ねぶた祭

青森の有名なもの12選!おすすめ観光スポットやお土産・名産品・ご当地グルメなどを紹介

青森県は本州最北端に位置し、四季折々の美しい自然と豊かな文化が魅力の観光地です。青森といえば、真っ赤に実ったりんごの果樹園や、夏の夜空を彩る迫力満点のねぶた祭りを思い浮かべる方も多いでしょう。また、神秘的な十和田湖や奥入瀬渓流の絶景、本州と北海道を結ぶ津軽海峡の雄大な景色も青森ならではの魅力です。グルメでは大間マグロをはじめ、せんべい汁やじゃっぱ汁などの郷土料理も見逃せません。歴史と文化では弘前城や太宰治記念館「斜陽館」など、青森の歴史を感じられるスポットも充実しています。今回は青森県の魅力を存分に味わえる有名なもの12選をご紹介します。きっと青森への旅行を計画したくなること間違いなしです!

青森といえば何が有名?

青森県は自然の恵みと伝統文化が融合した、魅力あふれる観光地として全国的に知られています。青森の代名詞といえば、まず思い浮かぶのが全国生産量日本一を誇るりんごです。県内各地に広がるりんご園では、秋になると真っ赤な実が鈴なりになり、まさに青森らしい風景を楽しめます。また、毎年8月に開催されるねぶた祭りは、青森を代表する夏の風物詩として国内外から多くの観光客が訪れます。自然スポットでは、十和田湖や奥入瀬渓流の美しい景観が人気で、特に紅葉シーズンには息を呑むほどの絶景を堪能できます。グルメ面では大間マグロが全国的に有名で、その他にもせんべい汁やバラ焼きなど、青森ならではの郷土料理も豊富です。歴史文化では弘前城や恐山など、青森の歴史と信仰を物語るスポットも点在しており、多面的な魅力を持つ観光地として多くの人々を魅了し続けています。

青森の有名なもの12選

りんご

りんご

出典;PhotoAC

青森県は全国のりんご生産量の約6割を占める、まさに日本一のりんご王国です。青森のりんごは津軽地方を中心に栽培されており、ふじ、つがる、王林など多彩な品種が楽しめます。青森のりんごが美味しい理由は、昼夜の寒暖差が大きい気候と、りんご栽培に適した土壌、そして生産者の高い技術力にあります。秋になると県内各地でりんご狩りが楽しめ、もぎたての新鮮なりんごを味わうことができます。また、りんごを使ったお菓子やジュース、シードルなどの加工品も豊富で、青森土産としても大人気です。弘前市周辺では「りんご公園」や「りんごの里」など、りんご文化を体験できる施設も充実しており、青森の代表的な魅力として多くの観光客に愛され続けています。青森を訪れたら、ぜひ本場のりんごの美味しさを堪能してください。

ねぶた祭

ねぶた祭

出典;PhotoAC

青森ねぶた祭は毎年8月2日から7日にかけて開催される、青森県を代表する夏祭りです。巨大な灯籠「ねぶた」が青森市内を練り歩く様子は圧巻で、国の重要無形民俗文化財にも指定されています。ねぶたは高さ5メートル、幅9メートルにもなる巨大な武者絵が描かれた灯籠で、内部から照らされると夜空に浮かび上がる美しさは言葉では表現できないほどです。祭りの期間中は「ラッセラー、ラッセラー」の掛け声とともに、跳人(はねと)と呼ばれる踊り手たちが街を練り歩きます。観光客も正装すれば跳人として参加でき、祭りを肌で感じることができるのも魅力の一つです。青森ねぶた祭は東北三大祭りの一つとして全国的に有名で、期間中は約300万人もの観光客が青森を訪れます。青森の夏を代表する風物詩として、一度は体験していただきたい感動的なお祭りです。

十和田湖

十和田湖

出典;PhotoAC

十和田湖は青森県と秋田県にまたがる美しいカルデラ湖で、青森県を代表する観光スポットの一つです。約20万年前の火山活動によって形成されたこの湖は、最大水深327メートルを誇り、透明度の高い美しい湖水が特徴です。十和田湖畔には高村光太郎作の「乙女の像」が立ち、湖の美しさと相まって多くの観光客が記念撮影を楽しんでいます。春の新緑、夏の深緑、秋の紅葉、冬の雪景色と四季それぞれの美しさを楽しめるのが十和田湖の魅力で、特に10月中旬から下旬の紅葉シーズンは絶景を求める観光客で賑わいます。湖畔では遊覧船クルーズやカヌー体験なども楽しめ、湖上から眺める周囲の山々の景色は格別です。また、十和田湖周辺には温泉地も点在しており、美しい景色を眺めながらの温泉入浴も旅の醍醐味です。青森の自然の美しさを象徴する十和田湖で、心癒される時間をお過ごしください。

項目 情報
住所 青森県十和田市十和田湖
アクセス JR東北新幹線八戸駅からバスで約2時間、青森空港から車で約1時間30分
駐車場 あり(有料・無料エリアあり)
営業時間 24時間(施設により異なる)
料金 無料(遊覧船等は別途料金)

奥入瀬渓流

奥入瀬渓流

出典;PhotoAC

奥入瀬渓流は十和田湖から流れ出る美しい渓流で、約14キロメートルにわたって続く青森県屈指の景勝地です。国の特別名勝および天然記念物に指定されており、「日本の美しい歩きたくなるみち500選」にも選ばれています。奥入瀬渓流の最大の魅力は、清らかな渓流と原生林が織りなす自然美で、特に秋の紅葉シーズンには燃えるような美しい景色を楽しめます。渓流沿いには遊歩道が整備されており、銚子大滝や阿修羅の流れ、九段の滝など14の名所を巡りながら散策できます。春の新緑、夏の深緑、秋の紅葉、冬の氷瀑と四季折々の表情を見せる奥入瀬渓流は、何度訪れても新たな発見があります。また、渓流沿いにはホテルや温泉施設もあり、美しい自然に囲まれながらゆっくりと滞在を楽しむことができます。青森の豊かな自然を満喫したい方には、ぜひ奥入瀬渓流での散策をおすすめします。

項目 情報
住所 青森県十和田市奥瀬
アクセス JR東北新幹線八戸駅からバスで約1時間30分、青森空港から車で約1時間20分
駐車場 あり(複数箇所に無料駐車場)
営業時間 24時間
料金 無料

津軽海峡

津軽海峡

出典;PhotoAC

津軽海峡は本州と北海道を隔てる海峡で、青森県にとって重要な地理的ランドマークです。本州最北端の地から北海道を望む津軽海峡の景色は雄大で、特に竜飛岬からの眺望は圧巻です。津軽海峡は石川さゆりの名曲「津軽海峡冬景色」でも歌われ、多くの人々に愛され続けています。海峡を渡る青函連絡船は現在運航していませんが、青函トンネルによって本州と北海道が結ばれており、青森は本州と北海道を結ぶ重要な玄関口としての役割を果たしています。津軽海峡沿岸では新鮮な海の幸も豊富で、特に大間のマグロは津軽海峡で育まれた最高品質として全国的に有名です。また、津軽海峡の荒波に揉まれて育った海産物は味が濃厚で、青森グルメの重要な要素となっています。青森を訪れた際は、ぜひ津軽海峡の雄大な景色と、その恵みを受けた美味しい海の幸を堪能してください。

恐山

恐山

出典;PhotoAC

恐山は青森県むつ市にある霊場で、比叡山、高野山と並んで日本三大霊場の一つに数えられています。恐山は正式には恐山菩提寺といい、天台宗の寺院として約1200年の歴史を持ちます。硫黄の匂いが立ち込める荒涼とした風景は、まさに「あの世」を彷彿とさせ、多くの参拝者や観光客が訪れます。恐山の境内には地獄と極楽を表現した様々な景観があり、血の池地獄や賽の河原など、仏教的な世界観を体感できます。また、恐山は霊能者イタコで有名で、毎年7月と10月に開催される恐山大祭では、イタコの口寄せが行われ、全国から多くの人が訪れます。恐山温泉も併設されており、参拝後に温泉で身を清めることができるのも魅力の一つです。青森の神秘的な一面を体験したい方には、ぜひ恐山への参拝をおすすめします。独特の雰囲気と歴史の重みを感じられる、忘れられない体験となるでしょう。

項目 情報
住所 青森県むつ市田名部宇曽利山3-2
アクセス JR大湊線下北駅からバスで約25分
駐車場 あり(無料)
営業時間 6:00~18:00(5月~10月)、6:00~17:00(11月~4月)
料金 大人500円、小人200円

弘前城

弘前城

出典;PhotoAC

弘前城は青森県弘前市にある現存12天守の一つで、国の重要文化財に指定されている貴重な城郭です。1611年に完成した弘前城は、津軽統一を果たした津軽為信によって築かれ、現在でも美しい姿を保っています。弘前城の最大の魅力は、何といっても春の桜です。弘前公園には約2600本の桜が植えられており、ゴールデンウィーク頃には日本屈指の桜の名所として多くの花見客で賑わいます。特に夜桜ライトアップは幻想的で、お堀の水面に映る桜と城の美しいコントラストは息を呑むほどです。秋には紅葉、冬には雪景色と四季折々の美しさを楽しめるのも弘前城の魅力です。城内では津軽の歴史や文化に関する展示も行われており、青森の歴史を学ぶことができます。また、弘前城周辺にはりんごスイーツが味わえるカフェや津軽の郷土料理を楽しめるレストランも充実しており、観光と食事を同時に楽しめる青森の代表的な観光スポットです。

項目 情報
住所 青森県弘前市下白銀町1
アクセス JR弘前駅から徒歩約40分、または車で約10分
駐車場 あり(有料)
営業時間 9:00~17:00
料金 大人320円、小人100円

太宰治記念館「斜陽館」

太宰治記念館「斜陽館」

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太宰治記念館「斜陽館」は、青森県五所川原市金木町にある文学館で、青森が生んだ文豪太宰治の生家を利用した施設です。明治40年に建築されたこの建物は、当時の豪農の暮らしぶりを物語る立派な和風建築で、国の重要文化財に指定されています。館内では太宰治の生涯や作品に関する展示が行われており、直筆原稿や愛用品なども見ることができます。特に太宰治が幼少期を過ごした部屋は当時のまま保存されており、文豪の原点を感じることができる貴重な空間です。斜陽館という名前は太宰治の代表作「斜陽」から取られており、文学ファンにとっては聖地的な存在となっています。館内には太宰治の作品を読むことができるライブラリーコーナーもあり、ゆっくりと文学の世界に浸ることができます。また、金木町は太宰治ゆかりの地として町全体で文学観光に取り組んでおり、太宰治にちなんだグルメやお土産も充実しています。青森の文学的な魅力を感じたい方には、ぜひ訪れていただきたいスポットです。

項目 情報
住所 青森県五所川原市金木町朝日山412-1
アクセス 津軽鉄道金木駅から徒歩約7分
駐車場 あり(無料)
営業時間 9:00~17:00
料金 大人600円、高校生400円、小中学生250円

せんべい汁

せんべい汁

出典;PhotoAC

せんべい汁は青森県八戸地方発祥の郷土料理で、青森を代表するご当地グルメの一つです。鶏肉や野菜と一緒に「南部せんべい」を煮込んだ汁物で、せんべいが出汁を吸ってもちもちした食感になるのが特徴です。使用する南部せんべいは汁物専用の「おつゆせんべい」で、小麦粉と塩だけで作られたシンプルなせんべいです。せんべい汁の具材は地域や家庭によって様々で、鶏肉、豚肉、野菜、きのこなどが使われ、味噌ベースや醤油ベース、塩ベースなど味付けも多彩です。八戸市では毎年「せんべい汁研究所」主催のイベントが開催され、各店舗の個性豊かなせんべい汁を食べ比べることができます。また、八戸駅前の屋台村「みろく横丁」では、様々な店でせんべい汁を味わうことができ、青森グルメの代表として多くの観光客に親しまれています。青森を訪れた際は、ぜひこの心温まる郷土料理をご賞味ください。

じゃっぱ汁

じゃっぱ汁

出典;PIXTA

じゃっぱ汁は青森県津軽地方の郷土料理で、魚のアラ(頭や骨など通常捨てる部分)を使った味噌汁です。「じゃっぱ」とは津軽弁で「雑把」という意味で、魚の切れ端を無駄なく活用する津軽の人々の知恵から生まれた料理です。主に鱈やヒラメ、アンコウなどの魚のアラを使い、大根、人参、豆腐、ネギなどの野菜と一緒に味噌で煮込みます。魚のアラから出る濃厚な出汁が特徴で、寒い青森の冬には体を温めてくれる栄養満点の汁物として親しまれています。じゃっぱ汁は家庭料理として受け継がれてきましたが、近年は青森の郷土料理として注目され、県内の飲食店や旅館でも提供されています。特に冬の青森では、新鮮な魚のアラを使ったじゃっぱ汁を味わうことができ、地元の食文化を体験できる貴重な機会となります。青森の厳しい冬を乗り切る先人の知恵が詰まったじゃっぱ汁を、ぜひ本場青森でお楽しみください。

大間マグロ

大間マグロ

出典;PhotoAC

大間マグロは青森県大間町で水揚げされる本マグロで、その品質の高さから「マグロの王様」とも呼ばれています。津軽海峡の荒波に揉まれて育った大間マグロは、身が締まり脂の乗りも抜群で、築地市場では最高値で取引されることでも有名です。大間マグロの漁は一本釣りで行われ、漁師たちの熟練した技術と経験によって最高品質のマグロが水揚げされます。大間町では「大間マグロ祭り」も開催され、新鮮なマグロ料理を味わうことができます。また、町内には大間マグロを使った寿司店や海鮮丼店が点在しており、本場の味を堪能できます。大間マグロの旬は秋から冬にかけてで、この時期には特に脂が乗った絶品のマグロを味わうことができます。大間マグロは青森が誇る海の幸の代表格で、その味は一度食べたら忘れられないほどの感動を与えてくれます。青森を訪れた際は、ぜひ本場大間で最高級のマグロをご賞味ください。

バラ焼き

バラ焼き

出典;PhotoAC

バラ焼きは、青森県十和田市を中心とする上北地方のご当地B級グルメで、牛バラ肉と玉ねぎを甘辛いタレで炒めた青森県民のソウルフードです。この料理の最大の特徴は、青森県産りんごをすりおろしたタレを使用することで、肉が柔らかくなり、まろやかで優しい味わいに仕上がることです。バラ焼きの歴史は戦後間もない頃に始まり、米軍三沢基地の建設作業員向けに、安価で栄養価の高い料理として考案されました。当時、比較的安く手に入った牛バラ肉を使い、地元で豊富に採れる玉ねぎと組み合わせることで、現在のバラ焼きの原型が生まれました。シンプルな材料でありながら、青森りんごの甘みが効いたタレの絶妙な味付けが特徴で、ご飯のお供としても、お酒のつまみとしても最適です。十和田市内の多くの飲食店でバラ焼きを味わうことができ、各店舗が独自のタレや調理法で個性を出しているため、食べ比べも楽しめる青森県の代表的なB級グルメです。

青森へ旅行しよう!

青森県の魅力的な12の有名なものをご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。雄大な自然景観から歴史ある文化遺産、そして心温まる郷土料理まで、青森県は本当に多彩な魅力に満ちた素晴らしい観光地です。十和田湖や奥入瀬渓流の神秘的な美しさに心を奪われ、弘前城の桜やねぶた祭の熱気に感動し、新鮮な海の幸や伝統の郷土料理で舌鼓を打つ-そんな贅沢な体験が青森県では可能です。また、太宰治記念館で文学に触れ、恐山で精神的な安らぎを得るなど、心の豊かさも感じられるでしょう。青森県は四季それぞれに異なる表情を見せてくれるため、何度訪れても新しい発見と感動があります。温かい青森の人々との出会いも、きっと旅の思い出を特別なものにしてくれるはずです。ぜひ青森県への旅行を計画して、この素晴らしい土地の魅力を存分に体感してください。青森県があなたを心からお待ちしています。

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