唐津には食べ歩きグルメがいっぱい！

唐津は九州北部に位置し、玄界灘に面した港町として栄えてきた歴史があります。新鮮な海の幸が豊富に水揚げされる呼子港周辺では、イカやサザエなどの海産物を使った名物料理が数多く生まれました。また、唐津は古くから茶道文化が根付いており、老舗の和菓子店が伝統の味を守り続けています。虹ノ松原沿いの道路には、地元の食材を活かした個性的なグルメスポットが点在し、観光客と地元の人々で賑わいを見せています。唐津バーガーのようなB級グルメから、松露饅頭のような上品な和菓子まで、幅広いジャンルの食べ歩きグルメが楽しめるのが唐津の大きな魅力です。唐津城下町の風情を感じながら、心ゆくまで食べ歩きを満喫できるでしょう。

唐津のおすすめ食べ歩きグルメ8選

からつバーガー 虹ノ松原本店の「からつバーガー」

出典：からつバーガー公式サイト

唐津を代表するB級グルメとして全国的に有名な「からつバーガー」は、虹ノ松原本店で味わうのが一番のおすすめです。佐賀牛を100%使用したジューシーなパティと、地元産の新鮮野菜がバランス良く組み合わさった絶品ハンバーガーは、一度食べたら忘れられない味わいです。特製ソースの甘辛い風味が牛肉の旨みを引き立て、ボリューム満点でありながら最後まで飽きることがありません。虹ノ松原の美しい松林を眺めながら食べるからつバーガーは、唐津観光の醍醐味の一つです。店舗は国道202号線沿いにあり、ドライブ途中の立ち寄りスポットとしても人気が高く、週末には行列ができることもあります。唐津を訪れたら必ず味わいたい名物グルメです。

さざえのつぼ焼き売店の「サザエのつぼ焼き」

出典：佐賀県公式観光サイト-あそぼーさが

呼子港周辺で水揚げされた新鮮なサザエを使った「サザエのつぼ焼き」は、唐津の海の幸を代表する名物料理です。サザエの身は肉厚でプリプリとした食感が特徴的で、磯の香りと甘みが口いっぱいに広がります。熱々の殻から立ち上る香ばしい香りは食欲をそそり、醤油ベースのタレがサザエの旨みを一層引き立てます。呼子の朝市通りにある専門店では、注文を受けてから炭火で丁寧に焼き上げるため、出来立ての美味しさを堪能できます。地元の漁師さんが厳選したサザエだけを使用しており、サイズも大きく食べ応え抜群です。唐津の海の恵みを存分に味わえる一品として、観光客にも地元の人々にも愛され続けています。

大原老舗 唐津本店の「松露饅頭」

出典：大原老舗 唐津本店公式サイト

唐津の代表的な和菓子として300年以上の歴史を誇る「松露饅頭」は、大原老舗の看板商品です。松露（しょうろ）というキノコの形を模した愛らしい見た目で、カステラ生地の中に上品な黄身餡が入っています。一口食べると、しっとりとした生地の甘さと、まろやかな黄身餡のコクが絶妙にマッチし、お茶うけにも最適です。唐津藩主に献上されていた由緒ある銘菓で、現在も昔ながらの製法で一つ一つ丁寧に作られています。大原老舗の唐津本店は、唐津城下町の風情ある街並みの中にあり、店構えからも老舗の格式を感じることができます。唐津観光の記念品としても人気が高く、上品な甘さは幅広い年代の方に喜ばれています。

ふじ川 蒲鉾本店の「魚ロッケ」

出典：ふじ川蒲鉾公式サイト

唐津の老舗蒲鉾店「ふじ川 蒲鉾本店」の「魚ロッケ」は、地元の新鮮な魚を使った揚げ蒲鉾です。外はサクサクとした衣に包まれ、中はふんわりとした魚の身が詰まっており、一口食べると魚の旨みが口いっぱいに広がります。唐津の海で獲れた白身魚を使用しており、魚本来の味を大切にした優しい味わいが特徴です。熱々のうちに食べるのがおすすめで、軽い食感なので食べ歩きにも最適です。ふじ川蒲鉾本店は昭和初期から続く老舗で、伝統的な製法を守りながらも現代の嗜好に合わせた商品開発を行っています。魚ロッケは地元の人々にも愛されているソウルフードで、唐津の海の恵みを手軽に味わえる一品として人気を集めています。

木屋さかな市場の「イカ串焼き」

出典：On Trip JAL

呼子港で水揚げされた新鮮なイカを使った「イカ串焼き」は、唐津の海の幸を代表する食べ歩きグルメです。木屋さかな市場では、朝獲れのイカを丸ごと串に刺し、炭火でじっくりと焼き上げます。イカの甘みと旨みが凝縮された身は、噛むほどに味わい深く、醤油ベースのタレとの相性も抜群です。炭火の香ばしさがイカの風味を一層引き立て、海辺で食べる贅沢な一品として観光客に大変人気があります。呼子は日本有数のイカの産地として知られており、特に透明度の高い活きイカの刺身でも有名ですが、串焼きもその美味しさは格別です。木屋さかな市場は呼子朝市のすぐ近くにあり、朝市散策と合わせて楽しむことができます。

中尾まんじゅう店の「酒まんじゅう」

出典：中尾まんじゅう店公式サイト

唐津の老舗和菓子店「中尾まんじゅう店」の「酒まんじゅう」は、地元で愛され続けている伝統的な和菓子です。佐賀県産の日本酒を生地に練り込んだ饅頭で、ほんのりと酒の香りが感じられる上品な味わいが特徴です。中の餡は北海道産の小豆を使用したこしあんで、甘さ控えめながらも豊かな風味が楽しめます。蒸したての酒まんじゅうは、ふっくらとした生地の食感と餡の滑らかさが絶妙にマッチし、お茶との相性も抜群です。中尾まんじゅう店は地元の人々に愛される町の和菓子店で、職人が一つ一つ手作りで仕上げています。唐津の地酒文化を反映した酒まんじゅうは、唐津ならではの味として観光客にも人気が高く、お土産としても喜ばれています。

萬坊 呼子朝市通り店の「いかしゅうまい」

出典：萬坊公式サイト

呼子の名物である「いかしゅうまい」は、萬坊呼子朝市通り店で味わえる絶品グルメです。新鮮なイカの身をたっぷりと使用したシュウマイで、イカの甘みと旨みが存分に味わえます。通常の豚肉のシュウマイとは一味違った海の幸ならではの上品な味わいで、プリプリとした食感がたまりません。蒸したてのいかしゅうまいは、イカの風味が口いっぱいに広がり、醤油ベースのタレとの相性も抜群です。萬坊は呼子でも老舗の海鮮料理店として知られており、新鮮な海の幸を使った様々な料理を提供しています。呼子朝市通りにある店舗は、朝市散策の途中で気軽に立ち寄れる立地にあり、観光客にも地元の人々にも愛されています。唐津の海の恵みを手軽に味わえる一品として、ぜひ試していただきたいグルメです。

伊藤けえらん本家の「けえらん」

出典：伊藤けえらん本家公式サイト

佐賀県唐津市浜玉町浜崎にある「伊藤けえらん本家」は、創業およそ明治時代から続く伝統の和菓子店です。代表作「けえらん」は、米粉を練り蒸した薄皮でこしあんを巻き込んだシンプルながら上品な銘菓。素材は浜玉産のうるち米と小豆、砂糖だけという無添加志向で、賞味期限は製造当日のみと鮮度が命です。柔らかい食感とつるりと舌に吸いつくような口当たり、控えめな甘さとほどよいコシがあり、ひとつでも満たされる満足感。豊臣秀吉が「これを食べたら戦に勝つまで帰らん」と語った逸話に由来する名前も印象的で、唐津を訪れる人々にとって特別な思い出になる一品です。保存が難しいため、できれば店頭でその日のうちに味わいたい、まさに旅先で楽しむべき伝統の味です。

唐津で美味しい食べ歩きグルメを満喫しよう！

唐津の食べ歩きグルメは、海の幸から伝統的な和菓子まで、バラエティに富んだ魅力的な味覚体験を提供してくれます。虹ノ松原の美しい景色を眺めながら味わうからつバーガーや、呼子朝市で活気あふれる雰囲気の中で楽しむイカ料理など、それぞれに唐津ならではの特色があります。老舗の松露饅頭や酒まんじゅうは、唐津の歴史と文化を感じられる上品な味わいで、観光の記念にも最適です。地元の人々に愛され続けている名店ばかりなので、どのお店を訪れても間違いなく美味しい体験ができるでしょう。唐津を訪れる際は、ぜひ時間をかけて食べ歩きを楽しみ、この地域の豊かな食文化を存分に味わってください。きっと唐津の魅力的な食べ歩きグルメの虜になり、何度でも訪れたくなることでしょう。