和歌山には食べ歩きグルメがいっぱい！

和歌山には、地元食材を活かしたご当地グルメや、インスタ映え間違いなしのスイーツが集まる注目のエリアが点在しています。港町・漁師町の文化を受け継ぐ海鮮グルメから、歴史ある老舗の和菓子、地元のブランド肉や果物を使った逸品まで、歩きながら手軽に味わえるのが魅力。特に南紀白浜や和歌山市内、紀中地域などには観光スポットも多く、散策しながら食べ歩きを楽しめるのが特徴です。今回紹介する8つのスポットは、どれも現地の魅力をぎゅっと詰め込んだ名店ばかり。味はもちろん、見た目や香りからも和歌山ならではの魅力を感じられます。旅行のプランにぜひ組み込んで、五感で楽しむ和歌山グルメ旅を満喫してください。

和歌山のおすすめ食べ歩きグルメ8選

総本家めはりや和歌山店の「紀州名物めはり寿司」

出典：総本家めはりや

和歌山の郷土料理といえば「めはり寿司」が外せません。中でも「総本家めはりや」は、伝統の味を今に伝える老舗で、地元民にも観光客にも人気の名店。高菜の葉でくるんだ大きな握り飯は、ひと口かじると中の白米と高菜の塩味が絶妙にマッチします。おにぎりサイズなのに驚くほどボリュームがあり、これ一つでお腹も大満足。店舗は和歌山市駅から徒歩圏内にあり、散策途中に立ち寄りやすい立地もうれしいポイント。昔ながらの味わいをぜひ現地で楽しんでみてください。

観音山フルーツパーラー 総本店の「フルーツサンド」

出典：観音山フルーツパーラー

果物王国・和歌山ならではのスイーツを味わうなら、「観音山フルーツパーラー 総本店」のフルーツサンドは外せません。老舗果樹園が手がけるこちらのパーラーでは、自家農園で育てた旬のフルーツを贅沢に使ったサンドイッチが楽しめます。ふわふわのパンに甘さ控えめのクリーム、そして主役のフルーツがたっぷりサンドされており、一口食べれば口いっぱいに爽やかな果汁が広がります。店内ではカフェメニューも豊富に揃っており、テイクアウトして食べ歩きするのにもぴったり。和歌山の自然の恵みをダイレクトに味わえる、まさにここでしか食べられないご当地スイーツです。

道の駅たいじの「くじらコロッケ」

出典：道の駅たいじ

和歌山県太地町といえば、古くから捕鯨文化が根付く地域。その太地町にある「道の駅たいじ」では、地元ならではの名物グルメ「くじらコロッケ」を味わうことができます。くじらの赤身肉をミンチにして、じゃがいもと混ぜ合わせてサクッと揚げたこの一品は、外はカリッと香ばしく、中はほっこりジューシー。くじら特有の旨みとコロッケの優しい味が見事に融合していて、食べ歩きにもぴったりです。道の駅ならではの開放感あるスペースで、小腹を満たしながら休憩するのにも最適。和歌山の海の恵みを活かした、ユニークでここだけのグルメをぜひ体験してみてください。

鷹屋の「てまりせんべい」

出典：紀州もん.com

和歌山城の城下町として栄えた和歌山市には、伝統的な和菓子も数多く残っています。「鷹屋」のてまりせんべいは、見た目も可愛らしく、お土産にもぴったりな一品。小さな手まりを模した丸い形が特徴で、香ばしい味わいとほんのりとした甘さが口に広がります。創業150年以上の歴史を持つ老舗の逸品で、昔ながらの製法を守り続ける職人技が光る和スイーツ。袋入りのものは食べ歩きにも適しており、街歩きのお供にもおすすめです。和歌山市の中心街にある店舗は、アクセスも良好で観光の合間に立ち寄りやすい立地です。

小嶋一商店の「よもぎ餅」

出典：otent

和歌山市の街角に佇む「小嶋一商店」は、和歌山県内でも指折りの老舗和菓子店。名物「よもぎ餅」は、地元の天然よもぎをたっぷり練り込んだもち生地に、上品な甘さのこし餡がぎっしりと詰まった逸品です。ふわっと香るよもぎの風味がどこか懐かしく、素朴でありながら深い味わいに思わずうなる一品。作りたてをその場で食べられるので、食べ歩きグルメにも最適。町並みに溶け込んだ趣ある店舗も旅気分を高めてくれます。湯浅は醤油発祥の地としても有名で、歴史を感じる街歩きと一緒に楽しめるのも魅力です。

湯浅醤油 蔵カフェの「醤油ソフトクリーム」

出典：海と山の小さなまちの湯浅さんぽ

湯浅といえば、日本の醤油発祥の地として有名。その歴史を体感できる「湯浅醤油 蔵カフェ」では、ここならではの「醤油ソフトクリーム」が話題を呼んでいます。一見バニラに見えるこのソフト、ひと口食べるとふわりと醤油の香ばしさが広がり、絶妙な甘じょっぱさがクセになる美味しさ。自家製の湯浅醤油を使用しているため、旨みが濃く、後味はさっぱり。濃厚でなめらかな舌触りの中に、和のアクセントが光ります。カフェは蔵を改装した風情ある空間で、ゆったりと一息つける雰囲気。観光の合間に、ここでしか味わえない一品をぜひ。

とれとれ市場 味処の「熊野牛串焼き」

和歌山のブランド牛「熊野牛」を贅沢に味わえるのが、白浜の「とれとれ市場」にある味処。中でも食べ歩きグルメとして大人気なのが「熊野牛串焼き」です。ジューシーな赤身と上質な脂が絶妙なバランスで、炭火で焼かれた香ばしい香りが食欲をそそります。ひと口サイズの串焼きは、アツアツのうちに頬張るのが正解！とろけるような柔らかさと濃厚な旨味が、旅の疲れも吹き飛ばしてくれるはずです。市場のにぎやかな雰囲気の中で食べるのも楽しく、南紀白浜観光の合間にぴったりの一品です。

とれとれ市場 踊りだこの「泳ぎたこ焼き」

出典：食べログ

白浜の名物市場「とれとれ市場」で注目のグルメといえば、「踊りだこ」の白浜店限定メニュー「泳ぎたこ焼き」です。外はカリッ、中はふわっとした出汁香るたこ焼きを、なんと温かい和風だしに“泳がせて”いただく新感覚の逸品。焼きたてのたこ焼きは、イイダコが丸ごと一匹入っており、そのジューシーさと弾力がたまらない美味しさ。そこに熱々の出汁が染みわたり、まるでたこ焼きのお茶漬けのような新しい味わいが楽しめます。仕上げに刻みネギがたっぷり添えられ、香りも抜群。白浜でしか味わえない限定グルメとして、食べ歩き観光にもぴったりのひと品です。

和歌山で美味しい食べ歩きグルメを満喫しよう！

和歌山には、歴史ある和菓子から新感覚のスイーツ、海や山の幸を活かしたご当地グルメまで、食べ歩きにぴったりな魅力がたっぷり詰まっています。どのスポットも地元愛にあふれ、ひとつひとつが和歌山ならではの味わいと体験を提供してくれます。観光地の散策の合間に立ち寄れる手軽さと、美味しさに出会える感動が、旅をより特別なものにしてくれるはず。今回ご紹介した8つのスポットは、いずれもアクセスしやすく、観光ルートにも組み込みやすいのがポイント。ぜひ和歌山旅行の際には、絶品グルメとともに、現地の文化や風土も味わい尽くしてください。きっと「また来たい」と思える、心に残る味と出会えることでしょう。