊かな海と山、全国トップクラスの農業・漁業県として蓄積されてきた食文化は奥深く、訪れるたびに新しい発見があります。あんこう鍋や干し芋、常陸牛など定番の名物から、スタミナラーメンやそぼろ納豆のようなディープなローカルフードまで、バラエティ豊かなグルメが県内各地に広がっています。
北茨城でどぶ汁を堪能し、水戸で納豆文化に触れ、県南でれんこん料理を楽しむ——そんな「食の旅」コースが茨城では自然に組み立てられます。キャンプや日帰り観光のついでに立ち寄る道の駅や直売所でも、茨城ならではの食材や加工品との出会いがきっとあるはず。ぜひ次の茨城旅行では「食」を軸にした計画を立てて、この食の宝庫の魅力を存分に味わってみてください。
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