北海道には美味しいグルメがたくさん！

北海道は、日本有数のグルメ天国。広大な大地と寒冷な気候、そして四方を海に囲まれた地形が、質の高い食材を育んでいます。札幌の味噌ラーメン、小樽の海鮮丼、帯広の豚丼、函館の洋食など、地域ごとに個性豊かな名物料理が揃っており、何度訪れても飽きることがありません。また、B級グルメやローカルフードのバリエーションも豊富。ラッキーピエロのハンバーガーや、ぱんじゅうのような懐かしいスイーツまで、北海道ならではの魅力が詰まっています。食の楽しみを目的に訪れる旅行者も多く、グルメ巡りだけでも十分に価値ある旅が叶います。次からは、北海道で絶対に外せないご当地グルメスポットを8選に絞ってご紹介します。

北海道のおすすめグルメ8選

成吉思汗だるま 本店

出典：成吉思汗だるま

札幌でジンギスカンといえば「成吉思汗だるま 本店」は外せない老舗の名店です。昭和29年創業の歴史ある店で、観光客はもちろん地元の人々にも長年愛され続けています。使用される肉は鮮度抜群で、柔らかく臭みも少ないため、ジンギスカン初心者にもおすすめです。秘伝の醤油ベースのタレは、焼きたての肉と相性抜群。カウンター越しにスタッフが丁寧に対応してくれるスタイルも親しみやすく、札幌旅行の夜にぴったりの一軒です。煙と香ばしい匂いに包まれながら味わうジンギスカンは格別で、まさに北海道グルメを象徴する体験。行列必至の人気店ですが、その価値は十分にあります。旅の思い出として、絶品ジンギスカンをぜひ堪能してみてください。

麺屋 彩未

出典：麺屋 彩未

札幌ラーメンの王道を味わいたいなら「麺屋 彩未」は見逃せません。札幌の味噌ラーメンを代表する名店で、全国のラーメンファンが足を運ぶほどの人気を誇ります。最大の特徴は、まろやかでコク深い味噌スープにほんのりと生姜を効かせたバランスの良さ。スープを吸った中太ちぢれ麺はもちもち食感で、チャーシューやメンマとの相性も抜群です。行列必至ではあるものの、並ぶ価値がある一杯。札幌市豊平区に位置し、地下鉄から徒歩数分というアクセスの良さも魅力のひとつです。ラーメン激戦区札幌において、彩未は頭一つ抜けた存在。地元の常連客と観光客が共に訪れる、まさに札幌を代表する一軒です。旅の一食に迷ったら、まずはここを選びましょう。

若鶏時代なると 本店

出典：若鶏時代なると

小樽で絶大な人気を誇る「若鶏時代なると 本店」は、創業以来60年以上にわたって愛される鶏料理の名店です。看板メニューの「若鶏半身揚げ」は、外はパリパリ、中は驚くほどジューシーで、豪快かつ繊細な味わいが特徴。骨付きの半身を丸ごと揚げたその見た目に驚きながらも、一口食べればその旨さに納得すること間違いなしです。特製の塩味が鶏の旨みを引き立て、ご飯にもビールにも相性抜群。店内はどこか懐かしい昭和レトロな雰囲気で、ゆったりと食事を楽しめます。小樽駅から徒歩圏内という立地も便利で、観光の途中にも立ち寄りやすいのが魅力。テイクアウトも可能なので、お土産にもおすすめ。小樽で食事に迷ったときは、まずはこの一軒を訪れてみてください。

ぱんじゅう 桑田屋 本店

出典：ぱんじゅう 桑田屋

小樽スイーツの定番といえば「ぱんじゅう 桑田屋 本店」。昭和20年代から続く老舗で、小さなどら焼きのような見た目のぱんじゅうは、ひとくちサイズで食べ歩きにぴったり。外は香ばしく、中には北海道産のあんこやカスタード、チョコなど多彩な餡がぎっしり詰まっています。もちっとした皮と甘さ控えめの餡が絶妙にマッチし、何個でも食べたくなる後引く美味しさです。季節限定の味も登場するので、訪れるたびに新たな発見があるのも魅力。店舗は観光名所が集まる堺町通り沿いに位置し、小樽散策の合間に立ち寄るのに最適なロケーションです。懐かしくて温かみのある味わいが旅の思い出を彩ってくれること間違いなし。小樽観光の際には、ぜひ味わっておきたいスイーツです。

旭川らぅめん青葉 本店

出典：旭川らぅめん青葉

旭川ラーメンの名店として知られる「旭川らぅめん青葉 本店」は、昭和22年創業の老舗で、地元のみならず全国からファンが訪れる人気店です。スープは豚骨と魚介のダブルスープで、醤油のコクが効いた奥深い味わいが特徴。あっさりしていながらも旨みたっぷりで、寒い旭川の地で体の芯から温まります。自家製の中細ちぢれ麺はスープとの絡みも抜群で、チャーシューやメンマとの相性も良好。昔ながらの店構えはどこか懐かしく、昭和の空気を感じながら一杯を楽しめます。旭川駅からのアクセスも良好で、観光の合間に立ち寄りやすいのも嬉しいポイント。旭川でラーメンを食べるなら、まずここを選べば間違いありません。旅の味覚に歴史ある一杯をぜひどうぞ。

元祖 豚丼のぱんちょう

出典：食べログ

帯広のご当地グルメ「豚丼」の元祖として名高い「元祖 豚丼のぱんちょう」は、昭和8年創業の老舗です。炭火でじっくりと焼き上げた豚ロース肉は、香ばしくジューシーで食べごたえ抜群。創業当時から受け継がれてきた秘伝の甘辛いタレがご飯と絶妙に絡み、何度でも食べたくなる味わいです。帯広駅からすぐの好立地で、アクセスも抜群。観光の合間に立ち寄りやすく、旅行者から地元民まで多くの人に親しまれています。豚丼はサイズが「梅・竹・松・華」と選べるので、お腹の空き具合に応じて調整できるのも嬉しいポイント。シンプルながら深みのある味で、食べれば誰もが笑顔になる一杯。帯広を訪れたら必ず食べたいグルメとして、多くの人に支持され続けています。

五島軒 本店

出典：五島軒

函館の歴史と共に歩んできた「五島軒 本店」は、明治12年創業の老舗洋食店。重厚感あるクラシカルな内装の中で味わう料理は、まさに“食のタイムスリップ”とも言える体験です。看板メニューの「明治のカレー」は、ビーフの旨みが凝縮された濃厚な欧風スタイルで、一口ごとに重厚なコクと奥深さを感じられます。カレーの他にも、シーフードグラタンやビーフシチューなど、どれも本格的な味わいが楽しめます。店舗は元町エリアに位置し、観光地からのアクセスも良好。美しい街並みと歴史的建造物が残る地域での食事は、旅の特別感を高めてくれます。函館を訪れたら、ただの食事ではなく、歴史と格式を味わえる特別なひとときを五島軒でぜひ堪能してみてください。

ラッキーピエロ

出典：ラッキーピエロ

函館を中心に展開する「ラッキーピエロ」は、ご当地グルメの代表格ともいえるユニークなハンバーガーショップです。店舗ごとに異なる内装が楽しめ、まるでテーマパークのような世界観に包まれながら食事を楽しめます。一番人気の「チャイニーズチキンバーガー」は、甘辛ダレを絡めた鶏の唐揚げがサンドされ、ジューシーでボリューム満点。フライドポテトやラキポテ、ラッキーエッグバーガーなども人気で、全メニューが独創的かつ地元密着型の味です。観光客のみならず、地元民にも日常的に愛されているのがこの店の魅力。函館観光の際には、ぜひ一度足を運んでみてください。ここでしか食べられない個性的なグルメ体験が、旅の忘れられない思い出になるでしょう。

北海道でグルメを満喫しよう！

北海道は、地域ごとに個性豊かなグルメが揃うまさに“味の宝庫”です。札幌のラーメン、小樽の若鶏、帯広の豚丼、函館の洋食やハンバーガーなど、ジャンルの幅広さと味のクオリティは全国トップレベルと言っても過言ではありません。どの料理も、その土地の歴史や風土と深く結びついており、食べることで北海道という土地を体感できる魅力があります。今回ご紹介した8スポットは、どれも観光とセットで楽しめる絶好のグルメばかり。旅先でのひとときを豊かにしてくれる名店ばかりなので、ぜひスケジュールに組み込んで訪れてみてください。お腹も心も満たされる北海道グルメの魅力を、あなた自身の旅でたっぷり味わってください。