
小樽でおすすめ美術館・博物館8選!定番人気からおしゃれスポットまで紹介
記事の目次
小樽には魅力的な美術館がたくさん!
小樽は、札幌から電車で約30分というアクセスの良さに加え、港町ならではの歴史と文化が色濃く残る魅力的な観光地です。ガラスやオルゴールなどの工芸文化を体験できる施設、北海道開拓や鉄道・海運の歴史を学べる博物館、国内外の近代美術を鑑賞できる美術館など、そのジャンルは実に多彩。小樽運河や坂道の多い街並みを散策しながら、個性豊かな施設を巡るのは旅の醍醐味です。春は新緑、夏は港風、秋は紅葉、冬は雪景色と、四季折々の風情が展示空間をより一層魅力的に演出します。歴史や芸術に興味のある方はもちろん、旅の思い出作りにもぴったりな小樽の美術館・博物館巡りは、知的好奇心と感性を同時に満たしてくれることでしょう。
小樽のおすすめ美術館・博物館8選
ステンドグラス美術館(旧高橋倉庫)
出典:PIXTA
「ステンドグラス美術館(旧高橋倉庫)」は、小樽市色内にある、日本最大級の規模を誇るアンティークステンドグラス美術館です。19世紀後半から20世紀初頭にイギリスの教会で実際に使われていたステンドグラスを多数収蔵・展示しており、その歴史と芸術性を間近に感じられます。陽光が差し込むと、色とりどりのガラスからこぼれる光が幻想的な空間を演出。展示品に描かれた人物や風景、文字からは、当時の宗教観や文化、歴史の息吹が伝わってきます。また、光だけでなく香りや音、空間全体の美しさを五感で楽しめるのも魅力。小樽運河からもほど近く、観光の合間に訪れやすい立地も嬉しいポイントです。四季折々の小樽の街並みとともに、時を超えて輝くステンドグラスの美に触れてみてはいかがでしょうか。
項目 | 情報 |
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住所 | 北海道小樽市色内1丁目2-17 |
アクセス | JR小樽駅から徒歩約13分、またはタクシーで約5分/札樽自動車道 小樽ICから車で約10分 |
駐車場 | あり |
営業時間 | 9:30〜17:30 |
料金 | 大人:700円、大学生・中高生:500円、小学生以下:無料 |
小樽芸術村
出典:PhotoAC
「小樽芸術村」は、小樽の歴史的建造物を活かした4つの施設で構成される文化複合施設です。ステンドグラス美術館、旧三井銀行小樽支店、似鳥美術館、そしてミュージアムカフェがあり、それぞれ異なる魅力を楽しめます。ステンドグラス美術館では、19世紀から20世紀初頭のヨーロッパの美しいガラス工芸を堪能でき、似鳥美術館では国内外の近代美術作品を鑑賞可能。旧三井銀行小樽支店は、豪華な大理石造りの銀行建築としてそのまま残され、当時の重厚な雰囲気を感じられます。施設間は徒歩圏内にあり、小樽運河や街並みの散策とあわせて巡るのがおすすめ。四季折々の景観と歴史・美術が融合する空間で、小樽の文化と芸術にどっぷり浸れるスポットです。
項目 | 情報 |
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住所 | 北海道小樽市色内1丁目3-1 |
アクセス | JR小樽駅から徒歩約15分(約1km) |
駐車場 | なし |
営業時間 | 5月〜10月:9:30〜17:00/11月〜4月:10:00〜16:00 |
料金 | 3館共通券:大人2,000円、大学生1,500円、高校生1,000円、中学生以下無料 |
旧荒田商会 アール・ヌーヴォーグラス館
出典:じゃらん
「旧荒田商会 アール・ヌーヴォーグラス館」は、小樽芸術村の一角を担う美術施設で、フランスのアール・ヌーヴォー期に制作されたガラス工芸を専門に展示しています。館内には、エミール・ガレやドーム・ナンシーといった巨匠によるランプや花器など、19世紀後半から20世紀前半の作品約100点が並びます。建物は1935年、海運業で栄えた荒田商会本店事務所として建築された木造2階建ての歴史的建造物で、小樽市指定歴史的建造物にも登録。小樽運河正面という好立地にあり、街歩きや観光ルートにも組み込みやすいのが魅力です。ガラス越しに感じる光の表情や、職人技の繊細さを間近で堪能できる空間は、アート好きはもちろん、歴史や建築に興味のある人にもおすすめです。
項目 | 情報 |
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住所 | 北海道小樽市色内1丁目2-17 |
アクセス | JR小樽駅から徒歩約13分/車:札樽自動車道小樽ICから約5分 |
駐車場 | なし(近隣の有料駐車場を利用) |
営業時間 | 9:30〜17:30 |
料金 | 3館共通券:大人2,000円、大学生1,500円、高校生1,000円、中学生以下無料 |
北一ヴェネツィア美術館
出典:PIXTA
「北一ヴェネツィア美術館」は、18世紀のヴェネツィアの宮殿をモデルに建てられた美術館で、小樽の街に異国情緒を漂わせています。館内に足を踏み入れると、1階には本物のゴンドラを浮かべたプールが広がり、まるでヴェネツィアを旅しているかのような非日常空間が広がります。展示室は2・3・5階にあり、約3,000点にも及ぶヴェネツィアガラスの逸品や、中世貴族の優雅な暮らしを再現した家具・調度品が並びます。豪華なガラス工芸の輝きや繊細な造形美は、訪れる人の目を奪うこと間違いなし。衣装体験コーナーでは、中世ヨーロッパの貴族衣装に身を包み記念撮影ができ、旅の思い出づくりにも最適です。館内にはカフェも併設され、アート鑑賞の余韻を楽しむひとときを過ごせます。
項目 | 情報 |
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住所 | 北海道小樽市堺町5-27 |
アクセス | JR小樽駅から徒歩約20分/南小樽駅から徒歩約10分/小樽駅より散策バス「北一硝子前」下車すぐ |
駐車場 | あり(施設利用者は無料) |
営業時間 | 8:45〜18:00 |
料金 | 大人700円、大学生・高校生500円、中学生・小学生350円 |
市立小樽美術館
出典:PIXTA
「市立小樽美術館」は、小樽文学館に併設された市民に親しまれる美術館で、小樽ゆかりの芸術家たちの作品を中心に展示しています。1階には、日本を代表する風景画家・中村善策の作品を集めた記念ホールや市民ギャラリーがあり、地元アーティストの発表の場としても活用されています。2階では、日本画家・筆谷等親や北海道洋画界の礎を築いた長谷川昇、工藤三郎など、小樽画壇初期を支えた作家たちの作品を常設展示。3階には、日本を代表する版画家・一原有徳の記念ホールがあり、独自の技法で生み出された作品群が訪れる人を魅了します。静かな館内でゆったりと鑑賞でき、芸術を通して小樽の文化や歴史を深く知ることができるスポットです。
項目 | 情報 |
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住所 | 北海道小樽市色内1-9-5 |
アクセス | JR小樽駅から徒歩約10分 |
駐車場 | あり(無料・20台) |
営業時間 | 9:30〜17:00 |
料金 | 大人300円、高校生150円、中学生以下無料、市内在住70歳以上150円 |
小樽市総合博物館
出典:PIXTA
「小樽市総合博物館」は、旧小樽交通記念館を拡充し、科学館と博物館の機能を備えた総合施設として2007年(平成19年)にオープンしました。館内外には北海道で最初に走った蒸気機関車「しづか号」をはじめ、北海道を代表する鉄道車両50両以上を保存・展示。鉄道の歴史を紹介する常設展示のほか、科学展示室や企画展示室、プラネタリウムも備え、鉄道・科学・歴史を一度に楽しめるのが魅力です。屋外展示場では、間近で車両を観察できるほか、体験乗車イベントも開催され、子どもから大人まで夢中になれるスポット。アクセスも良好で、小樽観光と組み合わせて訪れやすく、鉄道ファンはもちろん、家族連れや学習目的の来館者にも人気があります。四季を通じてさまざまな展示やイベントが行われ、何度でも足を運びたくなる博物館です。
項目 | 情報 |
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住所 | 北海道小樽市手宮1丁目3-6 |
アクセス | JR小樽駅から車で約10分、またはバスで約15分「総合博物館」下車徒歩1分 |
駐車場 | あり(無料) |
営業時間 | 9:30〜17:00 |
料金 | 大人400円(冬期300円)、高校生200円(冬期150円)、市内在住70歳以上200円(冬期150円)、中学生以下無料 |
小樽市総合博物館 運河館(旧小樽倉庫)
出典:小樽市
「小樽市総合博物館 運河館」は、明治26年に建てられた歴史的建造物「小樽倉庫」を改装し、小樽の歴史や文化を幅広く紹介する博物館です。館内は郷土史、船舶史、ニシン漁業史、生活史などのテーマに分かれて展示が構成され、港町として栄えた小樽の姿を多角的に知ることができます。特に、明治・大正期の商店を再現したコーナーは、当時の生活や商業の雰囲気をリアルに感じられると人気です。建物自体も歴史的価値が高く、赤レンガと木材の温もりが漂う空間は、展示とともに見どころのひとつ。小樽駅から徒歩圏内にあり、観光ルートの一部として気軽に立ち寄れるアクセスの良さも魅力です。港町の歴史を深く知り、当時の生活に思いを馳せるひとときを過ごせます。
項目 | 情報 |
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住所 | 北海道小樽市色内2丁目1-20 |
アクセス | JR小樽駅から徒歩約10分 |
駐車場 | あり(無料) |
営業時間 | 9:30〜17:00 |
料金 | 大人300円、高校生150円、市内在住70歳以上150円、中学生以下無料 |
市立小樽文学館
出典:全国文学館協議会
「市立小樽文学館」は、小樽ゆかりの作家や詩人の業績を後世に伝える文化拠点です。館内には、小林多喜二、伊藤整、八田尚之といった著名文学者の原稿や書簡、愛用品など、約6万点に及ぶ文学資料を所蔵。そのうち約600点が常時展示され、作家の創作過程や時代背景を深く知ることができます。展示はジャンルごとに整理され、小説や詩、歌、俳句など多彩な分野にわたる作品世界を堪能できます。また、企画展や講演会、朗読会なども開催され、文学ファンはもちろん、幅広い世代が楽しめる内容です。隣接する市立小樽美術館との併設施設となっており、美術と文学の両方を一度に味わえるのも魅力。小樽駅から徒歩約10分とアクセスも良く、観光の合間にゆったりと文学の世界に浸るひとときを過ごせます。
項目 | 情報 |
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住所 | 北海道小樽市色内1丁目9-5 |
アクセス | JR小樽駅から徒歩約10分 |
駐車場 | あり(無料/20台) |
営業時間 | 9:30〜17:00 |
料金 | 大人300円、高校生150円、市内在住70歳以上150円、中学生以下無料 |
小樽で美術館・博物館を満喫!
歴史とロマンが息づく港町・小樽には、芸術や文化を五感で味わえる美術館・博物館が点在しています。ステンドグラスの幻想的な光に包まれる空間や、ヴェネツィアの優雅な宮殿を再現した展示、北海道鉄道の歴史を伝える迫力ある車両展示など、その魅力は多彩。文学や美術、歴史資料まで幅広く楽しめるスポットが揃い、訪れるたびに新しい発見があります。市街地の観光名所と組み合わせて巡れば、より深く小樽の魅力に触れられるでしょう。芸術鑑賞の余韻に浸りながら運河沿いを散策すれば、心に残る旅の時間が広がります。次回は季節を変えて訪れ、異なる光景や展示との出会いを楽しんでみてください。
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