小樽にはおしゃれなカフェがたくさん！

小樽のカフェ文化は、港町としての歴史と密接に結びついています。明治・大正時代に栄えた小樽は、レトロモダンな建築物が多く残るため、カフェ自体が観光名所のような雰囲気を醸し出しています。特に、運河沿いや堺町通りには、歴史的な石造りの倉庫を再利用したカフェが多数あり、高い天井と重厚な空間で、特別な時間を過ごすことができます。また、小樽は北海道屈指のスイーツ激戦区としても知られており、「ルタオ」をはじめとする名だたる洋菓子店が本店を構えています。これらの店舗の多くは、限定メニューを楽しめるカフェスペースを併設しており、小樽でしか味わえないスイーツを堪能できるのが大きな魅力です。さらに、最近は小樽市街地から少し離れた銭函エリアにも、海岸線沿いのロケーションを活かした絶景カフェが増えており、ドライブ中の休憩や、海を眺めながらのんびりしたい人に人気を集めています。レトロな雰囲気、絶品スイーツ、そして雄大な自然の景色。これらが小樽のカフェの大きな特徴です。

小樽のおすすめ人気カフェ10選

北一硝子 北一ホール

出典：北一硝子 北一ホール

小樽運河観光の中心地、堺町通りにある北一硝子三号館内にある「北一ホール」は、小樽観光で外せない特別なカフェです。約167個ものランプが灯るノスタルジックな空間は、一歩足を踏み入れた瞬間に時間が止まったかのような錯覚を覚えます。このカフェの特徴は、毎日開店時と、定期的な時間に行われる「ランプ点灯セレモニー」です。スタッフが一つひとつ手作業でランプの火を灯していく様子は、まるでミュージカルを見ているかのような感動的な光景で、小樽旅の忘れられない思い出になるでしょう。提供されるメニューは、自慢のスイーツやドリンクのほか、名物の「北一特製ミルクソフトクリーム」や、厚切りトーストが付いた「ランプ点灯式セット」などが人気です。特に、ホールの中心で輝くランプの光景はインスタ映えも抜群で、写真に収めたい美しい空間です。小樽の歴史とロマンを感じながら、温かいコーヒーをゆっくりと楽しんでください。

アイスクリームパーラー美園

出典：小樽観光協会公式サイト

小樽の都通り商店街にある「アイスクリームパーラー美園」は、地元民に長く愛され続けるレトロな老舗カフェです。昭和27年創業という長い歴史を持ち、提供されるアイスクリームは当時の味を大切に守り続けています。美園のアイスクリームは、低脂肪、無着色、無添加物というこだわり抜いた製法で作られており、独特の爽やかな風味と滑らかな口溶けが特徴です。観光地化された小樽の中で、時代に取り残されたようなノスタルジックな雰囲気を楽しめるのも魅力の一つ。店内には、昔ながらの喫茶店の雰囲気がそのまま残っており、懐かしい気持ちにさせてくれます。ここでは、シンプルなバニラアイスはもちろん、「パフェ」や「クリームソーダ」など、レトロな喫茶店ならではのメニューが人気です。小樽駅からも歩いて行ける距離にあり、ショッピングや散策で疲れた体を癒すのに最適です。古き良き小樽の味と雰囲気を楽しみたいなら、美園は絶対に外せないスポットです。

餃子茶屋 あおぞら銭函3丁め

出典：食べログ

小樽市街地から少し離れた銭函エリアにある「餃子茶屋 あおぞら銭函3丁め」は、海の景色と絶品餃子、そしてカフェメニューを楽しめるユニークなスポットです。国道337号線沿いに位置し、ドライブの途中で立ち寄るのに最適です。大きな窓からは、石狩湾の雄大な景色を一望でき、特に天気の良い日には、青い空と海のコントラストが心を癒してくれます。この店の看板メニューは、その名の通り特製のジャンボ餃子ですが、食後のカフェ利用も人気を集めています。海を眺めながらいただく「コーヒー」や「スイーツ」は格別です。店内は広々としており、開放感のある空間でゆったりと過ごすことができます。銭函は、近年おしゃれなカフェが増えている注目のエリアであり、あおぞら銭函3丁めはその先駆けのような存在です。小樽の街の喧騒から離れ、雄大な北海道の自然を感じながら食事や休憩を楽しみたい方におすすめです。

小樽洋菓子舗ルタオ 本店

出典：小樽洋菓子舗ルタオ

小樽を代表するスイーツブランド「ルタオ」の本店は、小樽堺町通りのランドマーク的な存在です。観光客は誰もが立ち寄るこの本店には、絶品のドゥーブルフロマージュをはじめとする洋菓子が並ぶショップに加え、2階には限定スイーツを楽しめる広々としたカフェスペースが併設されています。ルタオ本店カフェの魅力は、小樽の美しい街並みを一望できる席で、作りたてのケーキを堪能できる点です。特に、本店限定の「フロマージュデニッシュ」や、季節ごとの限定パフェは、ここでしか味わえない特別なメニューです。ルタオのスイーツは、北海道産の牛乳や卵など、こだわりの素材を活かしており、その濃厚でありながら上品な甘さが特徴です。小樽観光で必ず立ち寄りたい、スイーツ好きにはたまらない場所であり、お土産選びと休憩を一度に済ませられる利便性も魅力です。

ルタオ パトス

出典：小樽洋菓子舗ルタオ

小樽堺町通りに位置する「ルタオ パトス」は、ルタオの本店から少し離れた場所にありながら、本店とは一味違った魅力を持つカフェ・ショップです。広々とした店内は、本店よりもさらに開放的でモダンな雰囲気が特徴です。パトスの1階はショップスペースで、ルタオの人気商品や限定商品を購入できますが、2階のカフェスペースでは、ここでしか楽しめない限定メニューが提供されています。特に、ルタオのチーズケーキをアレンジした「パトス限定スイーツ」や、季節のフルーツをふんだんに使ったパフェは、訪れる人々を魅了しています。店内中央には暖炉を思わせるようなデザインのオブジェがあり、冬の小樽でも暖かく快適に過ごせる空間づくりがされています。ルタオの洗練されたスイーツを、ゆったりとしたモダンな空間で味わいたい方に特におすすめの小樽のカフェです。

マリーローランサン喫茶店

出典：食べログ

小樽駅からもほど近い稲穂エリアにある「マリーローランサン喫茶店」は、レトロな雰囲気を愛する人におすすめの隠れた名店です。パリの画家マリー・ローランサンをモチーフにした店内は、その名の通り優雅でクラシカルな雰囲気に包まれています。創業から長い年月が経ち、地元の人々の憩いの場として親しまれてきたこの喫茶店は、時間がゆっくりと流れるような落ち着いた空間が魅力です。提供されるメニューの中でも、特に人気なのが「タルト」です。旬のフルーツをふんだんに使ったタルトは、見た目も美しく、素朴でありながら洗練された味わいが特徴です。また、しっかりと淹れられたコーヒーや、昔ながらの「プリン」も根強いファンを持っています。小樽の賑やかな観光地から少し離れた場所で、静かに読書を楽しんだり、大切な人と語り合ったりするのに最適な、ノスタルジックなカフェです。

しろくまコーヒー 銭函駅前店

出典：しろくまコーヒー

小樽市街地の北東に位置する銭函（ぜにばこ）駅前にある「しろくまコーヒー 銭函駅前店」は、札幌方面からのアクセスも良く、海辺の景色を楽しめる人気のカフェです。JR銭函駅の目の前という最高のロケーションにあり、海に最も近いカフェの一つとして知られています。大きな窓からは、石狩湾の雄大な海原を眺めることができ、天気の良い日には爽やかな潮風を感じながらコーヒーを楽しむことができます。この店のコンセプトは「コーヒーと旅」であり、美味しいエスプレッソベースのカフェラテや、自家製スイーツを提供しています。ドライブや列車の旅の休憩に、ふらりと立ち寄るのに最適な雰囲気です。銭函の静かで穏やかな時間を過ごしたい方や、インスタ映えする海の景色を背景に写真を撮りたい方に特におすすめの小樽のカフェです。

View Cafe Your Time（ビューカフェユアタイム）

出典：食べログ

「View Cafe Your Time（ビューカフェユアタイム）」は、その名の通り、北海道の絶景を堪能できる小樽の隠れ家カフェです。小樽の海岸線沿いに位置しており、まるで海の上にいるかのような錯覚を覚えるほどのオーシャンビューが最大の魅力です。店内は大きなガラス窓で囲まれており、どの席からも季節や時間帯によって表情を変える石狩湾の景色を心ゆくまで楽しむことができます。ドライブで訪れる人が多く、特に夕暮れ時には、海に沈む夕日が店内を照らすロマンチックな光景が広がり、カップルにも人気があります。提供されるメニューは、パスタやピザなどの食事メニューから、自家製ケーキやパフェなどのスイーツまで幅広く、どのメニューも景色と一緒に楽しむことができます。小樽市街の喧騒から離れ、静かで贅沢な時間を過ごしたいとき、また、大切な人との記念日などに訪れるのに最適な小樽のカフェです。

カフェ チョビチャ （cafe chobicha ）

出典：カフェ チョビチャ

小樽の花園エリアにある「カフェ チョビチャ （cafe chobicha ）」は、地元の人々に愛される、アットホームでおしゃれな隠れ家カフェです。派手な観光地の中心からは少し離れていますが、その分、静かで落ち着いた雰囲気の中でゆっくりと食事やカフェタイムを楽しめます。店内は木材を基調とした温かみのあるインテリアで統一されており、居心地の良さが抜群です。このカフェの魅力は、見た目も味もこだわった手作りスイーツと、バランスの取れたランチメニューです。特に、季節の食材を使った日替わりメニューや、自家製のケーキは、訪れるたびに新しい発見があると評判です。小樽の日常に溶け込みたい旅行者や、喧騒を離れて読書などを楽しみたい方に最適です。小樽の街歩きの途中に、地元感あふれる温かい空間で癒やされたいときにおすすめのカフェです。

LLOYD’S COFFEE 小樽店

出典：食べログ

「LLOYD’S COFFEE 小樽店」は、小樽築港駅直結の大型商業施設「ウイングベイ小樽」内に位置する、アクセス抜群のカフェです。ショッピングや映画鑑賞の合間に立ち寄るのに最適なロケーションにありながら、コーヒー専門店ならではの本格的な味わいを提供しています。海側の席からは、小樽港の景色を眺めることができ、特に休憩時間でも旅情を感じたい方におすすめです。ここでは、淹れたてのコーヒーやエスプレッソメニューはもちろん、紅茶や自家製スイーツも充実しています。特に、テイクアウトも可能なクレープやガレットは、気軽に小樽のスイーツを楽しみたい人に人気です。小樽市街地の混雑を避けたい日や、雨の日でも快適に過ごせる屋内施設内のカフェとして、非常に便利で人気のあるスポットです。

小樽でおしゃれなカフェに立ち寄ってみよう！

この記事では、小樽の魅力的なカフェを10選ご紹介しました。小樽のカフェは、運河の歴史を感じるレトロな空間、ルタオに代表されるスイーツ店の洗練されたカフェスペース、そして銭函エリアの雄大な海を一望できる絶景ロケーションと、その個性が非常に豊かです。歴史的な街並みを散策する途中で立ち寄る「北一ホール」でのランプの温かい光、古き良き小樽の味を守り続ける「アイスクリームパーラー美園」、そして海を眺めながらゆったりとした時間を過ごせる「View Cafe Your Time」など、どのカフェを選んでも、きっとあなたの小樽旅を豊かに彩ってくれるはずです。次回の小樽旅行を計画する際は、ぜひこの記事を参考にして、旅の目的に合った最高のカフェを見つけてみてください。小樽のカフェで過ごすひとときが、あなたの旅の忘れられないハイライトになることを願っています。美味しいコーヒーとスイーツ、そして心癒される景色が、あなたを小樽で待っています。