
定山渓のクマ牧場は今どうなっている?歴史と現在地、北海道で会える代替スポット3選
「定山渓 クマ牧場」と検索してたどり着いた方へ、まず結論をお伝えします。かつて札幌近郊の定山渓温泉エリアに存在したクマ牧場はすでに閉園し、現在は観光利用できません。この記事では、その歴史と閉園の経緯、そして北海道で今もヒグマに会える代替スポット3選をご紹介します。
記事の目次
定山渓クマ牧場とは?今はもう存在しない「幻の観光名所」

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札幌・定山渓温泉の奥にあった元クマ牧場
定山渓クマ牧場は、札幌市南区の定山渓温泉エリア山間部にかつて存在した観光施設です。豊平川沿いの渓谷美で知られる定山渓は、札幌市街から車で約1時間というアクセスの良さから、道内外の観光客を集める一大温泉地として発展してきました。そのにぎわいを背景に、ヒグマを間近で見られる施設として長年多くの来訪者に親しまれてきました。
現在は閉園・立入禁止で観光はできない
定山渓クマ牧場はすでに閉園しており、現在は観光目的での立入りはできません。施設跡地は管理されておらず、一般の方が足を踏み入れることは禁じられています。SNSや口コミに「行ってみたい」という書き込みが今も見られますが、現地を訪れても観光体験は一切できません。定山渓でヒグマに会うことを目的とした場合は、後述する他エリアの現存施設を利用してください。
定山渓クマ牧場の歴史と閉園までの経緯

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開業から最盛期までの歩み
定山渓クマ牧場は昭和期に開業し、高度経済成長期の観光ブームに乗って北海道各地で整備された動物施設の流れと軌を一にしていました。定山渓温泉の観光客増加とともに来場者数を伸ばし、温泉地の定番アトラクションとして地域観光を牽引した時代もあったとされます。
当時の北海道観光においてヒグマは「北の大地の象徴」として高い集客力を持ち、飼育ヒグマへのエサやりなどの体験プログラムが提供され、子どもから大人まで楽しめる体験型観光地として親しまれていました。
閉園の理由と老朽化問題
閉園の背景には複数の要因が重なっていたとされます。施設の老朽化が進み、安全基準を満たすための大規模修繕に多額の費用が必要な状況になっていたこと、観光需要の変化、動物の飼育環境に対する社会的意識の高まりなどが影響したと考えられます。
観光客数がピーク時から減少傾向にあったことも、施設維持を難しくした要因のひとつです。設備投資の費用対効果が見合わなくなり、最終的に閉園という決断に至りました。北海道内でも同時期に複数のクマ牧場が閉鎖や縮小を余儀なくされており、定山渓もそうした時代の流れの中にあったといえます。
閉園後に残されたヒグマたちのその後
閉園後に残されたヒグマの行方については、詳細な公式記録が広く公表されているわけではなく、現時点で確認できる確かな情報は限られています。一般にこのような施設閉鎖後のヒグマは、他の動物園や牧場への移送、あるいは高齢個体については施設内での自然死といった経過をたどるケースが多いとされています。
野生に返すことは生態系への影響や人身被害リスクから現実的ではなく、人間の管理下で育ったヒグマの受け入れ先確保は容易ではありません。閉園後のクマの処遇は動物福祉の観点から重要な問題であり、現在も道内の飼育施設ではこうした点に配慮した環境整備が求められています。
定山渓周辺で今もヒグマに会える!北海道の現存クマ牧場3選

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定山渓では現在クマ牧場を楽しめませんが、北海道内には今もヒグマと間近で触れ合える施設が複数あります。温泉地との組み合わせや大自然の中での体験など、それぞれに個性があるので以下の3施設を参考にしてください。
のぼりべつクマ牧場(登別温泉)
のぼりべつクマ牧場は、登別温泉街からロープウェイで山頂へ向かう道内屈指のクマ牧場です。山頂にはエゾヒグマが放牧されている「第1・第2クマ牧場」、世界唯一の「ヒグマ博物館」、日本屈指の透明度を誇るクッタラ湖を眺望できる展望台、アイヌ民族の生活を再現した「ユーカラの里」などがあり、北海道の自然と文化を一度に体験できます。山頂の放牧場には約70頭のヒグマがおり、アヒルのレースなどのイベントも開催されています。ガラス越しにオスグマと向き合える「ヒトのオリ」も人気です。
| スポット・施設名 | のぼりべつクマ牧場 |
|---|---|
| 住所 | 北海道登別市登別温泉町224 |
| 営業時間 | 9:00〜17:00(10月21日〜翌4月20日は9:30〜16:30)※季節により変動 |
| アクセス | JR登別駅から道南バス登別温泉行きで約15分、登別温泉バスターミナルから無料送迎バスで山麓駅へ、ロープウェイで約7分 |
| URL | https://bearpark.jp/ |
昭和新山熊牧場(洞爺湖)
昭和新山熊牧場は、昭和新山のふもとに位置するクマ牧場です。広い場内では年齢別のグループで遊んだりくつろいだりしているクマを間近に見ることができ、エサあげ体験も楽しめます。5月にはその年に生まれたこぐまたちがクマの幼稚園にデビューするので、愛らしい姿を見られるのも魅力。洞爺湖観光や有珠山ロープウェイとあわせて1日で周遊できるため、ファミリー層に人気があります。
| スポット・施設名 | 昭和新山熊牧場 |
|---|---|
| 住所 | 北海道有珠郡壮瞥町昭和新山183 |
| 営業時間 | 夏季 8:30〜17:00/冬季 8:30〜16:30(季節により変動) |
| アクセス | 道央自動車道 伊達ICより車で約14分/JR伊達紋別駅より車で約20分 |
| 駐車場 | 150台(夏期:一般乗用車500円、冬期:無料) |
| 料金 | 大人(中学生以上)1,000円、小人(6歳以上)500円 |
| URL | https://kumakuma.co.jp/ |
サホロリゾート ベア・マウンテン(十勝)
サホロリゾート ベア・マウンテンは、十勝・新得町にあるエゾヒグマ専門の施設です。高さ5m・全長370mの歩道橋からクマを探しながら進む遊歩道コースと、鉄格子に守られた専用バスに乗って森を進むベアウォッチングバスコースがあり、いずれもガラス張りの観察施設「ベアポイント」を目指します。野生に近い環境でヒグマの暮らしを観察できる、国内でも珍しいサファリスタイルの施設です。
| スポット・施設名 | サホロリゾート ベア・マウンテン |
|---|---|
| 住所 | 北海道上川郡新得町狩勝高原 |
| 営業時間 | 9:00〜16:00(最終入場15:20)※冬期休業 |
| アクセス | 道東自動車道トマムICから車で約30分/JR新得駅から車で約15分 |
| 駐車場 | 600台、無料 |
| URL | https://bear-mt.jp/ |
クマ牧場の代わりに楽しみたい定山渓の自然&アウトドア体験

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定山渓にはクマ牧場こそありませんが、豊かな自然と温泉を活かした観光・アウトドア体験が充実しています。せっかく定山渓を訪れるなら、渓谷の絶景や大自然の中でのアクティビティもぜひ楽しんでください。
定山渓自然の村でキャンプ・ネイチャー体験
定山渓自然の村は、札幌市が運営する自然体験施設で、キャンプ場や各種ネイチャープログラムを提供しています。都市近郊にありながら本格的な森の中でのキャンプが楽しめることから、ファミリーや初心者キャンパーに人気です。バンガローやテントサイトなど宿泊設備も整い、入門的な利用にも対応しています。
施設内では森林観察や自然工作などのプログラムも実施され、子どもが北海道の自然に触れながら学べる環境が整っています。札幌市街から1時間以内でアクセスでき、週末のデイキャンプから宿泊まで幅広いニーズに対応しているのも魅力です。
豊平峡・二見吊橋など渓谷の絶景散策
定山渓最大の魅力は、豊平川が刻んだ雄大な渓谷美です。豊平峡は切り立った岩壁が続く景勝地で、紅葉シーズンには特に見事な景色が広がります。豊平峡ダムへは専用シャトルバスでアクセスでき、ダムと渓谷を同時に楽しめます。二見吊橋周辺の遊歩道は手軽な散策コースとして人気で、渓流と緑の中をゆったり歩けます。
定山渓温泉街から歩いてアクセスできるスポットも多く、温泉入浴の前後に気軽に立ち寄れます。春の新緑、夏の清涼感、秋の紅葉、冬の雪景色と四季折々の表情を楽しめるため、リピーターも多いエリアです。
定山渓温泉と組み合わせる旅プラン
定山渓温泉は「札幌の奥座敷」と呼ばれ、市街地から約1時間でアクセスできる利便性と豊富な湯量を誇ります。大型旅館から小規模な宿まで多彩な宿泊施設が揃い、日帰り入浴を提供する施設も多いため、日帰り観光でも温泉を楽しめます。渓谷散策やキャンプと温泉を組み合わせれば、アウトドアと癒しを一度に体験できる充実した旅になります。
道内の現存クマ牧場(登別・洞爺湖・十勝)を旅程に組み込む場合でも、定山渓を起点とした周遊プランは組みやすく、札幌の拠点性を活かして定山渓でリフレッシュしてから各地へ移動するプランもおすすめです。
北海道でヒグマと向き合うときに知っておきたい安全知識

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ヒグマの生態と分布
ヒグマは北海道に生息する日本最大の陸上動物で、成獣のオスは体重200〜400kgに達することもあります。雑食性で植物の根や果実から魚類、小動物まで幅広く食べ、春から秋に活動して冬は冬眠に入ります。北海道全域に生息しており、特に道東・道北エリアや山岳地帯で目撃情報が多く報告されています。
近年は人里への出没件数が増加傾向にあり、農村部や登山道周辺での目撃が毎年報告されています。ヒグマは臆病な動物ですが、突然遭遇したり子グマを守る母グマに近づいたりすると攻撃性を示すことがあります。野生地では常に注意が必要です。
アウトドアでの遭遇を防ぐ基本対策
北海道でキャンプや登山、ハイキングを楽しむ際は、ヒグマとの不意の遭遇を防ぐための基本対策を必ず実践しましょう。主なポイントは以下のとおりです。
・クマ鈴・ラジオを携行する:音を出して自分の存在を知らせる
・単独行動を避ける:複数人のグループで行動する
・食べ物の管理を徹底する:テントサイトや車内に食料や生ごみを放置しない
・目撃情報を事前に確認する:登山口の掲示板や地元自治体の情報をチェック
・遭遇時は静かにゆっくり後退する:走って逃げない、背中を見せない
北海道の自然はヒグマとともにあります。正しい知識と備えがあれば、安全で充実したアウトドア体験を楽しめます。クマ牧場での観察も、ヒグマという動物への理解を深める良い機会になるでしょう。
さいごに

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定山渓クマ牧場はすでに閉園しており、跡地を訪れても観光体験はできません。クマに会いたい方は、北海道内の現存施設を目指してください。今回紹介した「のぼりべつクマ牧場」「昭和新山熊牧場」「サホロリゾート ベア・マウンテン」の3施設は、それぞれ異なる魅力を持つ現役のクマ牧場で、登別・洞爺湖・十勝という三方向に分散しているため周遊にも組み込みやすいのが特徴です。
一方、定山渓そのものは豊かな渓谷自然と温泉の魅力に満ちた観光地です。キャンプや渓谷散策、温泉入浴を組み合わせた旅で、北海道のアウトドアライフをぜひ満喫してください。なっぷマガジンでは、定山渓エリアのキャンプ場情報や北海道のアウトドアスポット情報も随時発信しています。
※情報は記事掲載時点のものです。施設によって営業時間の変更や休業などの可能性があります。おでかけの際には公式HP等で事前にご確認ください。
※本記事は、ライティング補助や誤字チェックなどでAIを利用しています。最終的な確認は編集部で行なっていますが、万が一情報に誤りがあった場合はこちらからお問い合わせでください。















