
北海道の気温を月別に解説!季節ごとの服装とアウトドアの楽しみ方ガイド
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北海道の気候の特徴と年間の気温傾向

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北海道は日本の最北端に位置し、本州とは異なる独自の気候を持ちます。梅雨がなく夏は短く涼しい一方、冬は長く厳しい寒さが続きます。年間の平均気温は札幌で約9℃前後と、東京と比べて大幅に低いため、旅行前の気候把握がとても重要です。
亜寒帯気候で年間を通して涼しい
北海道の気候区分は亜寒帯湿潤気候(冷帯)に属し、年間を通じて気温が低めです。真夏の7〜8月でも最高気温は25〜28℃前後にとどまることが多く、本州のような猛暑日になることはほとんどありません。そのため夏の避暑地として全国から多くの観光客が訪れます。梅雨もなく、6月ごろも比較的さわやかに過ごせますが、近年は旭川市では真夏日(最高気温が30度以上)が平年で10.9日記録されるなど、内陸部で気温が上がる日も増えています。
夏でも朝晩は冷え込む寒暖差
北海道の夏は昼間こそ快適ですが、朝晩の気温が10〜15℃前後まで下がることも珍しくありません。日中との気温差が10℃以上になるケースもあり、薄手のジャケットや羽織ものは夏でも必携です。特にキャンプや野外イベントでは、日没後の冷え込み対策が快適な滞在の鍵になります。
冬は氷点下が当たり前の厳寒期
12月から2月にかけての北海道は、最低気温が氷点下10〜20℃を下回る地域も多く、本格的な防寒装備が欠かせません。札幌でも最低気温が氷点下に達する日が続き、内陸部の旭川ではさらに厳しい寒さに。旭川では明治35年(1902年)1月25日に氷点下41.0度という日本最低気温を観測しています。路面の凍結や積雪も日常的なため、移動手段や服装の選択が安全に直結します。
北海道の月別平均気温を一覧でチェック

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北海道(札幌)の月別気温の目安を以下にまとめました。最高・最低気温の傾向を把握しておくと、旅行の時期選びや持ち物リストの作成に役立ちます。数値は平年値の目安であり、年によって変動があります。
| 月 | 平均気温の目安 | 最高気温の目安 | 最低気温の目安 |
|---|---|---|---|
| 1月 | 約−3℃ | 約0℃ | 約−7℃ |
| 2月 | 約−3℃ | 約0℃ | 約−8℃ |
| 3月 | 約1℃ | 約5℃ | 約−3℃ |
| 4月 | 約8℃ | 約13℃ | 約2℃ |
| 5月 | 約14℃ | 約20℃ | 約8℃ |
| 6月 | 約18℃ | 約23℃ | 約13℃ |
| 7月 | 約22℃ | 約27℃ | 約17℃ |
| 8月 | 約23℃ | 約28℃ | 約18℃ |
| 9月 | 約18℃ | 約23℃ | 約13℃ |
| 10月 | 約11℃ | 約16℃ | 約6℃ |
| 11月 | 約4℃ | 約7℃ | 約0℃ |
| 12月 | 約−1℃ | 約2℃ | 約−5℃ |
春(3〜5月)の気温
3月はまだ氷点下になる朝もあり、雪が残るエリアも多いです。4月になると気温が上がり始め、桜は5月上旬ごろに開花します。5月の平均気温は14℃前後で過ごしやすくなりますが、朝晩はまだ8℃前後まで下がるため、重ね着対応が基本です。
夏(6〜8月)の気温
6月から8月が北海道の夏シーズンです。7〜8月の平均気温は22〜23℃程度で、本州の猛暑を避けて訪れる旅行者に人気があります。ただし内陸部の旭川や帯広では30℃を超える日もあり、釧路など太平洋沿岸は夏でも涼しく霧が多い傾向です。
秋(9〜11月)の気温
9月は20℃前後で過ごしやすく、紅葉が始まります。10月になると平均気温は11℃前後に下がり、11月には初雪が観測されることも。10〜11月は気温の低下が急激なため、訪問時期によって必要な服装が大きく変わります。秋口でも防寒具の準備は欠かせません。
冬(12〜2月)の気温
12月から2月は北海道が最も冷え込む厳冬期です。札幌の平均気温は−3℃前後ですが、旭川や陸別などの内陸部では−20℃を下回る日もあります。積雪量も多く、移動には十分な注意が必要です。一方でこの時期ならではの雪景色や冬祭りが各地で開催され、冬の北海道ならではの魅力が楽しめます。
エリア別に見る北海道の気温の違い

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北海道は広大なため、エリアによって気温や気候の特徴が大きく異なります。旅行先を選ぶ際は、目的地の気候傾向を事前に確認しておきましょう。ここでは主要なエリアごとの特徴を解説します。
道央(札幌・旭川)の気温
道央の中心都市・札幌は北海道の気候の基準となるエリアで、夏は25℃前後、冬は氷点下と四季がはっきりしています。一方、内陸の旭川は寒暖差が大きく、最も暖かい8月の平均気温が21.2度、最も低い1月の平均気温が氷点下7.0度で、年較差は28.2度に達します。北海道内でも寒暖差の大きいエリアのひとつです。
道南(函館)の気温
函館は北海道の南端に位置し、道内では比較的温暖なエリアです。夏は28℃前後まで上がり、冬の最低気温も旭川や札幌に比べるとやや穏やか。本州から新幹線でアクセスしやすく、「北海道入門」として訪れやすい地域でもあります。四季の変化もしっかり感じられます。
道東(釧路・帯広)の気温
釧路は夏でも平均気温が17〜20℃程度と低く、「日本で最も涼しい夏」と呼ばれることもあります。霧が多く、日照時間が短いのが特徴です。一方、帯広は内陸盆地のため夏に気温が上がりやすく、冬は厳しい寒さに。同じ道東でも、太平洋沿岸と内陸部では気候がかなり異なります。
道北・オホーツク(稚内・網走)の気温
稚内は日本最北端に位置し、年間を通じて気温が低く風の強い日が多いのが特徴です。夏の平均気温は20℃に届かないことも多く、冬は−15℃前後まで下がります。網走はオホーツク海に面し、冬には流氷が接岸することで有名です。どちらも防寒対策を万全にして訪れましょう。
季節ごとの気温に合わせた服装と持ち物

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北海道を訪れる際は、気温に合わせた服装選びが旅の快適さを大きく左右します。本州の感覚で出かけると想定外の寒さに驚くことも多いため、季節ごとのポイントをしっかり押さえておきましょう。
春の服装ポイント
3〜5月は、日中と朝晩の気温差が非常に大きい時期です。日中は10〜20℃近くまで上がっても、朝晩は0〜5℃程度になることも珍しくありません。重ね着ができるレイヤードスタイルが基本で、脱ぎ着しやすいアウターと薄手のニットやフリースを組み合わせるのがおすすめです。
・アウター:春用コートまたは中綿ジャケット(3〜4月は特に必須)
・インナー:薄手のニットやフリース
・足元:防水性のあるスニーカーまたはトレッキングシューズ(雪解け水に注意)
・その他:折りたたみ傘・ストール
夏の服装と朝晩の羽織もの
6〜8月は日中こそ半袖で過ごせる日もありますが、朝晩は10〜15℃前後に冷え込みます。薄手の長袖シャツやカーディガン、ライトジャケットは必ず持参しましょう。特にキャンプや野外イベントでは日没後の気温低下に注意が必要です。紫外線も強い季節なので、日焼け止めや帽子も忘れずに。
秋の服装と冷え対策
9〜11月は秋の深まりとともに急速に気温が下がります。9月はまだ半袖+羽織もので過ごせますが、10月以降はウールのセーターや中綿ジャケット、マフラー・手袋が必要に。11月には初雪が降る可能性もあり、防水・防風機能のあるアウターと防寒インナーの組み合わせが安心です。
冬の防寒装備と滑りにくい靴
12〜2月の北海道では、ダウンコートや防寒ブーツ、機能性インナーが必需品です。特に気をつけたいのが靴で、アスファルトの凍結は見た目では分かりにくく非常に滑りやすいため、滑り止め付きのスノーブーツの着用を強くおすすめします。ニット帽・手袋・マフラーの3点セットも欠かせません。
気温で選ぶ北海道アウトドア・キャンプの楽しみ方

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北海道の豊かな自然はアウトドアやキャンプを楽しむ絶好のフィールドです。気温と季節の特性を理解することで、より安全に自然を満喫できます。季節別にキャンプやアクティビティの楽しみ方を見ていきましょう。
夏は避暑キャンプとアクティビティが快適
7〜8月の北海道は、本州の酷暑を逃れた避暑キャンプとして大人気のシーズンです。日中の気温が25℃前後と快適で、ラフティングやカヌー、トレッキングなどのアクティビティを思いきり楽しめます。ただし朝晩の冷え込みに備え、夏でも快適使用温度10℃前後のシュラフを用意しておくと安心です。
秋は紅葉キャンプと温泉めぐり
9〜10月は北海道各地で紅葉が見頃を迎え、色鮮やかな景色の中でのキャンプが楽しめます。特に大雪山系や支笏湖・洞爺湖周辺の紅葉は見事です。朝晩の気温が5℃前後まで下がることもあるため、焚き火や温泉との組み合わせが紅葉キャンプを充実させるポイント。温泉近くのキャンプ場を選ぶのもおすすめです。
冬は雪中キャンプ・ウィンタースポーツ
冬の北海道は上級者向けのアウトドアシーズンです。雪中キャンプは装備が整った経験者向けですが、スキーやスノーボード、犬ぞり体験、流氷ウォークなどのウィンタースポーツは初心者でも楽しめます。ニセコや富良野などのスキーリゾートは国際的にも有名で、パウダースノーを求めて世界中から旅行者が訪れます。
気温差に備えるキャンプ装備のコツ
北海道キャンプで最も重要なのは気温差への対応です。夏でも朝晩は10℃を下回ることがあるため、シュラフは余裕のある温度帯のものを選びましょう。レイヤリングできるウェアを用意することで、日中と夜間の温度差にフレキシブルに対応できます。
・シュラフ:夏でも快適使用温度10℃対応のものを推奨
・テント:秋冬は防風・防水性の高い4シーズン対応モデルが安心
・ウェア:ベースレイヤー・ミッドレイヤー・アウターの3層重ね着
・焚き火道具:秋以降は焚き火台+薪の確保が快適性を大幅アップ
さいごに

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北海道の気温は、本州と比べて年間を通じて低く、季節ごとの寒暖差が大きいのが最大の特徴です。夏は涼しく快適に過ごせる一方、朝晩の冷え込みや秋冬の厳しい寒さへの備えは欠かせません。エリアによっても気温は大きく異なるため、訪問先の気候をあらかじめ把握しておくことが、快適な旅の第一歩です。
避暑を目的とするなら夏、紅葉や温泉なら秋、スノーアクティビティなら冬と、それぞれの季節に北海道ならではの体験が待っています。服装と装備をしっかり整えて、ぜひ北海道の大自然を満喫しに出かけてみてください。なっぷマガジンでは、北海道各地のキャンプ場情報や季節のアウトドア情報を豊富にご紹介していますので、旅の計画にぜひお役立てください。
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