
苫小牧のホッキカレー完全ガイド!名物ご当地カレーおすすめ4選
記事の目次
苫小牧のホッキカレーとは?ご当地グルメの魅力と歴史

出典:PIXTA
苫小牧のホッキカレーは、地元で古くから食べられてきたホッキ貝をカレーに仕立てたご当地グルメです。プリッとした食感のホッキ貝がスパイシーなルーと絡み、独特の旨みと甘みをプラスします。一度食べるとクセになる味わいで、今では苫小牧観光に欠かせない一品となっています。
ホッキ貝水揚げ量日本一のまち・苫小牧
苫小牧市は、ホッキ貝の漁獲量が約800トンと21年連続で日本一を誇る漁業のまちです。苫小牧港を中心とした沿岸ではホッキ漁が盛んで、地元の食卓や飲食店にホッキ貝が豊富に並びます。この恵まれた食材環境こそが、ホッキカレーというユニークなご当地グルメを生み出した土台となっています。
ホッキ貝は旨みが濃く、加熱するとほんのり赤みがかった色に変わります。その鮮やかさとコリコリとした食感はカレーのルーによく合い、食べ応えのある一皿に仕上がります。地元では「ホッキは苫小牧のソウルフード」と言われるほど市民に深く根付いた食材です。
漁師めしから家庭の味へ広がった歴史
ホッキカレーのルーツは、漁師たちが水揚げしたホッキ貝を使って作った漁師めしにあるといわれています。肉よりもホッキの方が安く手に入ることから考案されたとも言われ、豊富に手に入るホッキ貝を活用する知恵から生まれたこの料理は、やがて漁港周辺の食堂で提供されるようになりました。
評判が広がると家庭でも作られるようになり、苫小牧市民にとって親しみ深い味として定着していきました。現在では市内の多くの飲食店がそれぞれのスタイルでホッキカレーを提供しており、店ごとに味やスタイルが異なるのも大きな魅力です。
「Wカレーの街」としての取り組み
苫小牧市はホッキカレーとカレーラーメンを組み合わせた「Wカレーの街」としてPR活動を展開しています。とまこまい・東いぶり カレーラーメン振興局を中心に、市内の飲食店や観光施設と連携し、カレーを軸にした観光振興に力を入れており、食べ歩く旅のスタイルも人気を集めています。
苫小牧でホッキカレーが食べられる名店おすすめ4選

出典:PIXTA
苫小牧市内には、ホッキカレーを提供する飲食店が数多くあります。漁港に隣接する老舗食堂から、市場内のカジュアルな食事処、駅ナカで気軽に立ち寄れる店まで、スタイルはさまざま。ここでは特におすすめの5店を厳選してご紹介します。
マルトマ食堂:漁港市場内の元祖行列店
マルトマ食堂は、苫小牧漁港に隣接する市場内の食堂で、ホッキカレーの代名詞的存在です。苫小牧港で知らぬ人はいない人気店で、朝から行列が絶えず、名物「ほっきカレー」や「マルトマ丼」など市場ならではの魚介満載のメニューが訪れる人を喜ばせています。
ルーは甘辛くコクがあり、コリコリとしたホッキ貝の食感が特徴で、噛むごとに貝の旨味がしみ出す一品です。営業時間が朝5時から昼14時までと、市場関係者や漁師さんに合わせて早朝から開店しているため、早めの訪問がおすすめです。
| スポット・施設名 | マルトマ食堂 |
|---|---|
| 住所 | 北海道苫小牧市汐見町1-1-13 |
| 営業時間 | 5:00〜14:00(日曜・祝日定休) |
| アクセス | 新千歳空港から車で約30分 |
| 駐車場 | あり |
ぷらっと食堂:海の駅ぷらっとみなと市場の人気店
ぷらっと食堂は、苫小牧の「海の駅ぷらっとみなと市場」内にある食堂で、観光客が気軽に立ち寄りやすいロケーションが魅力です。苫小牧名物北寄貝が入ったカレーや自家製ホッケ定食が人気で、旬の魚介類がたっぷり乗った海鮮丼などメニューも充実。市場最大の座席数を誇り団体受け入れも可能です。
ホッキカレーはボリューム感があり、ホッキ貝の存在感をしっかり感じられる仕上がりです。市場内という立地を活かした新鮮食材が魅力で、海鮮好きにはたまらない一杯。他の海鮮メニューとあわせて食べ比べするのもおすすめです。
| スポット・施設名 | ぷらっと食堂 |
|---|---|
| 住所 | 北海道苫小牧市港町2-2-5 ぷらっとみなと市場内 |
| 営業時間 | 4月~12月:7:00~16:00、1月~3月:9:00~16:00、水曜日:11:00~14:00 |
| アクセス | 新千歳空港から車で約30分 |
| 駐車場 | あり(100台) |
魚金食堂:鮮魚店直営のたっぷりホッキ
魚金食堂は、とまこまい場外市場の中にある鮮魚店直営の食堂で、仕入れたての新鮮なホッキ貝を惜しみなく使ったカレーが自慢です。ルーの中だけではなく、煮込まれていないホッキ貝がトッピングされているのが特徴で、最初から最後の一口までたっぷりのホッキ貝が楽しめると評判です。
鮮魚店ならではの目利きで厳選されたホッキ貝は品質が高く、食感・甘みともに申し分ありません。シンプルながら素材の良さが際立つ一皿は、地元の常連客にも長く愛されています。
| スポット・施設名 | 魚金食堂 |
|---|---|
| 住所 | 北海道苫小牧市汐見町1-1-14 |
| 営業時間 | 9:00〜15:00(日曜定休) |
| アクセス | JR苫小牧駅から車で約10分 |
喰い処 弐七:漁協ビル内の地元派食堂
喰い処 弐七(にいなな)は、苫小牧市汐見町、漁業協同組合水産ビル1階にある地元色の強い食堂です。観光地化されすぎない”素の苫小牧”を感じたい方に向いており、地元客が日常的に利用する雰囲気が魅力。日曜日と祝日はマルトマ食堂が休みなので、こちらのお店が重宝します。
ホッキ貝の柔らかくコリコリした食感と甘みに、少しスパイシーな辛さととろみのある濃厚なルーが合わさり、デミグラソースのような濃い茶色のカレーが印象的。海鮮丼「弐七丼」とのハーフ&ハーフセットも人気です。
| スポット・施設名 | 喰い処 弐七 |
|---|---|
| 住所 | 北海道苫小牧市汐見町1-2-2 水産ビル1F |
| 営業時間 | 9:30〜14:30 |
| アクセス | JR苫小牧駅から車で約10分 |
店舗ごとに違う!ホッキカレーの味・ルー・盛り付け比較

出典:PIXTA
一口に「ホッキカレー」といっても、お店によって味のスタイルは大きく異なります。どの店に行こうか迷ったときのために、味・ルー・盛り付けの違いをまとめました。自分の好みに合わせて選ぶ参考にしてください。
スパイシー系と甘め家庭系の違い
苫小牧のホッキカレーは、大きく分けてスパイシーな濃いルー系と甘め家庭系に分かれます。マルトマ食堂のようなコクのある甘辛のルーは、スパイスの深みとホッキ貝の旨みが融合した力強い味わい。一方、喰い処 弐七のようなとろみのある濃厚ルーは、ホッキの甘みを引き立てるやさしい仕上がりで、幅広い年齢層に支持されています。
煮込み派とトッピング派、ホッキの食感の違い
ホッキ貝の調理法も店によりさまざまです。ルーに煮込んで旨みをしっかり抽出するスタイルでは、ホッキ貝が柔らかくほどけ、スープ全体に風味が行き渡ります。一方、仕上げにトッピングするスタイルでは、プリプリコリコリの食感が活き、食べ応えが増します。食感重視ならトッピング派を、味の染み込み重視なら煮込み派を選ぶと満足度が高まります。
価格帯とボリューム感の目安
苫小牧のホッキカレーは、一般的に1,000〜1,500円前後が相場の目安です。漁港直営や市場内の食堂は比較的リーズナブルで、ボリュームも十分。魚金食堂のようにホッキ貝が大量に盛られる店は食べ応えを求める方に最適です。駅ナカのテイクアウト店では、やや軽めのポーションで気軽に楽しめます。予算や空腹具合に合わせて選びましょう。
ホッキカレーと合わせて楽しみたい苫小牧の観光・アウトドア

出典:PIXTA
苫小牧は、ホッキカレーをはじめとした食の魅力だけでなく、豊かな自然を活かしたアウトドア観光も充実しています。ホッキカレーを食べた後は、周辺の自然スポットやキャンプ場に足を伸ばして、旅をより充実させましょう。
支笏湖エリアのアウトドアと組み合わせるモデルコース
苫小牧から車で約40分の場所にある支笏湖は、透明度の高さで知られる湖です。カヌーやカヤック、SUPなどのウォーターアクティビティが楽しめるほか、周辺にはキャンプ場も充実しています。苫小牧でホッキカレーのランチを楽しんだ後、午後から支笏湖へ移動してキャンプを楽しむモデルコースは、食と自然の両方を堪能できる理想的なプランです。
ウトナイ湖・道の駅で楽しむ自然観光
苫小牧市内には、ラムサール条約に登録された渡り鳥の聖地ウトナイ湖があります。国内外から多くの野鳥が集まる湖畔ではバードウォッチングが人気です。湖のほとりには「道の駅 ウトナイ湖」があり、特産品や土産物の購入にも便利。ホッキカレーを楽しんだ後の自然散策で、苫小牧の魅力を多角的に体験できます。
苫小牧港フェリーターミナルからのアクセス活用術
苫小牧港は、太平洋フェリーや新日本海フェリーが発着する北海道最大級のフェリーターミナルを持ちます。本州から車ごと北海道へ渡れるため、キャンプ道具を積んだマイカーで上陸し、そのまま苫小牧のホッキカレーで旅のスタートを切るスタイルが人気です。フェリー利用者にとって、苫小牧は北海道観光の玄関口であり、ホッキカレーは最初の一食に最適です。
自宅でも味わえる!ホッキカレーのお土産・レトルト・レシピ

出典:PIXTA
苫小牧まで足を運べない方や、旅の余韻を自宅でも楽しみたい方のために、ホッキカレーをお土産・レトルト・手作りで楽しむ方法を紹介します。
真空パック・レトルトのお土産事情
苫小牧の土産物店や道の駅では、ホッキカレーのレトルト商品が販売されています。温めるだけで本場の味が楽しめるレトルトは日持ちもするため、自宅用や贈り物にも最適です。「海の駅ぷらっとみなと市場」や苫小牧駅周辺のお土産ショップでも取り扱いがあるので、帰りがけにチェックしてみましょう。魚金食堂のように店内に鮮魚店を併設し、お土産に便利な真空商品を扱い全国配送している店もあります。
キャンプ飯にもぴったりなホッキカレー
ホッキカレーはキャンプ飯としても人気です。基本の材料が手に入れば料理初心者でも挑戦しやすく、キャンプ場で作れば、アウトドアの開放感と相まってひとしお美味しく感じられます。支笏湖や苫小牧近郊のキャンプ場での「キャンプ飯」として、ぜひ挑戦してみてください。
ホッキ貝の下処理と美味しく作るコツ
ホッキカレーを自宅で作る際のポイントはホッキ貝の下処理にあります。殻から身を取り出したら内臓を丁寧に取り除き、塩水で軽く洗ってから使うのが基本です。加熱しすぎると固くなるため、仕上げ直前に加えるのがコツ。スーパーではむき身の冷凍ホッキ貝も販売されており、手軽に入手できます。
さいごに

出典:PIXTA
苫小牧のホッキカレーは、日本一のホッキ貝産地だからこそ生まれた、唯一無二のご当地グルメです。漁師めしをルーツに持ち、地域に深く根付いたこの料理は、一度食べれば苫小牧という街の個性と歴史を感じられる一皿となっています。
今回ご紹介した5店は、それぞれに個性があり、同じ「ホッキカレー」でも異なる味わいが楽しめます。漁港直営の元祖系から駅ナカのテイクアウト系まで、食べ比べることで苫小牧のホッキカレー文化の豊かさを実感できるはずです。
苫小牧を訪れる際は、支笏湖でのアウトドアやウトナイ湖の自然観光もあわせて計画してみてください。食と自然を両立できる苫小牧は、日帰り旅行から本格的なキャンプ旅まで、あらゆるスタイルの旅人を満足させてくれる魅力あふれるまちです。ぜひ自分だけのお気に入りホッキカレーを見つけに、苫小牧へ出かけてみましょう。
※情報は記事掲載時点のものです。施設によって営業時間の変更や休業などの可能性があります。おでかけの際には公式HP等で事前にご確認ください。
※本記事は、ライティング補助や誤字チェックなどでAIを利用しています。最終的な確認は編集部で行なっていますが、万が一情報に誤りがあった場合はこちらからお問い合わせでください。

















