
京都のクラフトビール醸造所おすすめ5選!ブルワリー巡りで味わう地ビール
記事の目次
京都のクラフトビールが今アツい理由

出典;PIXTA
京都のクラフトビールシーンが急成長している背景には、この地ならではの豊かな醸造文化があります。日本酒の産地として名高い伏見をはじめ、長年にわたって水・麹・発酵と向き合ってきた職人の文化が、ビール醸造の土台にもなっています。近年はマイクロブルワリーの開業が相次ぎ、京都発のクラフトビールは国内外で高い評価を受けるようになりました。
伏見の名水と酒蔵文化が育む個性
伏見は「伏水」とも書かれるほど、古くから良質な地下水に恵まれた土地です。軟水ならではのまろやかな口当たりは日本酒だけでなく、ビール醸造にも理想的な条件を与えます。酒蔵が軒を連ねる街並みで磨かれた発酵技術と水へのこだわりが、京都クラフトビール特有の繊細でやわらかい風味を生み出しているのです。
また京都には老舗酒蔵が複数残り、その醸造ノウハウをビール製造にも応用する動きが広がっています。伝統産業で培われた品質管理の意識と、クラフトビールの自由な発想が掛け合わさることで、他の産地にはない独自のビアカルチャーが花開いています。
京町家×マイクロブルワリーの新潮流
京都市内では、空き町家や古民家をリノベーションしブルワリーやタップルームとして活用する事例が増えています。格子戸・坪庭・土間といった京都らしい意匠を保ちながら醸造タンクを設えた空間は、訪れるだけでも体験価値があります。観光客だけでなく地元の人々も集う場所として、町家ブルワリーは新しいコミュニティの拠点にもなっています。
こうした動きは若い醸造家の移住・起業を促し、京都のクラフトビールシーンを多様化させています。ベルギー・アメリカ・イギリスなど各国のビアスタイルをベースに、宇治茶・酒米・柚子など京都産食材を組み合わせたレシピが次々と生まれており、地域資源を活かした「京都らしさ」のあるビールが世界の愛好家からも注目されています。
京都のクラフトビール醸造所おすすめ5選

出典;PIXTA
京都市内とその周辺には個性豊かなブルワリーが集まっています。以下では、実際に訪問・購入しやすいおすすめの5醸造所を、エリア別にご紹介します。観光ルートと合わせて計画してみてください。
京都醸造(南区):世界が注目する国際色豊かなブルワリー
京都醸造は、カナダ・アメリカ・ベルギー出身の3人の醸造家が2015年に設立した、京都を代表するマイクロブルワリーです。「一期一会」の精神を体現するように季節ごとに異なるレシピで仕込まれる限定ビールが多く、コレクター的な楽しみ方もできます。ベルジャン酵母とアメリカンホップを組み合わせた独創的なレシピが特徴です。
醸造所併設のタップルームでは、出来立てのビールをその場で味わえます。営業は金・土・日を中心とした限定日程のため、訪問前に公式サイトで営業日を確認しておくのがおすすめです。オンラインショップでの購入にも対応しています。
| スポット・施設名 | 京都醸造 |
|---|---|
| 住所 | 京都府京都市南区西九条高畠町25-1 |
| 営業時間 | タップルーム:水〜金17:00〜21:00/土日祝12:00〜18:00(変更あり) |
| アクセス | 近鉄京都線「十条駅」より徒歩約12分 |
| URL | https://kyotobrewing.com/ |
家守堂(伏見区):京町家を改装した龍馬通りのブルワリーパブ
坂本龍馬ゆかりの伏見・竜馬通り商店街近くにある家守堂は、明治期に建てられた京町家をリノベーションしたブルワリーパブです。店内には醸造タンクが置かれ、仕込みの様子を感じながらビールを飲めます。伏見の水を使ったクラフトビールは、定番から季節限定まで複数のラインナップが揃います。
寺田屋や伏見稲荷大社からもアクセスしやすいエリアにあり、観光の締めくくりに立ち寄るのに最適です。日本茶専門店も併設され、京都の食材を使った料理とビールのペアリングも楽しめます。
| スポット・施設名 | 家守堂 |
|---|---|
| 住所 | 京都府京都市伏見区中油掛町108 |
| 営業時間 | 11:00〜22:00(月曜定休) |
| アクセス | 京阪本線「中書島駅」より徒歩約10分 |
| URL | https://yamorido.jp/ |
キザクラカッパカントリー(伏見区):黄桜が手がける観光複合施設
「黄桜カッパ」のCMでおなじみの黄桜株式会社が運営する観光複合施設です。日本酒の製造工程を学べる黄桜記念館やかっぱ資料館に加え、自社醸造のクラフトビールと日本酒をその場で楽しめる黄桜酒場が併設されています。伏見エリアの代表的な観光スポットとして、ファミリーから大人のカップルまで幅広い客層に対応しています。
黄桜の地ビールは季節ごとに変わる限定品も評判です。施設内のショップでは瓶・缶ビールを購入でき、お土産としても人気。伏見の酒蔵街散策と合わせて楽しめる充実したスポットです。
| スポット・施設名 | キザクラカッパカントリー |
|---|---|
| 住所 | 京都府京都市伏見区塩屋町228 |
| 営業時間 | 黄桜酒場:平日11:30〜14:30・17:00〜21:30/土日祝11:00〜14:30・17:00〜21:30(火曜定休、年末年始休) |
| アクセス | 京阪本線「中書島駅」「伏見桃山駅」より徒歩約7分 |
| 駐車場 | あり |
| URL | https://kizakura.co.jp/restaurant/country/ |
SPRING VALLEY BREWERY KYOTO(中京区):キリン直営の京町家ブルワリー
キリンビールが手がけるクラフトビール専門ブランド「SPRING VALLEY BREWERY」の京都店は、築約100年の京町家を改装した風情あるブルワリーレストランです。錦市場近くの富小路通に位置し、アクセスも良好。醸造設備を眺めながら、こだわりのクラフトビールとフードペアリングを楽しめる洗練された空間です。
定番の「豊潤<496>」「シルクエール<白>」などの人気銘柄に加え、京都店限定のビールも提供されています。ランチ・ディナーともに利用でき、観光やショッピングついでの食事にも最適な一軒です。
| スポット・施設名 | SPRING VALLEY BREWERY KYOTO |
|---|---|
| 住所 | 京都府京都市中京区富小路通錦小路上ル高宮町587-2 |
| 営業時間 | 11:30〜23:00(日曜祝日は22:00まで/店舗により変更あり) |
| アクセス | 阪急京都線「京都河原町駅」より徒歩約5分 |
| URL | https://www.springvalleybrewery.jp/pub/kyoto/ |
一乗寺ブリュワリー(左京区):京都らしさを追求する実力派
京都・比叡山の麓、一乗寺エリアに2011年オープンした一乗寺ブリュワリーは、京都産の大麦や亀岡産ホップなど地域資源を活かしたレシピで知られる実力派ブルワリーです。「K80アンバーエール」や柚子を使った「ゆずヴァイス」など、京都らしさと醸造技術の高さが両立したビールが揃います。
醸造所は現在ブルワリー機能のみで、出来立てを味わうには京都河原町エリアの直営店「BEER PUB ICHI-YA」がおすすめです。市内飲食店へも樽生を出荷しており、京都各地のビアバーで一乗寺のビールに出会えます。
| スポット・施設名 | 京都・一乗寺ブリュワリー |
|---|---|
| 所在地 | 京都市左京区一乗寺出口町10-1 |
| 直営店 | イタリアンビアパブICHI-YA(京都河原町エリア) |
| URL | https://kyoto-ichijoji-brewery.com/ |
京都駅周辺でクラフトビールを買えるお店

出典;PIXTA
ブルワリーまで足を延ばす時間がない方や、帰りの新幹線・夜行バスの前にまとめて買いたい方にとって、京都駅周辺でクラフトビールを購入できるスポットは頼りになる存在です。京都土産としてクラフトビールを選ぶ観光客も増えており、駅ナカや地下街でも品揃えが充実してきています。
京都駅ナカ・地下でまとめ買いできるスポット
京都駅ビル内の土産物ゾーンでは、京都醸造や黄桜のクラフトビールを扱っているケースがあります。ジェイアール京都伊勢丹の地下食品売り場にはクラフトビールコーナーが設けられていることがあり、品揃えが充実。駅近くの「イオンモールKYOTO」内のリカー売り場も、幅広いラインナップをチェックできる穴場スポットです。
缶・瓶で持ち帰るときの選び方
クラフトビールを持ち帰る際のポイントをまとめておきます。
・缶ビールを選ぶ:軽くて割れないため、荷物が多い旅行者には缶がおすすめ
・保冷バッグを活用:購入店舗で保冷バッグを入手すると鮮度が保ちやすい
・賞味期限を確認:クラフトビールは賞味期限が短いものが多いため購入前に確認を
・スタイルで選ぶ:苦みが好きならIPA・ペールエール、飲みやすさ重視ならヴァイツェンやゴールデンエールが定番
複数銘柄を少量ずつ買い集める「飲み比べセット」は、京都クラフトビール好きへの贈り物としても喜ばれます。まとめ買いするなら保冷性のある袋を忘れずに持参しましょう。
キャンプやアウトドアで楽しむ京都クラフトビール

出典;PIXTA
せっかくなら、京都クラフトビールをアウトドアのシーンでも堪能してみませんか。自然の中で飲む一杯は、店内とはまた違う格別の美味しさがあります。京都近郊にはキャンプ場が点在しており、事前にクラフトビールを購入して持ち込めば、最高のキャンプビールが実現します。
京都近郊のキャンプ場に持ち込みたい銘柄
京都府内や隣接する滋賀・兵庫・奈良には自然豊かなキャンプ場が多くあります。持ち込みにおすすめの京都クラフトビールとしては、京都醸造の缶シリーズが携帯性・品質ともに優れていて人気です。黄桜の地ビールは缶・瓶どちらでも入手しやすく、スーパーや酒販店での購入もしやすいため、キャンプ前の買い出しにも向いています。
キャンプ場によっては酒類持ち込みのルールが異なる場合もあります。事前に規約を確認し、ゴミの持ち帰りルールも守って楽しみましょう。
焚き火とペアリングしたいビアスタイル
焚き火のそばで飲むなら、スモーキーな香りや深みのあるフレーバーのビールとの相性が抜群です。おすすめのペアリングを参考にしてみてください。
・スタウト・ポーター:ロースト麦芽の香ばしさが焚き火の香りと調和。チョコレートやコーヒーのニュアンスも夜のキャンプにぴったり
・スモークエール:燻製風味のビールは焚き火との親和性が高く、焼いた肉や野菜とも好相性
・ベルジャンウィットビール:柑橘系のやわらかい風味がアウトドアの爽快感をさらに高めてくれる
京都のブルワリーは季節ごとに限定スタイルを醸造していることが多いため、キャンプの季節に合わせて新しいビールを探す楽しさもあります。春はフルーティーなエール、秋はアンバーエールを合わせるなど、季節感を楽しむのもクラフトビールならではの醍醐味です。
京都クラフトビール巡りをもっと楽しむコツ

出典;PIXTA
複数のブルワリーをはしごする「ブルワリーホッピング」は、クラフトビール愛好家の楽しみ方のひとつです。京都は市内がコンパクトにまとまっており、公共交通機関を使えば1日で複数のブルワリーを巡ることも可能。計画的に回れば、各醸造所の個性を存分に楽しめます。
エリア別モデルコース(伏見・市街)
京都クラフトビール巡りのモデルコースを、主要エリアで考えてみましょう。
・伏見コース:キザクラカッパカントリー→家守堂の順に巡る。酒蔵街の風情を楽しみながら徒歩圏内で2か所を訪問できる。伏見稲荷や寺田屋とセットで午後の観光に組み込みやすい
・市街コース:SPRING VALLEY BREWERY KYOTO(河原町)→京都醸造(南区)の順。地下鉄・バスを組み合わせて1日で巡れる
・河原町締めコース:嵐山・嵯峨野観光の後、河原町まで移動し「イタリアンビアパブICHI-YA」で一乗寺ブリュワリーのビールを楽しむ
徒歩・自転車移動が多くなるため、水分補給とペース配分を意識することが大切です。小サイズのグラスで多種類を試せる「フライト(飲み比べ)注文」を活用すれば、多種類を少量ずつ楽しめます。
京都で開催されるビアイベント
京都ではクラフトビールをテーマにしたイベントが年間を通じて開催されます。各ブルワリーが一堂に会するフェスティバルや、リリースパーティー、期間限定タップルームなど、イベント情報はブルワリーの公式SNSやウェブサイトで随時発信されています。旅行日程が決まったら事前にチェックしておくと、旅の満足度がさらに高まります。
さいごに

出典;PIXTA
京都のクラフトビールは、伏見の名水・酒蔵文化・京町家の空間美、そして国際的な醸造家の情熱が融合した、この地ならではの魅力ある文化です。老舗蔵元が造るビールも、若き醸造家が実験的に挑むビールも、どれもが京都という土地の個性を映しています。
今回紹介した5つのブルワリーは、それぞれ異なる哲学とスタイルを持っています。観光の合間にタップルームで出来立てを味わうのはもちろん、缶・瓶ビールをお土産として持ち帰り、自宅やキャンプ場でゆっくり楽しむのもおすすめです。訪れるたびに新しいビールと出会えるのが、クラフトビール巡りの醍醐味でもあります。
ぜひ次回の京都旅行では、神社仏閣や美食とともにクラフトビール巡りを旅の計画に加えてみてください。ブルワリーを訪ねることで、京都の新しい顔と出会えるはずです。
※情報は記事掲載時点のものです。施設によって営業時間の変更や休業などの可能性があります。おでかけの際には公式HP等で事前にご確認ください。
※本記事は、ライティング補助や誤字チェックなどでAIを利用しています。最終的な確認は編集部で行なっていますが、万が一情報に誤りがあった場合はこちらからお問い合わせでください。














