鬼怒川には美味しいグルメがたくさん！

鬼怒川温泉は、温泉や自然だけでなく、美味しいグルメを楽しめるエリアとしても人気です。周囲を山と川に囲まれたこの地域では、新鮮な川魚や山の幸を使った郷土料理が豊富に揃い、昔ながらの味わいを守り続ける名店も点在しています。

また、旅館でいただく豪華な懐石料理から、ふらっと立ち寄れるご当地グルメまで、バリエーション豊か。とちぎ和牛やゆば、地元の味噌を使ったメニューなど、「栃木らしさ」を堪能できる食体験が魅力です。グルメも旅の大きな目的のひとつにしたい人に、鬼怒川はぴったりの場所といえるでしょう。

さらに、近年はSNS映えする見た目にもこだわったメニューや、テイクアウトできる軽食なども注目を集めています。温泉街を歩きながらちょっとつまめるB級グルメや、カフェでゆっくり味わう地元スイーツもおすすめ。観光と一緒に、鬼怒川の“食の魅力”をとことん楽しんでみてはいかがでしょうか。

鬼怒川のおすすめグルメ15選

レストランたしろ

出典：レストランたしろ

鬼怒川 のご当地グルメといえば、やはり「栃木和牛」は外せません。鬼怒川温泉エリアにある「レストランたしろ」では、そのとちぎ和牛を使った極上のローストビーフを味わうことができます。A5ランク中心の高品質な牛肉は、赤身の旨みと脂の甘さが絶妙で、噛むたびにとろけるような感動が広がります。

看板メニューは「とちぎ和牛ローストビーフセット」。薄くスライスされたローストビーフはしっとり柔らかく、肉本来の風味をしっかり楽しめる逸品です。ごはんかパンを選べるのも嬉しいポイントで、地元産のコシヒカリとの相性も抜群。サラダやデザート、ドリンクまでセットになっており、満足感の高いランチタイムを過ごせます。

さらに、ローストビーフ丼や赤ワイン風味のビーフシチューなど、栃木和牛を多彩に楽しめるメニューが揃っているのも魅力です。

まんじゅう処 おおあみ

出典：まんじゅう処 おおあみ

鬼怒川温泉といえば、温泉街を歩きながら楽しめる“食べ歩きグルメ”も魅力のひとつ。その中でも根強い人気を誇るのが、温泉まんじゅうの専門店「まんじゅう処 おおあみ」です。老舗の和菓子店として地元の人にも観光客にも愛されており、特に看板商品の「かりんとうまんじゅう」は連日多くの人が買い求める名物グルメです。

外はカリッと香ばしく、中はしっとり甘いこしあんがぎっしり詰まった一品で、黒糖の風味と絶妙な揚げ加減がクセになる味わい。1個150円という手頃さも嬉しく、思わず何個も食べたくなるおいしさです。小腹がすいた時のおやつにも、お土産にもぴったり。

そのほかにも、定番の温泉まんじゅうや季節限定の和菓子など、豊富なラインナップが揃っており、目でも楽しめるショーケースにワクワクが止まりません。店頭には地酒や栃木の特産品も並んでいて、食べ歩きしながら旅気分がさらに高まります。鬼怒川温泉を訪れたら、まずは立ち寄っておきたい一軒です。

屋台しげちゃん

出典：食べログ

観光地の鬼怒川温泉で、“地元感”を味わいたい人におすすめしたいのが「屋台しげちゃん」。どこか懐かしさを感じさせる赤ちょうちんとレトロな外観が目印の、知る人ぞ知る居酒屋です。常連客と観光客が入り混じる活気ある空間で、地元の味と雰囲気をたっぷり楽しめます。

メニューはすべてリーズナブルで、300円台から注文できるおつまみがズラリ。特に人気なのが「鮎の塩焼き」や「しいたけ焼き」など、栃木らしい食材を使った串焼きメニュー。炭火でじっくり焼かれた鮎は香ばしく、身はふっくらジューシー。ビールや地酒との相性も抜群で、思わずおかわりしたくなる美味しさです。

気さくな店主と気軽に話せる雰囲気も魅力で、まるで地元の一員になったかのような体験ができます。旅の夜、ちょっと一杯飲みたくなったらぜひ足を運びたい穴場スポットです。

日光ゆば 和心（まごころ）

出典：日光ゆば 和心

鬼怒川温泉エリアで本格的な湯葉料理を味わいたいなら、「日光ゆば 和心（まごころ）」がおすすめです。和モダンな落ち着いた雰囲気の店内で、上品な味わいのゆば定食をゆったりと堪能できます。

人気の「ゆばざし蕎麦」は、香り高い手打ちそばと、とろけるような日光ゆばの相性が抜群。シンプルながら素材の良さが際立つ逸品で、観光の合間にさっぱりとした昼食を取りたい方にもぴったりの一皿です。

また、豊富なセットメニューも魅力のひとつ。湯波をふんだんに使った「湯波づくし御膳」や「日光湯波御膳」では、冷たい湯波、揚げ湯波、煮物など、多彩な調理法でゆばを堪能できます。見た目も華やかで、目にも舌にも嬉しいコース内容となっており、女性客や年配の方にも好評です。

水辺のカフェテラス

出典：鬼怒川温泉ホテル

鬼怒川温泉で自然を感じながらゆっくり過ごしたいなら、「水辺のカフェテラス」は外せません。大きな窓から緑あふれる景色を望む開放感たっぷりの店内は、まさに“癒しの空間”。観光の合間のランチや、温泉帰りのティータイムにぴったりなおしゃれカフェです。

このカフェの魅力は、落ち着いた雰囲気だけではありません。注目は、地元・栃木のブランド牛をふんだんに使ったメニューの数々。なかでも人気の「とちぎ和牛100％ハンバーグ」は、ジューシーで濃厚な旨味が詰まった一皿。栃木県産のかんぴょうが入ったスープや、季節の野菜を使ったサラダ付きで、地元の味をたっぷり楽しめます。

そのほか、「特製和牛カレーライス」や「日光サーモンとアボカドのガレット」、など、地域の食材を活かしたランチメニューが豊富に揃います。鬼怒川で女子旅やデートにぴったりのカフェを探しているなら、ここがイチオシです。

客堂間

出典：食べログ

本格中華を手軽に楽しむならこちら。観光客や地元客に親しまれ、丁寧に作られた中華料理と温かな雰囲気が魅力です。黄色い外観と落ち着いた店構えが目印で、鬼怒川散策の途中に立ち寄るのにもぴったりです。おすすめは「黒酢の唐揚げ（1,200円）」。カリッと揚げた鶏肉に黒酢の甘酸っぱいタレが絶妙に絡み、あと引く美味しさ。「水餃子（1,000円）」や「豚肉とニンニク芽炒め（1,400円）」など、定番ながら満足度の高いメニューが豊富です。麻婆豆腐やエビチリなども好評で、何度訪れても楽しめるラインナップが揃います。

お得なコースは2名から注文OKで、2,000円〜5,000円の3種類を展開しています。飲み放題付きコース（1,500円）もあり、夜の食事にもおすすめ。ソフトドリンクや中国茶、アルコールも充実しており、食事とともにゆったりとした時間を過ごせます。

あわじ食堂

出典：食べログ

地元で長年親しまれる「あわじ食堂」は、昭和の香り漂うレトロな雰囲気が魅力の食堂。壁に貼られたメニュー札や昔ながらの内装が印象的で、どこか懐かしく落ち着ける空間です。観光の合間にふらっと立ち寄るのにもぴったりな一軒です。定番人気の「ラーメン（600円）」は、あっさり醤油スープにちぢれ麺が絡むシンプルな味わい。チャーシューメン（800円）や味噌ラーメン（700円）なども揃っており、地元客だけでなくラーメン好きの観光客にも好評です。

サイドメニューの餃子（5個300円）やライスと一緒に頼めば、満足度もアップ。酸辣湯麺や野菜ラーメンなど、メニューの種類も豊富で、毎回違う味を楽しめます。温泉街の素朴な魅力を感じられる、鬼怒川らしい名店です。

ディ サポーレ

出典：鬼怒川温泉ホテル

鬼怒川温泉で本格ナポリピッツァを味わいたいなら「ディ サポーレ」がおすすめ。低温熟成させた天然酵母の生地は、香ばしさともちもち食感が特徴。大きさ約26cmのピザは1人前でも食べ応えがあり、観光途中のランチにもぴったりです。人気の「日光ビスマルク（1,500円）」は、地元・日光たまり醤油に漬けたモッツァレラをベースに、半熟卵と地場産ほうれん草が乗ったご当地感満載の一枚。他にも「マルゲリータ」や「クアトロフォルマッジ」、「カルボナーラ風ピザ」など、個性豊かなメニューが揃っています。

シンプルな内装で落ち着ける雰囲気の店内は、女子旅やカップルにも好評。自然と調和する立地で、焼きたての香ばしいピザを味わえば、旅の満足度もきっと上がるはずです。

一富士

出典：一富士

鬼怒川温泉の夜に、がっつり食事を楽しみたい方にぴったりの「一富士」。地域の人々に長年愛される定食屋で、ラーメンからうどん、蕎麦、パスタまで幅広いメニューが揃う、まさに“町の食堂”的存在です。店内は清潔感があり、家族連れや観光客でも入りやすい雰囲気。おすすめは、昔ながらの醤油ラーメン（600円）。シンプルで優しい味わいが旅の疲れを癒してくれます。キムチラーメンや味噌ラーメン、カレーうどんなども人気で、気分に合わせて選べるのが嬉しいポイント。焼きそば（600円）やナポリタン（750円）といった軽食もあり、小腹が空いた時にもぴったり。

麺類以外にも、鍋焼きうどんやカルボナーラ、ぶっかけ蕎麦などバリエーション豊富。鬼怒川でしっかり食べたい夜には、頼れる一軒です。

そば夢処 きた村

出典：Yahooニュース

鬼怒川温泉で手打ち蕎麦を味わうなら「そば夢処 きた村」は外せません。こだわりの自家製麺を使用した本格そばが評判で、観光客のみならず地元の人々にも親しまれる名店です。落ち着いた雰囲気の店内で、香り高いそばをゆったり堪能できます。看板メニューの「もりそば（600円）」は、キリッと冷えた麺のコシと香りが魅力。とろろや味玉など好みに合わせたトッピングも選べ、自分好みにカスタマイズできるのが楽しいポイントです。「とりそば」や「豚つけそば」（各800円）などの温かいメニューも充実し、季節に応じた楽しみ方ができます。

木の実入りのナッツつけ汁（＋100円）など、ちょっと変わった味変もあり、何度でも通いたくなる工夫が盛りだくさん。温泉街の散策ついでに、ほっと一息つけるそば処です。

蓬莱軒

出典：食べログ

鬼怒川温泉で昔ながらの町中華を楽しむなら「蓬莱軒」がおすすめ。レトロな雰囲気漂う店内と、どこか懐かしい味わいの中華メニューが評判で、地元の常連から観光客まで幅広く愛されている人気店です。定番の「ラーメン（600円）」は、優しい醤油スープにちぢれ麺がよく絡み、素朴ながらも安心感のある味わい。チャーハンや野菜炒めなどのご飯ものも豊富で、「酢豚定食」や「中華丼（800円）」などのボリューム満点なメニューも充実しています。さらに、餃子・シューマイ・ワンタンなどの点心系や、「オムライス」「カツカレー」など洋食メニューまでラインナップされており、どれも懐かしくて優しい味。

「現金のみ」という昭和スタイルも含め、旅先でほっとひと息つきたい時にぴったりの一軒です。

パルフェ

出典：パルフェ

見た目もかわいく、味も本格派のスイーツが楽しめる「パルフェ」は、鬼怒川温泉で話題のテイクアウト専門店。栃木県産いちごをたっぷり使った“缶入りスイーツ”が看板商品で、冷蔵ケースにずらりと並ぶ缶パフェはまさにSNS映え必至のビジュアルです。一番人気の「冷凍イチゴロング缶（864円）」は、旬のいちごと軽いホイップクリームが層になった贅沢な一品。甘さ控えめで後味もさっぱりしており、幅広い世代に人気です。ほかにも「抹茶ロング缶」や「チョコロング缶」など、バリエーションも豊富。ミニサイズの「丸缶（680円）」もあり、お土産や食べ歩きにもぴったりです。

温泉街の中心部にありアクセスも良好。見た目の可愛さだけでなく、素材にもこだわったパルフェは、旅の甘い思い出になること間違いなしです。

はちやカフェ

出典：はちやカフェ

鬼怒川温泉で人気のスイーツカフェ「はちやカフェ」は、見た目も楽しいメニューが勢揃い。名物は店内で焼き上げる「ホットバウムクーヘン（600円）」で、外はカリッと香ばしく、中はしっとり。バニラアイスや黒蜜きなこを添えたアレンジもでき、出来たてを頬張る贅沢を味わえます。人気の「はちやソフトクリーム（450円）」はミルク・いちご・ミックスの3種で、濃厚で滑らかな口当たりが評判。さらに、「はちや特製アフォガート（700円）」や「パフェ仕立てのドリンク」など、カフェメニューも充実しています。

ドリンクはオリジナルブレンドコーヒーやカフェラテ、フルーツソーダなど多彩に揃い、どの時間帯でも楽しめるラインナップ。駅からも近く、温泉街散策の合間に立ち寄るのにぴったりな、ほっと安らげる空間です。

あさやホテル きぬの蔵

出典：食べログ

鬼怒川温泉の名門宿「あさやホテル」内にある「きぬの蔵」は、宿泊客はもちろん外来でも利用できるランチスポットとして人気を集めています。和洋バランスのとれたメニュー展開で、特に評判なのが「あさや特製和牛カレー（1,120円）」。とろけるような国産和牛と濃厚なルーのコクが絶妙に絡み合う贅沢な味わいで、多くのリピーターを惹きつけています。ほかにも、「五目あんかけ焼きそば」や「オムライス」、「エビピラフ」などの洋食や中華メニューも充実しています。麺類やご飯物はサラダ付きで提供され、どれもボリューム満点かつリーズナブル。店内は上品で落ち着いた空間となっており、宿泊者でなくともゆったりと食事が楽しめます。

観光の合間に、ホテルクオリティのランチを味わってみてはいかがでしょうか。

炭火焼き食堂 鬼に金棒

出典：Auto Reserve

鬼怒川温泉でがっつり系ランチを楽しむなら「炭火焼き食堂 鬼に金棒」がおすすめ。名物の「赤鬼ランチ（3,278円）」は、上カルビ・ハラミ・豚バラにキムチ、ナムル、ライス、デザートまで付いた豪華な内容で、炭火の香ばしさが食欲を刺激します。もう少し控えめに楽しみたい方には「青鬼ランチ（2,178円）」がおすすめ。豚バラと牛バラの盛り合わせに、サラダやスープ、デザートもセットでバランス良好。ほかにも、ふっくら焼き上げた「炭火焼き鮭ランチ（1,628円）」や、「豚の生姜焼きランチ（1,628円）」も人気で、どれもライスとドリンクが付いてコスパ抜群です。

木の温もりを感じる店内は清潔感があり、観光客から地元客まで幅広く支持されています。温泉街でしっかりお腹を満たしたいときにぴったりの一軒です。

鬼怒川でグルメを満喫しよう！

鬼怒川温泉は、美しい自然と心温まる温泉だけでなく、個性豊かなご当地グルメに出会える場所。贅沢なとちぎ和牛、老舗の和菓子、地元に愛される屋台、そして癒しのカフェまで、旅をより豊かにしてくれる“味の名所”がそろっています。

ふらっと立ち寄るだけでも、地元の食材や人の温もりを感じられるのが、鬼怒川グルメの魅力。次に訪れる時には、今回とはまた違った味に出会えるかもしれません。ぜひ何度でも足を運んで、四季折々の景色とともに、鬼怒川ならではの“美味しい時間”を味わってみてください。

さらに、季節限定のメニューや新しい店との出会いも、リピーターにとっての楽しみのひとつ。グルメ目的の旅としても十分に満足できるエリアです。