軽井沢1泊2日のおすすめ観光モデルコースを紹介

今回ご紹介するのは、自然・歴史・グルメ・ショッピングをバランスよく楽しめる軽井沢1泊2日コース。初日は「碓氷峠見晴台」と「熊野皇大神社」で雄大な自然と神聖な空気に包まれ、午後は「軽井沢ショー記念礼拝堂」や「旧軽井沢銀座通り」でレトロな街並みとおしゃれなカフェ巡りを満喫。
夜は上質な宿でゆったりと過ごし、翌日は「追分宿郷土館」や「堀辰雄文学記念館」で文化に触れた後、「ハルニレテラス」や「軽井沢レイクガーデン」で自然と癒しの時間を堪能します。観光の定番から穴場までを1泊2日で効率よく巡るこのコースは、季節を問わず楽しめるのが魅力。軽井沢らしい洗練された時間を過ごしたい方にぴったりのプランです。

軽井沢観光1日目のモデルコース

午前：碓氷峠見晴台と熊野皇大神社で県境の絶景とパワースポット巡り

出典：PIXTA

軽井沢の午前は、長野県と群馬県の県境に位置する「碓氷峠見晴台」からスタート。標高1200mの高台からは妙義連峰や浅間山が望め、秋には燃えるような紅葉が山々を染める絶景スポットです。展望台までは遊歩道が整備されており、爽やかな高原の風を感じながら軽いハイキング気分で歩けます。
すぐそばには、県境に建つ珍しい神社「熊野皇大神社」があり、長野側と群馬側で社殿が分かれているのが特徴。古くから縁結びや開運の神様として信仰され、樹齢千年を超える御神木「しなの木」は圧巻の存在感。静寂と清らかな空気に包まれた境内で参拝すれば、旅の始まりにぴったりの癒しとパワーを授かれることでしょう。

午後：軽井沢ショー記念礼拝堂と旧軽井沢銀座通りで文化と街歩きを楽しむ

出典：PIXTA

午後は、軽井沢の歴史と文化を感じる名所「軽井沢ショー記念礼拝堂」へ。ここは軽井沢で最も古い教会で、「軽井沢の父」と呼ばれるカナダ人宣教師アレキサンダー・クロフト・ショー氏が布教を行った場所として知られています。木立の中に佇む小さな教会は、静けさと温もりに満ちた癒しの空間。隣には「ショーハウス記念館」もあり、明治時代の避暑文化や軽井沢の開拓の歴史を知ることができます。
その後は徒歩で「旧軽井沢銀座通り」へ移動し、軽井沢のメインストリートを散策。約750mにわたる通りには、老舗のベーカリー「浅野屋」や人気のコーヒーショップ「ミカドコーヒー」などが並び、食べ歩きやショッピングが楽しめます。おしゃれな雑貨店やカフェが点在し、軽井沢らしい上品で洗練された雰囲気を満喫できるエリアです。レトロとモダンが融合した街並みを歩きながら、思い思いの時間を過ごしましょう。

夕方：軽井沢駅周辺でグルメ＆おしゃれな食べ歩きを満喫

出典：PIXTA

観光の締めくくりは、アクセス便利な「軽井沢駅」周辺での食べ歩きタイム。駅直結のショッピングスポット「軽井沢・プリンスショッピングプラザ」には、人気のグルメやスイーツが勢ぞろい。おしゃれなカフェで香り高いコーヒーを味わったり、名物の「軽井沢タルト」や「信州りんごソフト」などを食べ歩いたりと、最後まで軽井沢らしい上品な時間を楽しめます。
また、駅北口エリアには地元の味を堪能できるレストランやベーカリーも多く、焼き立てパンの香ばしい香りが漂う中で、ゆったりとティータイムを過ごすのもおすすめ。自然とモダンが調和した街並みを眺めながら、旅の思い出を振り返るひとときは格別です。
軽井沢の洗練された雰囲気に包まれながら、美味しい食と癒しの余韻を楽しむ夕方の散策で、1日の締めくくりを彩りましょう。

夜：軽井沢の上質な宿でゆったりとしたひとときを

出典：PIXTA

観光やショッピングを満喫したあとは、軽井沢ならではの洗練された宿泊施設で心身を癒す夜を。軽井沢にはリゾートホテルや高原のロッジ、温泉付きの宿、デザイン性の高いオーベルジュなど、多彩なスタイルの宿が揃っています。木の温もりを感じる上質な客室で過ごす時間は、日常を離れた特別なひととき。窓の外に広がる緑や静かな夜の森を眺めながら、旅の疲れをゆっくりと癒しましょう。
宿によっては、地元の旬食材を使ったフレンチディナーや、軽井沢野菜をふんだんに取り入れたコース料理を味わえるレストランも。おしゃれなバーでワインを傾けたり、露天風呂で星空を眺めたりと、過ごし方もさまざまです。静寂と上品さが調和する軽井沢の夜に包まれながら、心豊かな滞在を楽しんでください。

軽井沢観光2日目のモデルコース

午前：追分宿郷土館と堀辰雄文学記念館で文学と歴史にふれる

出典：PIXTA

2日目のスタートは、かつて中山道と北国街道の分岐点として栄えた宿場町「追分宿」へ。まず訪れたいのは「追分宿郷土館」。旅籠を模した趣ある建物の中で、江戸時代の宿場文化や地域の生活風景を学ぶことができます。木造の展示室には、当時の暮らしを伝える資料や工芸品が並び、落ち着いた空間の中で歴史の息吹を感じられます。
続いて「堀辰雄文学記念館」へ。『風立ちぬ』で知られる文学者・堀辰雄が軽井沢で執筆した原稿や愛用品が展示されており、自然の中に溶け込むような静かな館内で文学の世界に浸れます。追分の豊かな緑と古い町並みが織りなす雰囲気は、まるで物語の一場面のよう。文化と自然が調和する穏やかな時間の中で、軽井沢のもう一つの魅力に出会える午前のひとときです。

午後：中山道69次資料館とハルニレテラスで歴史と自然を満喫

出典：Skima信州博物館ガイド

午後は、軽井沢の歴史と自然をどちらも楽しめる贅沢なコースへ。「中山道69次資料館」では、江戸から京都までの宿場町文化をテーマに、浮世絵や古地図、旅道具などが展示されています。江戸時代の旅人気分で当時の中山道を体感できるほか、庭園内には往時の街道を再現した遊歩道もあり、歴史を身近に感じながら散策を楽しめます。
その後は、緑あふれる星野エリアの人気スポット「ハルニレテラス」へ。春楡（ハルニレ）の木々に囲まれたおしゃれなウッドデッキには、カフェや雑貨店、レストランなど個性豊かなお店が並び、自然と調和した空間で心地よいひとときを過ごせます。清流の音を聞きながらコーヒーを片手にくつろいだり、地元食材を使ったランチを楽しんだりと、軽井沢らしい穏やかな午後を満喫できることでしょう。

夕方：軽井沢レイクガーデンで優雅なひとときを

出典：PIXTA

2日目の締めくくりは、軽井沢の自然美を堪能できる「軽井沢レイクガーデン」へ。湖を中心に広がる庭園には、バラや宿根草など四季折々の花々が咲き誇り、まるでヨーロッパの田園風景を思わせる穏やかな空間が広がります。特に6月から7月にかけては、約3,500株ものバラが咲き乱れ、華やかな香りと彩りが訪れる人々を包み込みます。
水辺の遊歩道をゆっくりと歩けば、風に揺れる花々や湖面に映る山並みが美しく、写真撮影にもぴったり。カフェテラスでは、軽井沢野菜を使ったランチやスイーツも楽しめ、花と緑に癒されながら優雅なティータイムを過ごせます。夕暮れ時には、やわらかな光が湖面を照らし、幻想的な景色に包まれる時間帯。軽井沢の自然と静寂を感じながら、旅の余韻を心ゆくまで味わいましょう。

1泊2日で軽井沢観光を満喫しよう！

雄大な自然と洗練された街並みが魅力の軽井沢は、1泊2日でも見どころ満載。標高1200mの絶景「碓氷峠見晴台」や、県境に佇む「熊野皇大神社」で神秘的な空気に包まれたあとは、旧軽井沢銀座でおしゃれなカフェやベーカリー巡りを楽しめます。翌日は文学と歴史を感じる追分エリアや、自然と調和したショッピングスポット「ハルニレテラス」、花と湖に囲まれた「軽井沢レイクガーデン」で癒しの時間を満喫。
四季折々に異なる表情を見せる軽井沢は、訪れるたびに新しい発見がある場所です。春は新緑、夏は避暑、秋は紅葉、冬は雪景色と、どの季節も心を満たしてくれる魅力がいっぱい。次は季節を変えて、もう一度ゆっくり訪れてみませんか？自然と文化が調和する軽井沢で、あなたらしい理想の旅を見つけましょう。