淡路島1泊2日のおすすめ観光モデルコースを紹介

淡路島を1泊2日で巡るなら、海と花、歴史とグルメをバランスよく組み合わせたコースがおすすめです。1日目は明石海峡大橋の絶景を眺めながら淡路島へ入り、「あわじ花さじき」や「淡路夢舞台」で四季の花々とリゾート気分を堪能。その後は伊弉諾神宮で古代神話の世界に触れ、夜は淡路牛や海鮮を味わえるディナーで贅沢なひとときを過ごします。2日目は南あわじ方面へ足を延ばし、「鳴門の渦潮クルーズ」で大自然の迫力を体験。さらに道の駅や淡路島グルメを楽しみながら帰路につけば、心もお腹も満たされる旅になるでしょう。自然、歴史、食の魅力が凝縮されたこのモデルコースなら、短い滞在でも淡路島の多彩な魅力をしっかり堪能できます。

淡路島観光1日目のモデルコース

午前：明石海峡大橋とあわじ花さじきを満喫

出典：PhotoAC

旅の始まりは、本州から淡路島へと続く明石海峡大橋を渡るところからスタート。迫力ある景観を楽しみながら島に入り、まずは島の入口に近い「絵島」で神話に彩られた歴史を感じてみましょう。その後は、淡路島を代表する花の名所「あわじ花さじき」へ。広大な高原に四季折々の花が咲き誇り、春は菜の花やポピー、夏はひまわり、秋はコスモス、冬にはパンジーやストックと、訪れる季節ごとに異なる絶景を楽しめます。入園料無料で気軽に立ち寄れるのも魅力で、フォトスポットとしても人気。犬の同伴も可能なので、ペット連れの旅行者にもおすすめです。家族や友人と一緒に色鮮やかな花畑を散策すれば、旅の思い出が一層華やぐことでしょう。淡路島観光の午前は、美しい自然と景観を楽しむひとときから始まります。

午後：日本最古の神社・伊弉諾神宮で神話の世界に触れる

出典：PhotoAC

午後は、淡路島の中心に鎮座する「伊弉諾神宮」へ。『古事記』や『日本書紀』に記される国生み神話の神・伊弉諾尊（イザナギノミコト）が余生を過ごしたと伝えられる地で、日本最古の神社としても知られています。境内には、夫婦円満や縁結びのご利益があるとされる「夫婦大楠」や、太陽の運行を示すモニュメント「陽の道しるべ」、生命の永続を祈る「放生の神池」など、多彩な見どころが点在。古代から人々の信仰を集めてきた由緒ある空間は、歩くだけで神聖な空気に包まれます。淡路島は日本で最初に生まれた島とされ、その歴史を象徴するこの神宮は、神話と現実が交差する特別な場所。静かな森に囲まれた社殿を参拝すれば、旅の疲れを癒やしながら、日本の始まりに触れるような感動を得られるでしょう。

夕方：洲本市でご当地グルメ食べ歩き

出典：食べログ

夕方は淡路島の中心都市・洲本市へ移動し、街歩きとともにご当地グルメを楽しみましょう。洲本市は城下町の面影を残す情緒ある街並みが魅力で、散策しながら食べ歩きをするのにぴったりのエリアです。ここで味わいたいのが、淡路島を代表する淡路ビーフや新鮮な鱧（ハモ）、肉厚な伝助穴子といった豪華な食材を使った料理。地元の食堂やレストランでは、それぞれの食材を生かした逸品が堪能できます。さらにB級グルメとして人気の「淡路島牛丼」や、全国ご当地バーガーグランプリで1位を獲得した「あわじ島バーガー」も外せません。手軽に食べられるのに本格的な味わいで、地元の魅力がぎゅっと詰まった一品です。歴史ある城下町の雰囲気を感じながら、多彩なグルメを食べ歩けば、夕方のひとときが一層楽しく華やぎます。

夜：洲本温泉で癒やしの宿泊体験

出典：PhotoAC

1日目の締めくくりは、洲本市の宿泊施設でゆったりと過ごしましょう。洲本市は「淡路島・洲本温泉」の名湯で知られ、泉質はなめらかな肌触りで湯冷めしにくく、美肌の湯としても人気です。海を望む展望露天風呂からは紀淡海峡の雄大な景色を眺めることができ、絶景と温泉を同時に楽しめる贅沢なひとときを過ごせます。さらに洲本市は、淡路島の豊かな食材の宝庫。新鮮な海の幸やブランド牛の淡路ビーフ、旬の野菜をふんだんに使った会席料理や創作料理が宿泊先で堪能できます。温泉と美食を同時に楽しめる洲本の宿は、観光の疲れを癒やすだけでなく、旅の満足度を大きく高めてくれる存在。心身ともにリラックスしながら、淡路島の自然と食の恵みを味わう夜は、忘れられない思い出になるでしょう。

淡路島観光2日目のモデルコース

午前：洲本城跡と淡路島モンキーセンターで自然と歴史を体感

出典：PhotoAC

2日目の午前は、まず洲本市の高台に位置する「洲本城跡」からスタート。山頂に立つ模擬天守からは紀淡海峡や市街地を一望でき、淡路島随一の絶景スポットとして人気です。戦国時代に築かれた洲本城の石垣や遺構を歩けば、歴史のロマンに浸ることができます。その後は「淡路島モンキーセンター」へ移動し、野生のニホンザル約350頭が暮らす自然の中へ。ここではサルたちが人間に慣れすぎないよう配慮されており、自然な社会性や親子の姿を観察できるのが魅力です。毎日行われる餌やりやスタッフによる解説を通じて、サルの賢さや可愛い仕草を間近に体感できます。歴史的な洲本城跡と、野生動物との出会いを楽しめるモンキーセンターを巡れば、淡路島ならではの多彩な魅力を一度に味わえる充実の午前となるでしょう。

午後：ニジゲンノモリでアニメと体験型アトラクションを満喫

出典：ニンゲンノモリ

午後は淡路島公園内にある体験型テーマパーク「ニジゲンノモリ」へ。入園は無料で、アトラクションごとにチケットを購入するシステムなので、好みに合わせて自由に楽しめるのが魅力です。園内には『クレヨンしんちゃんアドベンチャーパーク』の巨大アスレチックやジップライン、『NARUTO＆BORUTO 忍里』での謎解きや忍術体験、『ゴジラ迎撃作戦』の全長120メートルのジップラインとシューティングゲームなど、子どもから大人まで夢中になれるアクティビティが揃っています。さらに夜には手塚治虫の名作を題材にしたプロジェクションマッピング「ナイトウォーク火の鳥」が行われ、幻想的な世界へと誘われます。園内のレストランではキャラクターモチーフのコラボメニューも楽しめ、アニメとグルメの両方で大満足。動きやすい服装で、思いきり遊び尽くしましょう。

夕方：道の駅で特産品ショッピング

出典：じゃらん

2日目の夕方は、淡路島の特産品を扱う道の駅やお土産店でショッピングを楽しみましょう。特に人気の「道の駅あわじ」や「東浦ターミナルパーク」などでは、新鮮な海産物や地元野菜、淡路島ならではの加工品が揃い、お土産探しに最適です。名産の玉ねぎを使ったスープやドレッシング、しらす丼や海鮮丼といったグルメもその場で味わえるのが魅力。さらに、淡路ビーフを使った弁当やご当地バーガーも人気で、旅の最後に食の思い出を追加できます。特産品ショップでは、玉ねぎをモチーフにしたユニークな雑貨やスイーツもあり、家族や友人への手土産に喜ばれること間違いなし。観光で巡ったスポットを振り返りながら、淡路島の恵みを持ち帰るひとときは、旅の締めくくりにふさわしい時間となるでしょう。

1泊2日で淡路島観光を満喫しよう！

淡路島は、歴史や自然、グルメ、温泉と多彩な魅力が凝縮された観光地です。1泊2日という短い旅でも、明石海峡大橋を渡る感動に始まり、あわじ花さじきの花々や伊弉諾神宮の神話の世界、洲本でのグルメや温泉など、心に残る体験が次々と訪れます。2日目には洲本城跡や淡路島モンキーセンターで自然や動物と触れ合い、ニジゲンノモリでアニメの世界を楽しみ、道の駅で特産品を手に入れれば、旅の思い出を自宅でも味わえます。四季ごとに異なる景観や旬の味覚が楽しめる淡路島は、訪れるたびに新しい発見がある場所。次は春の花畑や夏の海、秋の紅葉、冬の温泉といった季節の魅力を求めて再訪すれば、より深く島の魅力を感じられるでしょう。淡路島は、何度でも訪れたくなる特別な観光地です。