
青森から北海道へのフェリー完全ガイド 3社4航路の料金と所要時間を比較
記事の目次
青森から北海道を結ぶフェリーの基礎知識

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青森と北海道の間には津軽海峡があり、新幹線(青函トンネル)のほかにフェリーという選択肢があります。フェリーは車・バイク・自転車ごと乗り込めるのが最大の特徴で、大型キャンプ道具やペットを連れた旅にも対応します。まずは運航会社と出発港の全体像を押さえておきましょう。
運航している3つのフェリー会社
青森〜北海道間を運航しているのは、津軽海峡フェリー・青函フェリー・シルバーフェリーの3社です。津軽海峡フェリーと青函フェリーはともに函館航路を持ち、料金・サービスを比較しやすいのが特徴。シルバーフェリーは青森県八戸港と北海道苫小牧港を結ぶ航路として1973年4月に開設し、現在は八戸/苫小牧航路を1日4往復運航しています。
青森・大間・八戸の3つの出発港
青森県側の出発港は大きく3か所です。青森港は函館まで最短約3時間50分の主要港で鉄道アクセスも良好。大間港は函館まで約1時間30分と最短ルートですが、大間自体へのアクセスに時間がかかります。八戸港は苫小牧行きの長距離フェリーが発着し、道東・道央方面を目指す旅人に人気です。
新幹線ではなくフェリーを選ぶメリット
新幹線は新函館北斗駅まで速く到着できますが、車やバイクは積み込めず、大きな荷物にも制限があります。フェリーなら乗用車・バイク・自転車をそのまま乗せられ、船内で仮眠・食事・入浴が可能なので体力の消耗を抑えられます。夜行便を利用すれば宿泊費を節約しながら移動できる点も魅力です。
青森〜北海道フェリー4航路の料金と所要時間を徹底比較

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4航路はそれぞれ出発港・目的港・所要時間・運賃が異なります。下記のテーブルで各航路の基本情報を確認したうえで、各社の詳細を読んでみてください。料金は時期・グレードで変動するため、最新情報は各社公式サイトで確認しましょう。
| スポット・施設名 | 津軽海峡フェリー(青森〜函館) |
|---|---|
| 住所 | 青森県青森市沖館2丁目12-1 |
| 営業時間 | 24時間 |
| アクセス | JR青森駅西口からタクシー約10分、路線バス約15分 |
| 駐車場 | 無料駐車場あり |
| URL | https://www.tsugarukaikyo.co.jp/ |
| スポット・施設名 | 青函フェリー(青森〜函館) |
|---|---|
| 住所 | 青森県青森市沖館2-11-1 |
| アクセス | 青森駅東口6番のりばよりバス乗車15分、バス停「新田」下車徒歩10分 |
| URL | https://www.seikan-ferry.co.jp/ |
| スポット・施設名 | 津軽海峡フェリー(大間〜函館) |
|---|---|
| 住所 | 青森県下北郡大間町大字大間字根田内10番地 |
| アクセス | JR下北駅から車で1時間10分、バスで2時間 |
| 駐車場 | 無料駐車場あり |
| URL | https://www.tsugarukaikyo.co.jp/ |
| スポット・施設名 | シルバーフェリー(八戸〜苫小牧) |
|---|---|
| 住所 | 青森県八戸市大字河原木字海岸25 |
| アクセス | JR本八戸駅からシルバーフェリーシャトルバス(南部バス)で約20分 |
| URL | https://www.silverferry.jp/ |
津軽海峡フェリー 青森〜函館航路
津軽海峡フェリーの青森〜函館航路は、1日複数便を運航する主力ルートです。所要時間は最短約3時間50分で、スタンダードから個室・シャワー付きグレードまで幅広い船室を用意。車両スペースも広く、大型SUVやキャンピングカーの乗船実績も豊富です。早割や会員割引を活用すると旅客運賃をお得に抑えられます。
青函フェリー 青森〜函館航路
青函フェリーはリーズナブルな運賃が強みで、同じ青森〜函館間を運航。所要時間は約3時間50分〜4時間と津軽海峡フェリーと同水準ですが、旅客運賃は低めに設定されており、コストを抑えたい徒歩乗船の旅行者やライダーに支持されています。船内設備はシンプルですが、移動手段として割り切るなら十分です。
津軽海峡フェリー 大間〜函館航路
下北半島の先端・大間港から函館港までは所要時間約1時間30分と、青森県内で最も短い航路です。ただし便数が1日数便と限られており、事前予約は必須。青森東ICから、みちのく有料道路、国道279号線・野辺地町、むつ市を経由して大間まで約3時間10分(約140km)と、大間自体へのアクセスに時間がかかります。函館に素早く渡りたい場合や、下北半島ドライブとセットで楽しみたい場合に最適です。
シルバーフェリー 八戸〜苫小牧航路
シルバーフェリーが運航する八戸〜苫小牧航路は所要時間が約8時間前後の長距離フェリーです。苫小牧西港⇒八戸港は毎日4便で7時間30分〜8時間30分、八戸港⇒苫小牧西港は毎日4便で7時間15分〜8時間。夜行便が中心で、道東や道央(札幌方面)を目指す場合、青森から函館経由で北上するより距離を短縮できます。個室やツーリング向けのプランも充実しています。
車・バイク・徒歩それぞれの乗船方法と料金の目安

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フェリーは移動スタイルによって手続きや料金が大きく異なります。自分がどのパターンで乗船するかを事前に確認しておくと当日の手続きがスムーズです。以下に代表的な3つのスタイルをまとめます。
車でフェリーに乗る場合の流れ
乗用車で乗船する場合は旅客運賃+車両運賃(車のサイズによる)が合算されます。予約は各社の公式サイトかコンビニ決済・電話で可能で、繁忙期は早めに席と車両スペースを確保するのが鉄則です。当日は出発時刻の30〜60分前にターミナルへ到着し、チェックインカウンターで乗船券を受け取ります。航行中は原則として車両甲板への立ち入りが禁止されるため、船内で必要なものは事前に取り出しておきましょう。
バイクツーリングでの利用
北海道ツーリングの定番手段として、バイクフェリーは根強い人気を誇ります。料金はバイクの排気量や車長によって区分されており、原付から大型バイクまで対応。乗船時は係員の指示で固定ベルトが装着されるので、倒れる心配はほとんどありません。夏のハイシーズンは車両スペースが埋まりやすいため、予約は1〜2か月前が理想。乗船前にガソリンを満タンにしておくと、上陸後すぐに走り出せます。
徒歩乗船で安く渡る方法
最も費用を抑えられるのが徒歩(旅客のみ)での乗船です。車両運賃がかからないため旅客運賃だけで乗船でき、青函フェリーや津軽海峡フェリーではスタンダードな雑魚寝スペースを選べばリーズナブルに函館へ渡れます。青森駅や八戸駅からターミナルへはバスやタクシー、連絡シャトルを利用しましょう。
フェリーターミナルへのアクセスと船内の過ごし方

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フェリーを快適に利用するには、ターミナルまでのアクセスと船内で何ができるかを把握しておくことが大切です。乗船前の準備と、船旅を楽しむコツを紹介します。
青森フェリーターミナルへのアクセス
津軽海峡フェリーと青函フェリーが発着する青森フェリーターミナルは青森市沖館の臨海エリアにあります。JR青森駅から車・バスで10分、JR新青森駅から車・バスで10分が目安。駐車場は100台・無料が用意されていますが、長期連泊時の料金は事前確認が必要です。大間港や八戸港へは公共交通機関が限られるため、車でのアクセスが現実的です。
船室のタイプと選び方
フェリーの船室は大きく分けて、雑魚寝スタイルのカジュアル席と、ベッドや個室タイプのプライベート船室の2系統。短時間の津軽海峡渡航なら雑魚寝でも十分ですが、夜行の八戸〜苫小牧なら横になれるベッド個室のほうが快適です。繁忙期はグレードの高い船室から先に埋まるため、早期予約が重要です。
船内設備と津軽海峡クルーズの楽しみ
津軽海峡フェリーの大型船にはレストラン・売店・シャワールーム・展望デッキなどが備わっています。晴れた日の展望デッキからは津軽海峡の青い海と函館山のシルエットを眺められます。青函フェリーは設備がシンプルですが自販機や休憩スペースは整い、シルバーフェリーはすべての船舶にオートレストランや浴場が備わります。
フェリーで渡るキャンプ・アウトドア旅のすすめ

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北海道はキャンプの聖地とも呼ばれ、広大な自然の中で非日常を体験できます。フェリーなら大量のキャンプ道具をそのまま積み込めるため、荷物の制限というストレスがありません。フェリー×北海道キャンプは、アウトドア旅の理想形のひとつです。
キャンプ道具を積んで気軽に北海道へ
テント・シュラフ・クーラーボックス・グリルなど、かさばるキャンプ道具もトランクやルーフキャリアに積んだまま乗船できるのがフェリーの強み。荷物の積み替えや宅配便の手配が不要なので、出発当日の朝に積み込んでそのまま港へ向かうだけ。ソロキャンパーにもファミリーの大荷物にも対応できます。
上陸後すぐに行けるおすすめエリア
函館港に上陸した場合、函館近郊のキャンプ場へはそのまま直行できます。苫小牧に上陸すれば、支笏湖や洞爺湖エリアのキャンプ場にも比較的スムーズにアクセス可能。道東を目指すなら阿寒湖・摩周湖周辺のワイルドなサイトが待っています。どのルートで上陸するかによって最初の目的地を設定すると、旅程が組みやすくなります。
船旅を絡めた旅程プランの立て方
フェリーを使った北海道キャンプ旅では、「行き」と「帰り」で別の航路を使う周遊ルートがおすすめです。行きは青森〜函館で道南から旅をスタートし、帰りは苫小牧〜八戸で戻れば、北海道をぐるりと一周できます。夜行便を組み込めば移動時間を睡眠に充てられ、日中の観光時間を最大化できます。
・繁忙期の予約:GW・夏休みは2〜3か月前から予約を入れると安心
・夜行便の活用:移動しながら宿泊費を節約できる
・往路・復路で航路を変える:函館入り→苫小牧出など周遊ルートで道内を満喫
・上陸後のキャンプ場予約:人気サイトは早めに押さえておく
旅全体のスケジュールが決まったら、フェリー・キャンプ場・観光スポットを順番に予約し、余裕を持った行程を組みましょう。
さいごに

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青森と北海道を結ぶフェリーは、津軽海峡フェリー・青函フェリー・シルバーフェリーの3社が4航路を運航しています。短時間で函館へ渡りたいなら青森〜函館便、最短ルートなら大間〜函館便、道央・道東を目指すなら八戸〜苫小牧便と、目的地や旅のスタイルに合わせて使い分けるのが賢い選択です。
車やバイクを丸ごと積み込める点はフェリー最大の強みで、キャンプ道具を満載したアウトドア旅との相性は抜群です。夜行便を活用すれば宿泊費の節約にもつながり、旅の総コストを抑えられます。繁忙期は早めの予約が必須なので、旅程が決まり次第すぐに各社公式サイトから手続きを進めましょう。津軽海峡の潮風を感じながら、あなただけの北海道フェリー旅を計画してみてください。
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