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博物館網走監獄

網走刑務所と博物館網走監獄の見どころと楽しみ方完全ガイド

北海道の東端、オホーツク海に面した網走市には、全国に名を知られる「網走刑務所」があります。現役の刑事施設である網走刑務所と、野外歴史博物館「博物館網走監獄」は別の施設です。この記事では両者の違いや見どころ、監獄食、アクセスまで旅行前に知りたい情報をまとめてご紹介します。

網走刑務所とは?現役刑務所と博物館網走監獄の違い

網走刑務所

出典:PIXTA

「網走刑務所」と聞くと観光地を思い浮かべる方も多いですが、実際には現役の刑事施設野外歴史博物館という二つの異なる施設が存在します。旅行前にこの違いを把握しておくと、現地での混乱を防げます。

現役の刑務所としての網走刑務所

法務省が管轄する網走刑務所は、現在も受刑者が生活する現役の刑事施設で、一般観光客が内部へ立ち入ることはできません。かつての「網走監獄」の後継施設として現代に引き継がれており、北海道内でも有数の農業刑務所として知られています。

野外歴史博物館としての博物館網走監獄

博物館網走監獄は、明治時代に受刑者たちによって造られ、使用されてきた建物を移築復原し、保存公開している野外歴史博物館です。天都山のふもとの広大な敷地に重要文化財の建造物が点在し、自由に見学できます。観光で「網走刑務所に行く」という場合、ほとんどがこちらを指します。

映画・漫画で知られる網走監獄

「網走番外地」シリーズをはじめとする映画や、大ヒット漫画『ゴールデンカムイ』の舞台としても登場する網走監獄。そのイメージが広く浸透したことで、「網走刑務所」という言葉は実際の刑務所と観光施設の両方を指す呼称として使われるようになりました。旅行者が混同しやすいのはこうした背景があるためです。

網走刑務所の歴史と北海道開拓との関わり

網走刑務所

出典:PIXTA

博物館網走監獄の魅力を深く味わうには、歴史的背景を知ることが欠かせません。明治時代、北海道の未開地を切り開いたのは受刑者たちの過酷な労働でした。その歴史を抜きにして網走は語れません。

集治監として始まった網走囚徒外役所

1890年(明治23年)、網走には網走囚徒外役所が設置されました。これが後の網走監獄の前身です。当時の政府は北海道の開拓と国防強化を急ぐため、本州から多くの囚人を送り込み、過酷な環境での労働力として活用しました。広大な原野での開墾作業は想像を絶する苦労を伴うものでした。

中央道路開削と囚人労働

受刑者たちが最も過酷な労働として従事したのが、北海道中央道路(網走道路)の開削です。旭川から網走に至る約160kmの道路を、わずか約8か月で完成させたとされます。食糧不足・極寒・重労働の三重苦の中で多くの命が失われ、道路沿いには今も犠牲者を供養する碑が残っています。この道路は北海道の内陸開発の礎となりました。

映画・ゴールデンカムイの舞台としての知名度

昭和期には高倉健主演の映画「網走番外地」シリーズが大ヒットし、「網走監獄=脱獄できない最強の監獄」というイメージが全国に広まりました。近年では漫画・アニメ『ゴールデンカムイ』の舞台として登場し、若い世代の訪問者も急増。歴史的価値と大衆文化の両面から注目される、唯一無二の観光スポットです。

博物館網走監獄の見どころと楽しみ方

博物館網走監獄

博物館網走監獄の敷地には、明治から昭和にかけて実際に使われた建造物が数多く保存・移築されています。平成28(2016)年には8棟が重要文化財に、6棟が登録有形文化財に指定されています。歩いて回るだけで歴史の重みを体感できる、屋外型博物館ならではの体験が待っています。

スポット・施設名 博物館網走監獄
住所 北海道網走市字呼人1-1
営業時間 9:00~17:00(最終入館16:00)※8/1~15は最終入館17:00・閉館18:00
アクセス JR網走駅から車で約10分/女満別空港から車で約20分
駐車場 400台・無料
料金 大人1,500円、高校生1,000円、小・中学生750円
URL https://www.kangoku.jp/

世界最古の木造放射状舎房と重要文化財群

博物館網走監獄の目玉は、五翼放射状舎房です。5棟の舎房が放射状に配置され、中央からすべての廊下を監視できる構造は、現存する世界最古の木造放射状舎房で、国内唯一の存在です。国の重要文化財にも指定されており、内部には当時の独居房が忠実に再現されています。

舎房内には蝋人形を使ったリアルな展示があり、囚人の生活や看守の様子が再現されています。薄暗い廊下が続く空間は独特の雰囲気を醸し出し、写真撮影スポットとしても人気。歴史の重みをリアルに感じられる展示は、大人から子どもまで強く印象に残ります。

庁舎・教誨堂・二見ヶ岡刑務支所

敷地内には五翼放射状舎房以外にも見ごたえのある建物が点在しています。主な見どころは次のとおりです。

旧網走監獄庁舎:明治時代に建てられた洋風建築で、管理部門の拠点として使われた建物。内部では監獄の歴史を解説する展示が充実しています。
教誨堂(きょうかいどう):受刑者への精神的な教化を目的とした礼拝施設。シンプルながら荘厳な雰囲気が漂う和洋折衷の講堂です。
二見ヶ岡刑務支所:農業作業所として使われた建物群で、広大な農地とともに当時の農業刑務所の様子を伝えます。

これらの建物はいずれも国の重要文化財または登録有形文化財に指定されており、建築的な観点からも見応えがあります。

監獄食堂で味わう体験監獄食

博物館内の食堂では、現在の網走刑務所で提供している食事を再現した「監獄食」を食べることができるのが人気です。麦飯・焼き魚・味噌汁といったシンプルな内容で、囚人たちが実際に食べている食事を体験できます。素朴ながらも北海道産の食材を使ったメニューは、観光の記念としても好評です。

食堂では通常のランチメニューも提供されており、北海道らしい食材を使ったオリジナル料理も楽しめます。館内観光のちょうど中間地点に位置しているため、休憩と食事を兼ねて立ち寄るのがおすすめです。

映像シアターとレンガ作り体験

映像シアターでは、囚人たちが過酷な労働で道路を開削する様子を、前方3面スクリーンで臨場感たっぷりに観ることができます。視覚的にわかりやすく、歴史の予備知識がなくても十分楽しめます。期間限定で、明治時代の製法を体験するレンガ作り体験などのワークショップが開催されることもあるので、公式サイトで最新情報を確認してから訪問しましょう。

博物館網走監獄の入館料・営業時間・アクセス

博物館網走監獄

出典:博物館網走監獄

博物館網走監獄を訪れる前に、入館料・営業時間・アクセス方法を確認しておきましょう。広大な敷地をくまなく回るには、移動手段と所要時間の計画が重要です。

女満別空港・網走駅からのアクセス

博物館網走監獄へのアクセスは、車:JR網走駅から約10分、車:女満別空港から約20分が目安です。レンタカーを利用すると移動がスムーズで、周辺の観光スポットとの組み合わせにも便利。網走駅からはタクシー利用も選択肢に入ります。公共交通機関を使う場合は、後述する観光施設めぐりバスが便利です。

観光施設めぐりバスの活用

網走市内の主要観光施設を巡る観光施設めぐりバスは、レンタカーを使わない旅行者の強い味方です。JR石北本線網走駅から網走バス観光施設めぐり線天都山方面行きで7分、博物館網走監獄下車すぐで到着します。運行時期・時刻・料金は年度によって変更される場合があるため、事前に網走市観光協会や各施設の公式情報を確認してください。

所要時間と回り方のコツ

博物館網走監獄の敷地は非常に広く、すべての建物をじっくり見学すると2〜3時間は必要です。体験監獄食を楽しむ場合はさらに時間を確保しましょう。効率よく回るには、入館後にまず館内マップを入手し、重要文化財の建物を優先してルートを組むのがおすすめ。季節によっては雪や雨で足元が悪くなるため、歩きやすい靴で訪れましょう。

網走刑務所と合わせて楽しみたい周辺観光とアウトドア

オホーツク流氷館

出典:Google Map

網走市はオホーツク海に面した自然豊かなエリアで、博物館網走監獄以外にも魅力的な観光スポットが揃っています。歴史体験だけでなく、オホーツクならではの自然や文化も合わせて楽しむことで、旅の満足度がぐっと高まります。

オホーツク流氷館と天都山展望

博物館網走監獄のすぐそばにあるオホーツク流氷館は、世界でも珍しい流氷を屋内で体感できる施設です。マイナス15度の低温室では本物の流氷に触れることができ、真夏でもオホーツクの冬を疑似体験できます。天都山の頂上からはオホーツク海・網走湖・濤沸湖・知床連山を一望でき、展望スポットとしても人気です。

北方民族博物館と道の駅流氷街道網走

北海道立北方民族博物館では、アイヌをはじめとする北方圏の先住民族の生活や文化を学べます。精巧な民具や衣装の展示は質が高く、歴史好きにはたまらないスポット。網走川沿いに位置する道の駅流氷街道網走は観光船乗り場に隣接し、流氷シーズンには砕氷船「おーろら」で流氷原を航行する体験が大人気です。お土産選びにも最適です。

オホーツクの自然を満喫するキャンプ・アウトドア体験

網走周辺はキャンプやアウトドアを楽しむ環境にも恵まれています。網走湖や能取湖の周辺には自然豊かなキャンプ場が点在し、湖畔でのカヌー体験や釣りも楽しめます。秋には能取湖のサンゴ草群落が一面赤く染まる絶景が有名で、例年多くのカメラマンや観光客が訪れます。

道東エリアはサイクリングコースも充実しており、レンタサイクルで湖畔や農村地帯を走り抜ける爽快な旅も人気。自然・歴史・アウトドアをバランスよく組み合わせることで、網走滞在をより充実したものにできます。

さいごに

博物館網走監獄

出典:博物館網走監獄

網走は「刑務所の街」というイメージだけでは語り切れない、歴史と自然が重なる奥深いエリアです。博物館網走監獄では、囚人たちが切り開いた北海道開拓の歴史を肌で感じることができ、重要文化財の建物群や体験監獄食など見どころが盛りだくさんです。

周辺には流氷体験・北方民族文化・湖畔のアウトドアなど、オホーツクならではの多彩な楽しみ方が揃っています。博物館網走監獄を軸に、1泊2日以上のスケジュールで網走・道東エリアをじっくり旅するのがおすすめ。現地でしか感じられない歴史の重みと、オホーツクの雄大な自然をぜひ体いっぱいに味わってください。

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※情報は記事掲載時点のものです。施設によって営業時間の変更や休業などの可能性があります。おでかけの際には公式HP等で事前にご確認ください。
※本記事は、ライティング補助や誤字チェックなどでAIを利用しています。最終的な確認は編集部で行なっていますが、万が一情報に誤りがあった場合はこちらからお問い合わせでください。

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