札幌には朝食・モーニングが美味しいお店がたくさん！

札幌の朝食シーンは、北海道ならではの魅力に溢れています。札幌市中央卸売市場の場外市場周辺には、早朝から営業する海鮮食堂が軒を連ね、サーモン、イクラ、ホタテ、カニなど新鮮な海の幸をボリューム満点の海鮮丼で味わえます。二条市場エリアでは、地元の人々に愛される定食屋が、朝8時から焼き魚や刺身定食を提供。観光客向けの高価格帯店が多い中、コストパフォーマンスに優れた穴場店も点在しています。札幌駅周辺からアクセスしやすい立地も魅力で、旅の朝を充実させる美味しいモーニングが待っています。朝から営業するお店が多いため、観光スケジュールにも組み込みやすく、札幌観光の楽しみがさらに広がります。

札幌の朝食おすすめ10選

定食 めし屋

出典：定食 めし屋

札幌市中央卸売市場・場外市場の卸売センター内にあるこちらのお店は、道産・国産の食材にこだわった安全で体にやさしい料理が自慢です。朝7時から営業しており、特に人気なのが11時までの限定メニュー「海鮮四品丼」。サーモン、ホタテ、かに、いくらが2,000円で味わえるお得な一品で、その日の朝に剥いた帆立など鮮度抜群のネタが並びます。海鮮丼以外にも、ハーブ豚の豚丼定食や塩ラーメンなど多彩なメニューが揃い、特に塩ラーメンはホタテの出汁が効いた名物として知られています。昭和の定食屋のような落ち着いた雰囲気の店内で、新鮮な海の幸をリーズナブルに楽しめる、場外市場の穴場スポットです。

魚や がんねん

出典：食べログ

札幌二条市場の南側に隣接したビル1階にあるこちらは、元鮮魚店で働いていたご主人の目利きが光る海鮮定食屋です。朝8時から営業し、良いものをできるだけお得な価格で提供することをコンセプトにしています。刺身定食は、サーモン、ホタテ、本マグロなどが1,480円から楽しめ、特大真ほっけ定食は1,680円で提供。ほっけは見たことのない大きさで、脂がのった柔らかい身が評判です。海鮮丼メニューも充実しており、生本マグロ、ズワイガニ、サーモン、ホタテ、タコ、極上イクラなどが盛られた6色丼が人気。ごはんは白米か酢飯を選べ、セットで小鉢、汁物、サラダが付きます。二条市場内ではなく隣接エリアにあるため、観光客には穴場的な存在となっています。

北のグルメ亭

出典：北のグルメ亭

札幌市中央卸売市場・場外市場内にある客席数320席の大型海鮮食堂です。朝7時から営業しており、365日年中無休で地元客や観光客から支持を集めています。厳選素材を使ったボリューム満点の海鮮丼を中心に、お刺身、蟹、備長炭を使用した焼き物などをお求めやすい価格で提供。海鮮市場「北のグルメ」の店内にあるため、市場でお買い上げいただいた食材をその場で調理してもらうこともできます。メニューは海鮮丼、うに・いくら丼、トロ三色丼、焼本たらばがに、しまほっけ焼、鮭ハラス焼など多彩。札幌駅北口や札幌市内中央区・北区の一部から無料送迎サービスも実施しており、アクセスも便利です。バリアフリー対応で団体客も受け入れ可能な、安心して訪れられるお店です。

アトリエ・モリヒコ

出典：アトリエ・モリヒコ

札幌中心部、市電の中央区役所前駅から徒歩1分の場所にある、人気カフェ「森彦」の2号店です。朝8時から営業しており、大きな窓から燦々と降り注ぐ陽光と路面電車が走る音が心地よい、温室のような落ち着いた空間が広がります。モーニングメニューは、フルーツ＆コーヒークリームサンドやホットサンド、バタートーストなどを用意。特にフルーツサンドは、森彦の濃厚なエスプレッソクリームと季節のフルーツを組み合わせた爽やかな一品として人気です。バタートーストは「おかめや」のパンを厚切りで使用し、バターがたっぷりしみ込んだ外はサクッ、中はフワッとの食感が楽しめます。豆の選定・ブレンド・焙煎まで全て独自に行うこだわりのコーヒーと共に、札幌の朝を優雅に過ごせるカフェです。

食事処 ながもり

出典：食べログ

札幌二条市場内にある人気の食堂で、朝7時から営業しています。手前の三浦商店で海産物を販売し、奥が食堂になっている造りです。特に焼き魚の質が高いことで知られ、開店時から多くのお客さんが訪れる繁盛店。名物の開きほっけ定食は、皿からはみ出すほどの大きさで脂がのったふっくらジューシーな身が自慢です。海鮮丼メニューも充実しており、うに・いくら合せ丼や、甘味たっぷりのホタテ、軟らかなマグロ、甘エビなど5種がのる海鮮丼が2,000円で楽しめます。焼き魚定食は980円からとリーズナブルな価格設定も魅力。カウンター席の目の前に焼き網があり、次々と焼かれる魚の香ばしい香りが食欲をそそります。自家製の海苔の佃煮も美味しいと評判の、札幌らしい朝食が味わえるお店です。

にぎりめし

出典：食べログ

すすきの市場の西角にある24時間営業のおにぎり専門店です。イートインとテイクアウトの両方に対応しており、早朝から深夜まで幅広い時間帯に利用できます。おにぎりは注文を受けてから一つ一つ手作りで握られ、塩握りと醤油握りのどちらかを選べるのが特徴。醤油を手のひらにつけて握る醤油握りは珍しく、濃いめの味わいが楽しめます。一番人気は「たらこバター」で、醤油握りとの相性が抜群。他にも「鮭バター」やワサビがきいた「さばトロ」など30種類以上の具材が揃い、変わり種メニューも豊富です。具沢山の豚汁やおでん、日本の家庭料理をベースにしたお惣菜も提供。飲んだあとの締めにも、朝食にも、手軽に本格的なおにぎりが味わえる人気店です。

札幌二条市場大磯

出典：札幌二条市場大磯

さっぽろテレビ塔から徒歩約5分、札幌の台所として知られる二条市場内に3店舗を展開する海鮮料理店です。本店は朝7時30分から営業しており、店主自ら目利きして仕入れた新鮮な魚介を使った海鮮丼が自慢。人気メニューは20種類以上の海鮮丼で、なかでも「大磯丼」は丼から溢れるほどのネタの大きさと美味しさで人気を集めています。無添加のエゾバフンウニは利尻産を中心に道内各産地から直送され、濃厚な甘さととろけるような味わいが楽しめます。本店限定の数量限定ばらチラシ丼980円は、お手頃価格で海鮮を楽しめると評判です。出汁茶漬けで味変できるのも嬉しいポイント。海鮮焼や刺身、自家製グラタンなど一品料理も豊富で、北海道の旬の食材を心ゆくまで堪能できます。

餃子と麺 いせのじょう 菊水本店

出典：食べログ

地下鉄東西線菊水駅から徒歩約7分、札幌屈指の朝ラーメンが味わえる人気店です。土曜日は朝9時から営業しており、朝からビール片手にラーメンを楽しむ地元の常連客で賑わいます。鶏ガラベースの優しい味わいの醤油ラーメンが特徴で、旭川の須藤製麺の中太ストレート麺を使用したのど越しの良さが自慢。人気の「辛口白菜ラーメン」は、自家製唐辛子の程よい辛味と白菜の甘みが絶妙にマッチした一品です。店名にもある餃子は注文を受けてから包む手作りで、千歳産豚肉「う米豚」を使用したジューシーな味わいが評判。L字型のカウンター席のみの小さな店内は、レトロな雰囲気が漂う昔ながらのラーメン屋で、さっと食べてさっと帰る人が多いため回転も早く、待ち時間も少なめです。

テラスレストラン ピアレ

出典：札幌パークホテル

札幌パークホテル1階に位置するイタリアンを中心としたレストランです。中庭に面した開放感のある大きな窓が特徴で、中島公園の四季の移り変わりを感じながら朝食を楽しめます。朝7時から営業しており、北海道を味わう朝食ブッフェや朝の洋定食アメリカンブレックファーストなどが人気です。自社菜園やホテル内の菜園で収穫した野菜を取り入れたメニューを提供しており、新鮮で健康的な朝食がいただけます。大きな窓から光が射し込む明るい雰囲気の店内で、中庭を眺めながら優雅な朝のひとときをお過ごしいただけます。地下鉄南北線中島公園駅から徒歩すぐとアクセスも良好で、札幌観光の拠点として便利な立地です。

鮨の魚政

出典：食べログ

札幌市中央卸売市場に隣接する「さっぽろ朝市」の中にある人気の寿司店です。朝6時から営業しており、市場直送の新鮮なネタを使った本格的な寿司が朝食として楽しめます。店内はカウンター9席のみの小さなお店ですが、その日のおすすめや旬の魚を握ってくれる「おまかせ10貫」が人気です。中トロ、ウニ、イクラなどの贅沢なネタに加え、北海道らしい白身魚や貝類も提供されており、味噌汁も付いて大満足の内容となっています。ネタがなくなり次第終了となるため、予約をして早めの時間帯に訪れるのがおすすめです。札幌ならではの贅沢な朝食体験ができる穴場のスポットとして、多くの観光客や地元の方に愛されています。

札幌で美味しい朝食・モーニングを食べよう!

札幌の朝食シーンは、北海道ならではの新鮮な食材と多様なスタイルが魅力です。今回ご紹介した2つのスポットは、それぞれに個性があり、旅のシーンや気分に合わせて選べる楽しさがあります。中島公園の緑を眺めながらゆったりと楽しむホテルの朝食ブッフェ、そして市場で朝から新鮮な寿司をいただく贅沢な体験。どちらも札幌ならではの魅力的なモーニングスポットです。美味しい朝食は、一日の活力となり、観光やビジネスをより充実したものにしてくれるはずです。札幌を訪れた際は、ぜひ朝の時間を大切にして、お気に入りの朝食スポットを見つけてみてください。地元で愛される人気店から穴場のお店まで、札幌の朝食文化を存分に楽しんで、素敵な一日のスタートを切りましょう!